塚越 友子 つかこし ともこ プロフィール

塚越友子(つかこしともこ)氏プロフィール

略歴
スイス生まれ。
社会学修士号(社会心理学)教育学修士号(臨床心理学)。 公認心理師・臨床心理士・産業カウンセラー。
コミュニケーション論の研究から興味を持った広報・PRの仕事に従事する中で過労から内蔵疾患を発症、治療生活でうつ病を発症する。キャリアチェンジを余儀なくされ、身体・精神の健康とキャリアのバランスをとること、働く人の精神的不適応と家庭のサポートについて興味を持ち、産業カウンセラー資格取得後、2008年に東京中央カウンセリングを開業。
産業の現場にてカウンセリングを行ううちに、過労自殺に問題意識を持つ。現在は、東北大学大学院に進学、博士課程後期に在学し、自殺予防研究、特に希死念慮を抱えている人に対する家族のサポート方法について研究を行いつつ、個人カウンセリングも行っている。
経歴
1992年 | 東京女子大学文理学部社会学科 入学 |
1996年 | 東京女子大学文理学部社会学科 卒業 |
1998年 | 東京女子大学大学院 文学研究科 社会学専攻修士課程 修了 |
1998年~2005年 | 電通・編集プロダクション・テレビ東京(番宣部) ドクターシーラボ(広報・PR)等の |
2008年~ | 東京中央カウンセリング起業 |
2019年3月 | 東北大学大学院博士課程前期 臨床心理学専攻 修了 |
2019年4月 | 東北大学大学院博士課程後期 在学中 |
講演テーマ
自分を発見する旅
想定する受講者
キャリアプラン・就活生若手社員向け
受講者へ伝えたいこと
キャリアで失敗したくない、後悔しないキャリアを選びたい、だから自己分析・企業研究をしてPRをシート作成したいけれど、何がやりたいのか、何ができるのか、分からない」と行き詰まっている就活生。苦労して入社後も若手社員は社内の目標シート・評価シートが書けない、やりたい仕事ではないかもしれないと今のキャリアに悩んでいます。
自分が望むものがなぜわからないのでしょうか?それは単純なことなのですが、固定概念・社会の枠組み、自分の思い込み、周囲からの期待というさまざまな枠組みに縛られたまま自分のキャリアを考えるため、難しくなってしまうのです。
講演では、無数にある心理メソッドの中から「心の解放」を導くスキルから自分では発掘できない自己を発掘し新たな価値を生み出し、自分の心から望みかつ社会人として自立できるキャリアプランをたてます。
女性の生き方、男性の生き方~新しい時代の人生の選択
想定する受講者
女性向け
講演内容
安倍政権では「女性が輝く日本へ」と女性への社会での役割期待が増え、グローバル化により労働市場は海外にも解放された。労働環境一つとっても日本にとらわれず海外でも働ける現在、多様なライフプランをいきることができる時代がきたとも言える。その一方で、日本には根強く「儒教思想」に基づく、女性性・男性性への固定概念、生き方が老若男女を問わず縛り付けている。「結婚をしていないだけで、人にあらずという扱いを受けている人も多いという旧態依然とした日本人の価値観。これからの若者が男女問わず、それぞれ一人の人間として、それぞれの価値観で生きていっても、肩身の狭い思い、窮屈な思いをしなくてもいいように、旧価値観から突破する「心の解放」スキルと自分では発掘できない自己を発掘し新たな価値を生み出し、自由に生きていける解放行動心理学についてお話します。
理不尽な職場で、自分を守る
受講者へ伝えたいこと
職場の悩みは、仕事そのものよりは、ほぼ人間関係から発生するもの。理不尽な上司・無責任なトップ・意地悪なお局様・足を引っ張る同僚……。相手をかえることは、できないと言われていますが、裏に隠れている相手の心理を読めるようになると、相手はかわりませんが、相手からの風当たりが減ったり、同じ悲惨な環境でも理不尽に感じなくなったり、自分を守ることができるようになります。職場の対人関係は心づくしの言動ではなく、ほぼ9割心理テクニックで良好に保てます。理不尽な職場という海原を安全に航海していくための読心術というコンパスを手に入れていきましょう。
ストレスフルな職場で心をケアする技術
受講者へ伝えたいこと
職場でストレスを感じずに過ごすことはほぼ不可能。心のケアの世界では、ストレスで折れても立ち直れる力「レジリエンス」をのばしていく手法が最新のトレンドです。ここ最近の研究で、ストレスを発散したり、気をそらす方法メンタルを強くする、認知のゆがみを直すよりも、ストレスを受け止める力を持つ方が立ち直りが早いことが分かってきました。
