講演会・セミナー講師は稼げる?年収や講師業の将来性について解説
この記事では、講演会やセミナー講師の気になる年収について解説。講師の将来性や、やりがいや実態もご紹介します。
「講演会やセミナーの講師を始めたいけど、年収はどのくらいなんだろう?」
「講師業はこれからも需要がある仕事なのかな?」
このような疑問を解決します。講演会やセミナー講師を目指す方に役立つ情報を知りたい方はぜひご覧ください。
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講演会・セミナー講師は稼げる?年収や講師業の将来性について解説
目次
講演会・セミナー講師の年収相場
講演会・セミナー講師の年収相場はどのくらいなのか、気になりますよね。
半日から2日の日程で講師を担当する場合は、年収700万〜1,000万円程度を稼ぐ方が多いです。セミナーの内容や講師の実績、人気度によっては年収1,000万円以上も期待できるでしょう。
ただし、年収は経験や人気、実力によって大きく変わります。
年収は人によって異なるため、講師になったからといって思うように稼げるわけではありません。稼げる人気講師になるためにも、自己研鑽を大切にしたいですね。
また、セミナー会場までの交通費や宿泊費などの経費が支給されるかどうかによって、実際の手取り額が変わる点にも注意しましょう。
講師としての知名度や実績を積み重ねることで、より高額な報酬を得られる可能性が高まります。そのためには、講演の技術や内容をブラッシュアップし続けることが重要です。
講演会・セミナー講師が年収アップを目指す方法
年収アップを目指すには、講師の経験を積んで実績をつくることや知名度を上げることが効果的です。
知名度を上げるためには、以下の活動が有効でしょう。
・ホームページの作成
・名刺の作成
・セミナー内容のチラシ作成
・ブログ作成
・メールマガジンの配信
・SNSの活用
これらの活動を通じて、自分の存在や提供できる価値を広く知ってもらうことができ、年収アップの鍵となるでしょう。
講演会・セミナー講師のやりがい
講演会・セミナー講師の仕事には、以下のやりがいがあります。
・人々に気づきや学びを与えられる
自分が持っている専門知識や経験を共有することで、参加者の視野を広げ、新たな発見をもたらすことができます。また、参加者が抱える課題や悩みに対して、具体的な解決策や新しい視点を提供することで、問題解決のサポートができます。
・自分の専門知識やスキルを活かせる
長年培ってきた専門知識やスキルを最大限活用し、参加者に伝えられるのもやりがいのひとつです。他にも、参加者からの質問や意見を通じて、自分の専門分野に対する新たな視点や気づきを得ることができます。
・参加者の成長と成果を実感できる
講演会やセミナー中の参加者の反応から、自分の講演が与える影響を直接感じ取ることができます。さらに、セミナー後に参加者から成功事例や感謝の声を聞くことで、講演がビジネスや個人の成長に貢献したことを実感できるやりがいもあるでしょう。
このように、自分の言葉で多くの人に影響を与え、参加者の満足した表情を見られることは大きな達成感につながります。また、知名度が上がり、自分を頼ってくれる人が増えていくことにも喜びを感じられるでしょう。
講演会・セミナー講師の大変さ
一方で、講演会・セミナー講師の仕事には大変な面もあります。人に何かを伝える仕事は、簡単なことばかりではありません。
ここでは、講演会やセミナーの講師が感じる大変さを紹介します。
・講義以外のコツコツとした準備作業が多い
資料作成やマーケティング、SNSでの宣伝やプレゼンの練習など、見えないところでの準備や努力が必要です。
・多忙な勤務環境
セミナーの準備やフォローアップに加え、新規案件の獲得なども行う必要があります。また、不規則な勤務時間になったり、長距離移動が必要になったりする場合があります。
・参加者のニーズへの対応
さまざまな参加者のニーズがある場合、応えるための工夫が必要です。例えば、知識レベルや経験に大きな差がある場合や、さまざまな業界の参加者がいる場合などです。
ニーズが多岐にわたる場合でも、全員の満足度を高める内容を提供する大変さがあるでしょう。
・プレッシャーとストレス
参加者アンケートなどでの評価が次の仕事に直結するため、常に高評価を維持するプレッシャーがあります。毎回のセミナーで高いパフォーマンスを発揮し続ける必要があり、精神的な負担が大きくなるかもしれません。
講演会・セミナー講師になるには?
