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講師特別インタビューvol.1【人材育成のスペシャリスト 今井千尋氏】

講演サーチにはさまざまな業界で活躍する講師が多数在籍しています。
講師特別インタビューでは、並み居る講師のなかからお一人をピックアップ。

今回は、人事・人財育成・人財開発といった「人財」のプロフェッショナルである今井千尋氏にインタビューしました。かのDisney、USJでどのように人材と関わってきたのか、今井氏のお人柄や考え方の片鱗がみえるインタビューです。

講師としての今に至るまで

スタッフ:まず初めに、簡単なご経歴や自己紹介をお願いします。

今井:株式会社ワンダーイマジニアで代表取締役をしております、今井千尋と申します。
現在は、横浜と渋谷の2拠点で、企業様向けに人事・人財育成・人財開発コンサルティング領域のサポートをしています。

私は“コモンズ”という立場で、所属企業・スタートアップ企業様・これから起業を考えている学生・社会人の皆様を支援する有識者として、支援活動をさせていただいています。

スタッフ:そうなんですね。

今井:私のキャリアは、オリエンタルランドという会社からスタートしました。
オリエンタルランドと聞いてピンとくる方も多いかと思いますが、東京ディズニーリゾートを運営する会社です。ディズニーランドに加えて新しく「東京ディズニーシー」がグランドオープンする時期に私は人財育成の仕事を担当していました。
今井さん01
その後、ユニバーサルスタジオジャパンを運営する、株式会社ユー・エス・ジェイ(現合同会社ユー・エス・ジェイ)に入社しました。私はパーク全体の人財育成に関わる部署をほぼ全てに配属され、とても良い経験を積ませて頂きました。特に「ユニバーサルアカデミー」という企業内大学を一から立ち上げるという、なかなか体験できない貴重な機会にも巡り合えたのは良い経験です。

その後、東京の人財育成・人財開発コンサルティング会社で取締役として経営にも参画しながら、人事領域のサポートをしてきました。

2017年には初めて出版した書籍が「HRアワード2018(日本の人事部主催)」にノミネートされ、全国の人事の皆様から多大なご支援とご評価を頂きました。

2019年には自分自身の今後を考えるような機会に巡り合わせ、株式会社ワンダーイマジニアを立ち上げています。

スタッフ:ディズニーパークやUSJでのご経験をお持ちの講師は珍しいように感じます。

今井:私の得意分野は、テーマパーク時代に積み重ねた経験とプロ講師として積み上げてきたノウハウを融合した「テーマパーク流人材育成・人材開発」です。
実はテーマパーク業には、約400職種くらいの仕事が関わっています。それはまさに「1つの町」と捉えられるほどの規模。多種多様なスキルを持った人が集まり、あの素晴らしい場が出来上がっているのです。

それらを通して学んだ心理学や人財育成ノウハウ、知識を新たに組み合わせてメソッド化し、人材関連で困っている企業様の課題解決ができるように、日々全国を駆け回っています。

スタッフ:ということは、いろんな方面に役立つことができると。

今井:そうなんです。テーマパークの中でも運営関連、エンターテイメント関連、飲食関連、物販関連、技術関連…など数えきれないほどの仕事がありました。そのノウハウや経験を基に、今ではどんな内容のご相談でも対応させて頂いています。

「業種業界問わず、困っている人やチームがあれば、人材育成・人財開発はできる!」
「すべての企業の価値は人から創られる!」

という考えを大切にして、企業様それぞれの課題に合わせた解決手段を実行しております。

運と縁と恩が今をつくっている

スタッフ:お伺いしていると、運と縁が強く、ご自身で引き寄せているように感じます。

今井:そうですね、周りの方々がすごく助けてくれるというか。
私が研修中によく言うのが、
「あなたは助けてもらえる人ですか?」ということです。

スタッフ:とてもいい問いかけですね。

今井:「助けてもらえる」って、言葉では簡単に言えますよね。でも「助けてもらえる」状態を複雑な人間関係の中で創り出すには、それ相応の人間性や人間力が必要です。日ごろのその人自身の「あり方」がとても影響してくるのです。