強い心ではなく、しなやかな心の作り方を好転した臨床例などを交えて実際に明日から使えるようにスキルの運用方法をお話します。
相談しがいのある人になるコミュニケーションスキル
受講者へ伝えたいこと
職場で部下を持つと求められるのが部下のメンタルケア能力です。ところが上司と部下では、「二重関係」という関係性がケアを困難にしています。カウンセリングに相談にこられたクライアントが語るのは、「相談したいが、上司に相談すると人事評価に響くのではないかと恐れ」「仕事だからと上司がメンタルケアをしてくるが、そもそもその上司が自分の悩みの種で相談しようがない」「会社の産業医に話すと出世に響く」の3つ。この特殊な二重関係を超えて、部下の心に寄り添える言葉がけ、話の聞き方、援助の態度を知っているだけではなく、実際に使えるようにすることがライン管理職に今求められていることです。相談しがいのある上司になるためのコミュニケーション術について実践ワークを交えてお伝え します。
関係を作るコミュニケーション・好印象を残すコミュニケーション
受講者へ伝えたいこと
私たちのコミュニケーションには、相手と表面上良好な関係を築くコミュニケーションと相手と深く親しくなるコミュニケー ションの2つがあります。近年のトレンドは、深く親しくなることをおそれる「ふれあい恐怖」という新しい形の社交不安を抱える人が多くなっています。特に特徴的なのは、昔のような強烈な対人恐怖ではなく、深く親しくなる方法が分からないからという軽いものであるという点です。価値観があう、なんとなく馬があう、自然でいられるなど深く親しい付き合いを表現する言葉を見てわかるように、テクニックではどうにもならないかのような印象があります。しかし、深く親しくなるのにも心理学を通せばだれでもできるようになれるテクニックがあります。
講演では好印象という表面上から深く親しくなるまでの段階ごとのテクニックを使えるようにお伝えします。
雑談なんてこわくない!雑談上手になって話ベタから卒業
受講者へ伝えたいこと
仕事上の会話ならできるけれど、記憶に残らないちょっとした会話「雑談」となると、何を話してよいのやら。雑談ができなくて、親しい友人もできない、会社でも孤立する。臨床の現場でも、これまで対人関係の相談といえば恋愛や上司との折り合いの悪さというものが主流だったのですが、近年は「お友達」をつくりたいというご相談が増えています。なにげない会話を楽しめる相手が欲しいけれど、雑談ができない。雑談に対しての対価で稼いできた銀座ホステスの体験的エピソードとともに「雑談」を研究した心理学から「雑談の理論」を用いて、だれでも簡単に雑談ができるように“日常で使える テクニック”を実践ワークを交えてお伝えします。講演のあとすぐ、結果がでる “使える”テクニックです。
「友達」が欲しい!友達をつくる「フレンズスキル」
受講者へ伝えたいこと
アメリカでは女友達をつくるためのマッチングサイトが人気になるほどですが、日本でも日々の臨床現場では「友達が欲しい」「友達の作り方がわからない」という相談件数は急上昇しています。特に女性は、結婚・出産・夫の転勤などを機にキャリアや人脈が分断され、つどつどに友人を作り直さなければならないという性役割上のハンディキャップを背負っています。いつどんなところでも、他者と親しくなるための「フレンズスキル」について、ワークを交えながらお伝えしていきます。
患者も私も前向きになれる対人援助
想定する受講者
医療・看護・介護向け
受講者へ伝えたいこと
難しい患者・難しい家族とのつきあい方に悩む、援助をしていると思い通りに動いてくれない患者へ怒りがわいてくる、患者の苦しみに寄り添うことで自分自身が「感情疲労」をおこしてしまう。ケアの現場では、患者にとっての最高のケアと自分自身はバランスをとることが難しい。ケアの世界独特の感情疲労とのつきあい方、感情疲労を起こさない患者への共感と寄り添い方を、心理学とカウンセラーやホステスという感情疲労を起こす仕事を17年続けてきた経験をおりまぜてお伝えします。
闘病を支える家族のコミュニケーション
想定する受講者
支援者向け
受講者へ伝えたいこと
私自身、急性C型肝炎・急性膵炎との闘病生活、その後6年のうつ闘病生活の中で、家族の援助・関わりで、闘病生活中のメンタルを保てたり、保てなかったりしました。どんな関わりが本人を支え、支えないのか。体験と対人援助の心理学を交えてお話します。
恋愛なんて簡単!恋愛こそスキルがすべて
想定する受講者
婚活・恋愛向け
受講者へ伝えたいこと
