【例文あり】警察宛の講師派遣依頼文テンプレート!安全や防犯について学ぼう
講演会のテーマが防犯や交通安全などの場合、警察に講師をしていただくこともあります。その場合は講師派遣の依頼文を送らなければなりません。
本記事では、警察への講師派遣依頼文のテンプレートと、警察による講演会テーマの実例などをご紹介しています。
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【例文あり】警察宛の講師派遣依頼文テンプレート!安全や防犯について学ぼう
目次
警察に講演依頼をするなら依頼文を送ろう
講演会やセミナーなどでは、講師を呼んで話をしていただくことがありますよね。講師を呼ぶ場合は、講師の方に出講を依頼する依頼文を送らなければなりません。
講演会などのテーマによっては、警察官などの公務員に講師をしていただくこともあるでしょう。公務員に講演を依頼する場合であっても、丁寧に依頼文を送る必要があります。
講演会の依頼文は紙の文書であってもメールであっても問題ありませんが、メールで依頼するのが一般的です。
電話のみで講演依頼をするのは失礼にあたるケースがあるため注意しましょう。
警察への講演依頼は所属長宛てに送ろう
警察などの組織に所属している方に依頼する場合、所属長宛てに送るのが一般的です。
組織はチームで動いており、所属長が講演会などの予定を知らないと業務に支障をきたす恐れがあるため、迷惑がかかってしまいますね。
そのため、講師本人だけでなく所属長の許可が必要となります。警察の場合は“警察署長”が所属長にあたるため、警察署長宛てに送りましょう。
また、依頼文は郵送やメールで送るのが一般的ですが、警察に依頼する場合は最寄りの警察署または市役所に申請書を記入して提出するパターンもあります。
どのような方法で依頼するかは警察署や地域によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
警察宛:講師派遣の依頼文テンプレート
警察に講師を依頼する場合、申請書があれば必要事項を記入して提出すれば依頼が完了します。
しかし、警察署によっては申請書がない場合もあり、その場合は自分で依頼文を作成しなければなりません。
依頼文を自分で作成する場合のテンプレートを用意しました。参考にして警察への依頼文を書いてみてくださいね。
令和〇年〇月〇日
〇〇警察署長 殿
✕✕自治会
会長(氏名)
特殊詐欺の被害防止教室(講師派遣依頼)
いつもお世話になっております。
さて、表題にもあるとおり、✕✕自治会で特殊詐欺の被害防止教室を開催することとなりました。
✕✕自治会には高齢者も多くおり、特殊詐欺の被害を未然に防ぐために事例や対策を知る機会になればと考えております。
つきましては、貴下職員を以下の日程で講師として派遣していただきたく存じます。
お忙しいところ恐縮ですが、ご検討いただけますと幸いです。
記
日 時:令和〇年〇月〇日(曜日) 13時から14時
会 場:✕✕公民館 ✕✕市✕✕町123-456
目 的:特殊詐欺被害防止のための知識の向上
内 容:特殊詐欺の事例や対策方法
対 象 者:✕✕市の市民(約〇〇名)
連 絡 先:✕✕自治会 会長(氏名)
✕✕市✕✕町123-456
0123-45-6789
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警察に講師を依頼すると何が学べるの?
講師と聞くと、教授や先生と呼ばれるような方々を想像し、警察と講師が結びつかない方もいるかもしれません。
警察に依頼すれば、安全に暮らすための知識を身につけられますが、具体的にどのようなテーマや内容があるか詳しく見ていきましょう。
防犯知識
警察は犯罪が起きたときには頼りになる欠かせない存在です。日本では大なり小なり毎日犯罪が起きており、全国の警察官は数多くの現場を見ているため犯罪を未然に防ぐ知識も豊富だといえます。
警察に講師を依頼すれば、豊富な知識を活かした防犯に関する講話を聞くことができるでしょう。
例えば、
・ひったくりや空き巣などの日常に潜む犯罪
・近年特に問題になっている特殊詐欺事件
などに関して学べます。
防犯に関する知識を得ることは、日々を安心・安全に暮らすために大切です。多くの人や地域の安全を守るために、実りあるものとなりますよ。
過去に起きた犯罪と対策
先で紹介したように、警察は数多くの現場を見たり情報共有したりしています。そのため、過去に起きた犯罪と対策を学ぶのに最適です。
過去に起きた犯罪の事例を具体的に知ることができれば、自分や家庭に当てはめてより効果の高い対策をとれますね。
