【2024年最新】オンライン講演で使える無料ウェビナーツール8選を徹底比較!おすすめツールの特徴をご紹介
無料で利用できるウェビナーツールにはさまざまなものありますが機能面での違いは大きく、目的に合わせた適切な選択が重要です。
本記事では2024年最新のおすすめ無料ウェビナーツール8選を徹底比較します。各ツールの特徴や無料ツールのメリット・デメリットを詳しく解説しているので、ウェビナー準備の参考にお読みください。
オンライン講演を開きたい!でも何で配信すればいいの?
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無料で使えるツールのなかから、おすすめをご紹介します!
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【2024年最新】オンライン講演で使える無料ウェビナーツール8選を徹底比較!おすすめツールの特徴をご紹介
目次
ウェビナーとは
ウェビナーとは、オンライン形式の講演会やセミナーのことを指します。Webセミナーやオンライン講演と名称は違いますが、内容はほとんど変わりません。場所を選ばずに開催や参加ができる大きなメリットがあります。
新型コロナウイルス感染拡大により、対面型のイベントが制限され、ウェビナーの需要が一気に高まりました。感染リスクを抑えながら、リアルタイムでたくさんの人たちと繋がれる点が評価されたためです。
この新型コロナウイルスのパンデミックを経て、ウェビナーは単なる替わりの手段ではなく、新しいセミナーの場としてスタンダードとなりつつあります。
オンライン講演とは何か、初めての方でもわかりやすい解説はこちらの記事をお読みください。
無料のウェビナーツール8選
オンラインセミナーの普及に伴い、ウェビナーツールは海外製・国内製問わず増加傾向にあるため、ツール選びに苦労している人は多いのではないでしょうか。また、ツールによって料金やプラン内容もさまざまなため「すぐに有料版を契約するのは躊躇してしまう」方もいると思います。
ここでは無料で利用できるウェビナーツールを8つご紹介します。
1.Zoom Webinars
2.YouTubeライブ
3.Microsoft Teams
4.Google Meet
5.Skype
6.Cisco Webex Events
7.Giga Cast
8.Cocripo
多くのツールがあるとどれが適しているのか迷いやすいですが、開催するウェビナーの目的や、参加者に合わせたツール選びが重要です。それぞれの特徴を踏まえて、ぴったりのウェビナーツールを選びましょう。
1.Zoom(ズーム)
「オンラインミーティングといえばZoom」のイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。
Zoomには「Zoom Webinars」というウェビナー専用の機能があります。5つのプランがあり、グレードがあがるほどできることが増えていきます。
無料プランでも参加者の定員が最大100人という多さや、録画や画面共有の機能が使えるのはメリットですが、利用時間が40分までと短い点に注意が必要です。グレードを1つあげると、年額21,250円(※)で1ウェビナーごとに最大30時間の利用が可能になります。
(※2024年3月時点)
Zoom Webinarsの無料プランでできること(一部)
利用可能時間(1ウェビナーあたり) | 40分まで |
参加者定員 | 100人 |
アーカイブ録画 | 可能(ローカルドライブのみ) |
画面共有 | 可能 |
チャット機能 | あり |
参考:Zoom公式サイト(新しいタブで開きます)
2.YouTubeLIVE(ユーチューブライブ)
世界的に有名な動画配信サイト「YouTube」にも、ウェビナーのツールとして利用できる「YouTubeライブ」があります。アーティストのライブ配信などを、YouTubeライブを通して見たことがある方もいるのではないでしょうか。
「ウェブカメラ配信」「モバイル端末配信」「エンコーダ配信」の3つの配信方法があります。いずれの場合もGoogleアカウントとYouTubeでのチャンネル開設が必要です。ウェブカメラ配信はチャンネル登録者数の制限がないため、手軽にウェビナーを開催できるでしょう。
YouTubeライブには、ウェビナー参加者が音声で発言する機能はなく、質問がある場合はコメント機能を使います。そのため、双方向よりも単一方向のウェビナーに向いています。
YouTubeライブの無料プランでできること(一部)
利用可能時間(1ウェビナーあたり) | 無制限 |
参加者定員 | 無制限 |
アーカイブ録画 | 可能 |
画面共有 | 可能 |
チャット機能 | あり |
参考:YouTubeライブを行う方法:YouTube公式(新しいタブで開きます)
3.Microsoft Teams(マイクロソフト チームズ)
エクセルやワードなど、ビジネスパーソンのパソコン作業に必要不可欠なソフトウェアを提供するMicrosoft社が製作したウェビナーツールです。ウェビナーの基本的な機能に加え、ファイル共有なども可能です。
無料プランでは、グループ会議が60分までと短く設定されている点に注意しましょう。
Microsoft Teamsの無料プランでできること(一部)
利用可能時間(1ウェビナーあたり) | 60分まで |
参加者定員 | 100人 |
アーカイブ録画 | 不可 |
画面共有 | 可能 |
チャット機能 | あり |
参考:Teams:Microsoft公式(新しいタブで開きます)
4.Google Meet(グーグルミート)
Google MeetはGoogle社が提供するウェビナーツールです。無料プランは100人までの参加に対応しています。Googleアカウントさえあれば、誰でも無料で利用可能です。
主な機能として、高画質配信、画面共有、バーチャル背景、チャット機能などがあります。
Google製品と連携しているため、Google カレンダーとの予定の同期やGoogleドライブでのファイル共有も可能です。セキュリティ対策も万全で、会議用のURLを知っている人しか参加できません。