自分自身が「助けたい」と思って頂ける存在として、日頃から相手に対してどのように考え、接しているのか。お互いを大切にし、助け合う関係性についても、講演や研修の中でお話しさせていただいています。
今井さん2
スタッフ:いいですね。
そもそもテーマパークと人材育成は連動しにくいですよね。テーマパークと聞くと、なんとなく「サービス業の研修なのかな」と勝手なイメージをしてしまうんですけど、テーマパークを運営に関わる多種多様な職種や業種に触れるのは、ものすごく凝縮されたご経験だと感じました。

今井:確かに特殊な環境で育ってきましたよね。他社様では体験できない貴重な経験になったと思います。

これまでの経験やノウハウに私流のスパイスを加え、「私だったら、こう伝える」「こう落とし込むとより深く伝わる」という秘伝のタレをお話をさせて頂いています。これは、先人から伝えて来て頂いたことを後世に引き継いでいくというような考えを私自身は持っているんです。

そのことを“恩送り”と呼んでいます。

“恩送り”という価値観を大切にしていて、自分自身が学んだことを、どれだけ社会の為、企業現場の皆様の為に、還元して次の世代につなげていけるのかっていうことを常に意識しています。こうやってお話することで化学反応が起きて、また新しい価値が生めればいいなあと思いますね。

「研修」と「トレーニング」は目的が違う

スタッフ:「自分で講師をやろう」「これを恩として皆に伝えていこう」となったきっかけはありますか?

今井:テーマパークでの人財育成担当としての経験がきっかけといえます。

僕が一貫して思うのは「参加している人が研修をどう捉えるのか」がすごく重要だということです。

研修ってどんなイメージを持ちますか?

大きく2パターンあって、「研修は面倒。どうせ何も変わらないでしょ」というパターンと、研修を受講したら「魔法みたいに状況が変わるんでしょ」ってパターン。

実は有難いことに、私の良い評判を聴いた社長様から「今井さんの研修受けると業績が上がるらしい」とお声がけいただくことがあります。ただそれは少し解釈が違うんですよね。

人は研修で変わるんじゃなくて、トレーニングで変わるんです。
トレーニングとは、現場業務ですね。研修で学んだことを現場で実践を通して、反復しながら活かせなければ、研修をやっても変わらない。

しっかりと段どってやれば必ず変わる、省略して行えば相応の結果しかでない、という正直さが研修にはあるんです。

スタッフ:確かに研修を「受けて終わり」にしないことが大切ですよね。

今井:「研修」とは、知らなかったことを知り、気づきを得るなど、「分かる」という視点で爆発的な力を発揮することです。

しかし、「分かる」と「できる」は別物なんですよね。

「できる」ためには、トレーニングが必要です。しっかりと学んだことを習得するサイクルを回せる学習設計があれば、人財は絶対に輝きます。講師はその学習設計まで担う責任があるのではないでしょうか。

私はこれまでの出逢いや学び、関わりの中で、

「今井さんに逢えてよかった」
「あの時の研修が自分の中の心の支えになっています」

というような、本当に人財育成をしてきてよかった!と思える、ありがたいお言葉と機会に恵まれてきました。

私たちの仕事は、人の記憶に残る、責任ある仕事なのです。

記憶に残る為には、その研修の瞬間だけでなく、人の成長が加速するトレーニングにも意識的に関わりを持ち、その人の成長に真摯に向き合い、その人の成長に責任を持つということなんです。

建設業の方が、自分の創ったものが街に残るのが素晴らしいように、僕たちの仕事もかたちに残らない仕事なのかもしれないけれど、その人の心の中にレガシーとして残っていくのではないでしょうか。

その経験がその人の人生に大きく関わるような分岐点として残っていく。すごく素晴らしい仕事をしているなと、テーマパーク時代からすごく感じていました。

「この仕事って一生かけて極めていったら、絶対自分もうれしいし、周りの方も喜んでくれる。それがやりがいにつながるだろうな。自分の足跡を残していけるだろうな」と思ったのがきっかけです。

スタッフ:ありがとうございます。

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