講演会やセミナーの講師になるための主な方法は、以下の3つです。
・講師派遣サービスに登録する
・フリーランスで活動する
・企業で講師として勤務する
講師を始めたばかりの場合、講演サーチのような講師派遣サービスに登録するのが比較的取り組みやすい方法でしょう。
一方、フリーランスになって活動する方法もあります。フリーランサーになるのは自由度が高い反面、集客や運営のすべてを自分で行う必要があることも覚えておくと安心です。
初期段階で大切なのは「自分の専門知識や経験を活かせるテーマから始めること」です。大規模な講演会やセミナーでなくても、小規模な勉強会や情報共有会から始めて、徐々に規模を拡大していくのもよいでしょう。
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講演会・セミナー講師の将来性
講演会・セミナー講師の将来性は、比較的高いといえます。理由は以下の4つです。
人の学習意欲は常に存在するから
「新しい知識を得たい」「いろいろなことを学びたい」と思う人の気持ちは、いつの時代も変わらないものです。講演会やセミナーの講師は、こうした学習意欲を満たすためのひとつの役割を果たしています。
ビジネスに役立つ知識やスキルだけでなく日常生活に使えるスキルをテーマにした講演テーマも数多くあるように、人はさまざまな分野に興味を抱きますよね。
昨今では、自然災害や異常気象の増加を理由に防災をテーマにした講演を開催する組織が増えています。時代の変化に合わせて学びたい内容は変わっていくものなので、需要に合った講演ができると将来性は失われにくいといえるでしょう。
オンラインでの講演会・セミナーの普及しているから
新型コロナウイルスの影響もあり、オンラインで開催される講演会やセミナーも以前に比べて増えました。オフラインにはないメリット(開催場所を選ばないなど)から今後も安定的に開催されると考えられるため、講師の活躍の場も拡大していくでしょう。
場所の制約なく活躍できるのはオンライン講演やオンラインセミナーのメリットですよね。もちろん対面での開催も根強い人気があるため、オンラインもリアル開催もどちらも対応できるとよいでしょう。
企業の人材育成が課題となっているから
厚生労働省が公表した「令和5年度「能力開発基本調査」の結果を公表します」によれば、人材育成に課題があると考える企業は年々増加しています。
令和5年度能力開発基本調査
引用:厚生労働省「令和5年度能力開発基本調査」22ページ-図33 人材育成に関する問題がある事業所
ではなぜ人材育成に問題があると感じる企業が増えているのでしょうか?
その大きな理由は「指導する人材が不足している」からです。
厚生労働省が公表した「令和5年度「能力開発基本調査」の結果を公表します」では、人材育成に関する問題点が具体的に挙げられています。
令和5年度能力開発基本調査
引用:厚生労働省「令和5年度能力開発基本調査」22ページ-図34 人材育成に関する問題点の内訳(複数回答)
人材育成をテーマとする講演会やセミナーの講師の場合、こうした企業への需要を満たせると期待できるでしょう。
ただし、単に知識や講演スキルを持っているだけでなく、人々の心を掴んで信頼されるセミナー講師になることがとても重要です。
自身のスキルや知識をアップデートし続けることも、長期的に成功し続けるためには欠かせません。
まとめ
講演会やセミナーの講師は、きちんとした戦略立てと努力次第で高収入を得られる可能性のある職業です。しかし、高収入を目指すだけでなく、参加者に価値を提供し社会に貢献するという姿勢が重要です。
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