Google Meetの無料プランでできること(一部)
利用可能時間(1ウェビナーあたり) | 60分まで(参加者3人以上の場合) |
参加者定員 | 100人 |
アーカイブ録画 | 不可 |
画面共有 | 可能 |
チャット機能 | あり |
参考:Google Meet:Google公式(新しいタブで開きます)
5.Skype
「テレビ電話の老舗」のSkypeも、ウェビナーツールとして活用できます。
Microsoft社が提供するツールで、以前はパソコンやスマートフォンなどのデバイスにSkypeアプリをインストールする必要がありましたが、現在はインストール不要です。ウェビナーのURLさえ共有すれば、誰でも簡単にアクセスできる特徴があります。
主な機能は、ビデオ通話、音声通話、チャット、画面共有などです。99人までの参加者に対応しているため、比較的小規模な会議やウェビナーにも活用できます。
Skypeの無料プランでできること(一部)
利用可能時間(1ウェビナーあたり) | 24時間まで |
参加者定員 | 99人 |
アーカイブ録画 | 可能 |
画面共有 | 可能 |
チャット機能 | あり |
参考:Skype公式サイト(新しいタブで開きます)
6.Cisco Webex Webinars(旧 Webex Events)
Cisco Webex WebinarsはアメリカのIT企業であるシスコ社が手がけるオンラインミーティング用ツールです。高画質でのライブ配信、スライドやビデオの共有、チャット機能、投票機能などが備わっています。
100言語以上をリアルタイムで翻訳する機能(オプション)があり、外国人従業員が多い企業ではこの機能が役に立つでしょう。
無料プランでは、利用可能時間が40分までと短く設定されています。長時間のウェビナーを開催するようであれば、有料プランへのアップグレードを検討すべきかもしれません。
Cisco Webex Eventsの無料プランでできること(一部)
利用可能時間(1ウェビナーあたり) | 40分まで |
参加者定員 | 100人 |
アーカイブ録画 | 可能(ローカルドライブのみ) |
画面共有 | 可能 |
チャット機能 | あり |
参考:Cisco公式サイト(新しいタブで開きます)
7.Giga Cast(ギガキャスト)
ギガキャストは、テクノロジー系企業のロゴスウェア株式会社が提供するウェビナーツールです。「プレゼン特化型」を謳っており、セミナー中にスライドへマーカーをひいたり、参加者からアンケートを集めたりできます。
すべてのプランが有料ですが、1社1回に限り無料体験が可能です。無料で試してみてから、購入を検討できるのは安心ですね。
Giga Castの無料体験デモでできること(一部)
利用可能時間(1ウェビナーあたり) | 無制限 |
参加者定員 | 500人 |
アーカイブ録画 | 可能 |
画面共有 | 可能 |
チャット機能 | あり |
※共有クラウド・プリペイド制の場合
参考:Giga Cast公式サイト(新しいタブで開きます)
8.Cocripo(コクリポ)
日本企業である株式会社イノベーションが手掛ける日本製ウェビナーツールです。プレゼンテーションやコンテンツ共有、チャット機能、アンケート機能などを備えています。1,000人までの同時接続(有料)に対応しているため、大規模なウェビナーの開催が可能です。
また、専用アプリのインストールが不要なので導入が簡単なのが嬉しいポイントですね。
録画データのダウンロードや参加者管理機能の強化など、ビジネス向けの有料オプションサービスも用意されています。プランは「ビジネス」と「エンタープライズ」があり、どちらも有料ですが、初月無料なので試験的に利用することができるのも魅力的です。
ビジネスプラン(初月無料)でできること(一部)
利用可能時間(月間) | 10時間 |
参加者定員 | 100人 |
アーカイブ録画 | 可能 |
画面共有 | 可能 |
チャット機能 | あり |
参考:Cocripo公式サイト(新しいタブで開きます)
無料のウェビナーツールのメリット・デメリット
ウェビナーツールには、有料版と無料版の両方のプランが用意されている場合が多いです。どちらのプランにするかは、導入の目的や参加者の規模などのほかに、それぞれのメリット・デメリットを十分に検討してから決めるとよいでしょう。
ここではウェビナーツールの無料版について、メリットとデメリットを解説します。無料版でウェビナーを開催するのか、有料版へ移行するのかを決める際の参考にしてください。
メリット
無料プランの最大のメリットは、費用がかからずコストを抑えられる点です。また、初めてウェビナーを開催する際のテスト利用にも、無料プランは適しています。
機能は制限されるものの基本的な配信は可能なため、小規模のウェビナーなど簡易的用途であれば無料プランで十分な場合があります。
デメリット
一方で、無料プランにはさまざまな制限があることが多く、機能面での制約を受ける可能性が高いでしょう。例えば、参加人数に上限があることや配信時間の制限、そしてアーカイブ録画には未対応など、本格的な運用では不便が生じる可能性があります。
また、有料プランに比べてセキュリティ面での保証が十分でない場合もあり、機密性の高い情報の扱いには注意が必要です。
どのプランにするかは、ウェビナーの目的や必要な機能、予算などを総合的に考えて判断する必要があります。本格的な導入の前に、無料プランでサービスの内容を確かめるのも賢明な方法でしょう。
ビジネスでのウェビナー開催は講演サーチにお任せください
ビジネスでのウェビナーの成功は、ツール選びが鍵を握ります。無料プランと有料プランでは機能面での違いが大きく、目的やウェビナーの規模、必要条件によって最適なツールは変わってきます。大人数への対応やセキュリティなど、高度な要件が求められる大規模のウェビナーでは、有料プランの導入がおすすめです。一方、小規模なウェビナーであれば、無料プランで十分かもしれません。
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