柳家 一琴 やなぎや いっきん
柳家一琴(やなぎやいっきん)氏プロフィール
略歴
1967年 京都生まれ大阪府茨木市育ち
1988年 柳家小三治に入門 前座名柳家桂助
1992年 二ツ目昇進 三代目横目家助平
2001年 真打昇進 柳家一琴に改名
2003年 立川志らく主宰の劇団「下町ダニーローズ」旗揚げ公演から参加(2009年まで)
講演テーマ
笑顔で健康 笑いでつなぐコミュニケーション
提供する価値・受講者へ伝えたい事:
健康、免疫力アップのためには、笑いは欠かせません。
人と人とのコミュニケーションも、笑いがつないでくれます。
皆さんが元気になっていただけるように、噺家ならではの笑いの効能を、落語と一緒にお届けします。
明るい一票 うれしい未来
想定する受講者:
小学生・中学生・高校生から、明るい選挙推進委員の皆様まで、どなたでも。
提供する価値・受講者へ伝えたい事:
一票の大切さとはいうけど、それってどんなことなのでしょうか?投票するってどういうこと?
明るく楽しくわかりやすくお話します。
講演概要:
選挙がなかった江戸時代、ついうっかり選ばれてしまった悪代官。そして苦しむ庶民・・・。
現代の私たちは選挙権を当然のようにもっていますが、その獲得には長い歴史と先人たちの苦労があったのです。
投票に行くことの大切さ、一票の重さをお話します。
事故も破門も油断から~笑いでつなぐコミュニケーション
想定する受講者:
安全大会の参加者様
提供する価値・受講者へ伝えたい事:
何で安全大会の講師で噺家?そう思われた方、貴方は正しいです。
噺家は皆さんのように重いモノを持つ事もしませんし、何かを生産する訳でもありません。
仕事時間も短く、また仕事中は座布団に座ってお喋りしているだけです。じゃ、何で安全大会の講師で噺家??
噺家は一人前になるまでに、かなりつらい修業をします。
厳しい師匠の元、4~5年の前座修業期間があるのですが、一体何の修業をすると思いますか?
落語の修業?実はそうではないんです。
相手が何を考えているかを察知して、どうすればその人が喜んでくれるのかを判断する力を養うのです。
しかし最初は一生懸命修業している噺家の卵も、慣れてくるとだんだんいい加減になって手を抜くようになります。
「入門当初は真面目に修業していたのに、半年もすると、生まれた時からここに住んでいたんじゃないかというくらい大きな顔をしてうろつくようになる(おかみさん談)」。
我々の世界、ひとつのしくじりで職を失う事になります。
おそらく皆さんにとっても、作業中気を付けなくてはならないのは「慣れる事によっての油断」ではないでしょうか。
ひとつの油断が、大きな事故につながります。
噺家がしくじりを無くして無事に修業期間を勤め上げるのは、皆さんが日頃気を付けている事と同じだと思います。
落語家の修業話から、何かヒントになる事を見付けていただけると嬉しいです。
講演概要:
①修業は掃除から~見えないところに気を配ろう
②落語は二度目に失敗する!一度成功した事に対する油断
③ひとつの嘘が大きな嘘につながる
④笑顔はすべて自分の為
落語に学ぶコミュニケーション力
~幼児の頃から育む「話を聞く力」「想像力」~
想定する受講者:
幼稚園や小学校の先生、または幼稚園児、小学生の子どもを持つ親。
学級崩壊、落ち着きの無い子ども、人の話を聴かない・・・など。
提供する価値・受講者へ伝えたい事:
最近とみに、人と上手くコミュニケーションが取れなかったり、上手に人の話が聞けない子どもが目立ちます。
それは小さい頃から人の話を聞く機会が無いからです。
テレビや絵本とは違い、落語は話を聞くだけではなく、想像力を養ういい教材になります。
江戸時代から続く伝統芸能を通じて、人の話を聞ける子どもを育てましょう。
講演概要:
■1部:講演(30分~45分)
○落語とは
・落語の歴史
・楽しみ方
・実演付き解説
○話の聞ける子どもに育てるコツ
■2部:落語公演(35分~45分)
幼児も楽しめる落語
子ども落語会
提供する価値・受講者へ伝えたい事:
都内には4軒の寄席がありますが、小さなお子様の入場はお断りしています。
大人対象の寄席の場合、お子様には難しく、すぐに飽きてしまって、騒いだり泣いてしまったりして、他のお客様のご迷惑になってしまうからです。
しかし、想像力を身につけるには、やはり子どものうちから落語を聞くのはとてもいいことです。
そこで、幼稚園や学校、あるいは近所の公民館などで、子ども対象の落語会を企画してみてはいかがでしょうか。
大人向けに語る落語は難しい言葉がたくさん出てきたり、笑いだけでなく、人情噺や怪談噺などをやりますが、お子様対象の落語会は分かりやすく、出来るだけ面白い落語を演じます。
是非この機会に、落語会を企画してみてください。
講演概要:
◎公演時間はおよそ35~40分となっています。
【公演の流れ】
■落語の解説 10分 (落語を分かりやすく解説いたします)
■落語1席 15分 (対象者に合わせてネタを決めます)
■余技の紙切り 10分 (紙とハサミを使い、即興で色んな形を作ります)
※特技といたしまして、「紙切り」がございます。
他の噺家はやりませんので、落語と紙切りのセットで全国を回っています。
是非この機会に、お子様とご一緒にお楽しみください。
受賞歴
1994年 第60回若手花形演芸会金賞受賞
2001年 にっかん飛切落語会努力賞受賞
映画出演
1997年 立川志らく監督 『異常暮色』
1999年 立川志らく監督 『死神パラダイス』
2002年 立川志らく監督 『SF小町』
2004年 立川志らく監督 『不幸の伊三郎』
ラジオ
練馬放送「柳家一琴のねりらくご」(2012年5月~)
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