エーリッヒ・フロムは「愛するということ」の中で、恋に落ちた状態と愛を持続している状態を区別して、落ちる事は運命の奇跡のように偶然で恋に落ちさえすれば恋愛はうまくいくと思い込んでいるが、人生に技術が必要なように、愛は技術であると知ることが大切だと述べている。現代の恋愛事情はフロムが警告したことよりもさらに進化し、恋に落ちる事すら回避する傾向にある。恋愛市場で自分の価値にみあった手に入る最良の品(相手)を見つけたと思ったら恋に落ちるという、市場経済の論理が働いて恋人が商品化している。
となるとますます、自分にとって都合のよい魅力的な相手を手に入れる技術が必要だ。しかし恋は偶然に落ちるもの、愛は恋に落ちれば続くものとという思い込みも持っているのでなかなか恋愛が始まらないし続かない。
そんな現代人におくる徹底的な恋愛のテクニックを、出会いから結婚までそれぞれの段階別に必要なものを使えるようにお伝えします。
『コロナうつ』を避けるために知っておきたい考え方、心の持ち方
受講者へ伝えたいこと
ある調査によると日本人は、自分がネガティブな感情を抱えていることに気づくとそのことで、メンタルヘルスが悪くなり、メンタルヘルスについて注目することを避けると言われています。
ネガティブな感情の役割について知り、ネガティブな感情の扱い方を知ることで、自身のネガティブな感情をしっかりとモニターし、ストレスマネジメントが可能になります。
コロナ禍で考える『心配・ストレス・不安』の違いと対処法
受講者へ伝えたいこと
心配・ストレス・不安の違いがわかりますか?
どれも似たようなものだと認識されていますが、実はそれぞれ、体の反応・心の反応が異なります。それぞれメカニズムが異なりますので、対処法も変わってきます。
自身の心の機微に触れ、適切な対処法でセルフマネジメントを行い、コロナ禍の不安定な時代を乗り切りましょう。
間違いだらけのストレスマネジメント
受講者へ伝えたいこと
手軽にメンタルヘルスの情報を手に入れられるようになりました。新型コロナウィルス関連の医療情報と異なり、心の理論は一見だれにでもわかりやすく、わかったような気になってしまします。しかし、多くのストレスマネジメント術が、間違った理解とともに広まり、実際にストレスマネジメントとしての効果には疑問があります。たとえば、マインドフルネスを瞑想法だと思っていませんか?
新しい働き方・生活様式とともに、正統なストレスマネジメントを手に入れて、心も体も健康に生きていきませんか?
コロナ禍における:男性が家事・育児に参加したくなる方法 OR男性のための家事・育児参加の極意
受講者へ伝えたいこと
男性の家事・育児参加の認識は男女で異なります。
夫は十分に参加していると回答し、妻は不十分だと回答します。新しい働き方では、家庭に仕事が持ち込まれ、ますます夫婦の家事育児の認識の差が大きな意味を持ってきました。十分やっているはずなのに、妻に不満を言われる、どんなに頼んでも夫が十分に手伝ってくれない。そんな夫婦の不満を解消するための、家事育児の協働“コペアレンティング”についてお話します。
ものの見方を変えるだけで、幸せになれる
受講者へ伝えたいこと
コロナ禍により、私たちの生活はがらりと変わりました。新しい世界にすぐに適応できる人・できない人では何が違うのでしょうか?人が幸福なる条件とともに、こんな時代の幸せな生き方についてお話します。
テレワーク時代のワークファミリーコンフリクトと家族のメンタルヘルス
受講者へ伝えたいこと
新しい生活様式の1つとしてテレワークへの急速な変化、学校や塾の休校などなど、今まで以上にワークファミリーコンフリクトに悩まされる時代となりました。ワークファミリーコンフリクトとは、仕事と家庭の役割が同時に生じることで、相互に両立しがたい役割間のプレッシャーにより生じる葛藤のことです。これまでの就学年齢未満の子供を持つ共働き夫婦(特に女性)のワーク・ファミリー・コンフリクトが高く精神的な健康や生活の満足・質に影響を与えます。仕事と家庭の役割と家族全員の精神的健康を維持するための方法についてお話します。
書籍
『3秒で人に好かれる相づちのうち方』(主婦の友社 2015年)
『モテる男の即効フレーズ―女性心理カウンセラーが教える』(講談社 2015年)
『辞める前に読む!―今日から使える職場の深層心理』(世界文化社 2013年)
主なメディア出演実績
日本TV「ナカイの窓」
NHKEテレ「Rの法則」
フジテレビ「ホンマでっか?!TV」
TBS「私の何がイケないの?」「白熱ライブ ビビット」
ABC「そう言えば良かったのか!絶体絶命アンサー」 他多数

#塚越友子,#つかこしともこ |