実際に現場を見てきた警察官だからこそ分かる、具体的で現実的な対策を知ることができますよ。
警察による講演会テーマの実例
警察に講師を依頼すれば、犯罪を未然に防ぐ知識や安全に暮らす知識を得られます。
ここからは、実際に警察による講演会テーマの実例を対象者や費用などを含めてご紹介していきます。地域によって違いはありますが、最寄りの警察に依頼する際の参考にしてみてくださいね。
宮城県:地域安全教室
宮城県では、県が地域の安全や安心を守るために安全教室の支援を行っています。
警察官や防犯の専門家から防犯に関するさまざまな対策を知ることができ、不審者などへの訓練指導も受けられます。
詳しい費用や対象者などを表にまとめました。
項目 | 詳細 |
---|---|
対象者 | 地域開催の講演会や会合 10名程度の少人数から申込可能 |
費用 | 無料 |
派遣講師 | 警察官・大学教授・県職員 その他、防犯関係の業務に携わる方 |
講演内容 | 防犯対策の講話・不審者への対応訓練 効果的なパトロール方法の伝授など |
活用例 | 一般企業の護身術訓練 小学校教員のさすまた使用訓練 防犯講話 |
申請方法 | 県に連絡後、派遣申請書を記入し提出 |
申込期限 | 開催日の1カ月前まで |
注意点 | 会場費などの費用は主催者側負担(講師への謝礼や交通費は無料) |
参照:宮城県「防犯の専門家を派遣します!~地域安全教室講師派遣事業について~」
愛知県:「のぞみ」の安全教室
愛知県では、生活安全総務課に防犯活動専門チーム「のぞみ」があります。
「のぞみ」に安全教室の依頼をすれば、防犯や交通安全などの知識を身につけることができますよ。
詳しい費用や対象者などを表にまとめました。
項目 | 詳細 |
---|---|
対象者 | 地域開催の講演会や学校などの安全教室 |
費用 | 無料 |
派遣講師 | 警察官 |
講演内容 | 防犯対策講話や安全教室などを寸劇を交えて実施 |
活用例 | 特殊詐欺被害防止教室・子どもの安全教室など |
申請方法 | まずは警察署もしくは生活安全総務課へ連絡 派遣決定の連絡後に申請書を送付 |
申込期限 | 記載なし |
注意点 | 1.機材を多く使用するため、車両一台停められる駐車スペースの確保が必要 2.機材保護のため、屋外での開催は不可 |
参照:愛知県警察「防犯活動専門チーム「のぞみ」」
長野県諏訪市:交通安全教室
長野県にある諏訪市では、交通安全教室を実施する際に講師派遣をしています。
警察官や交通安全教育指導員を招いて、実際の道路を使用しての指導も可能です。
詳しい費用や対象者などを表にまとめました。
項目 | 詳細 |
---|---|
対象者 | 地域開催の講演会や学校などの安全教室 |
費用 | 無料 |
派遣講師 | 警察官・交通安全教育指導員 |
講演内容 | 交通安全の講話・街頭指導 ダミー人形衝突実験 |
活用例 | 実際の道路での交通指導 パトカー見学など |
申請方法 | まずは市の建設課交通安全係に連絡 派遣決定の連絡後に申請書を提出 |
申込期限 | 記載なし |
注意点 | 道路を使用した指導は「道路使用許可申請書」も提出が必要 |
参照:諏訪市「交通安全教室講師を警察官・安協に依頼する場合」
講師派遣なら講演サーチへご相談ください
警察への講師依頼は地域によって申込方法や講演内容に違いがあります。
場合によっては、最寄りの警察では講演内容が合わないこともあるかもしれません。こちらのニーズをうまく伝えられるか不安にもなりますよね。
防犯などの講演会を成功させたい場合は、講演サーチへご相談ください。
講演サーチは講師派遣をしている企業で、講師には元警察官の方もいます。警察官時代の話はもちろんのこと、防犯や安全の知識を学べますよ。
実際に警察官をしていた方の講話は、具体的で現実的です。参加される方全員にとって、学びと実りのある講演会となるはずです。
講演サーチでは開催日までのサポートも行っています。
「講演会などは初めてで不安」や「準備が大変」と感じている方も、一度講演サーチにご相談ください。講演会を成功に導くために、全力でサポートいたします。
まとめ
今回は、警察宛ての講師派遣依頼文や実例をご紹介してきました。
警察に講師を依頼する場合には、最寄りの警察署や市役所などで申請を行う場合もあります。地域によって申請方法が異なるため、事前に確認しておくと良いですね。
警察から学べる内容もさまざまです。お住まいの地域によっては学びたいことが学べない可能性もあります。
もしも大きな講演会を開催したい場合や学びたいことが具体的にある場合は講演サーチにご相談ください。ご希望に沿った講演テーマや講師をご提案させていただきます。