岸田 敦子 きしだ あつこ
プロフィール
医療従事者として病院副院長を務めた経験を基に、医療現場でのクレームや医療事故対策研修、リーダーシップ、コミュニケーション、医療介護従事者のメンタル等、幅広い知識と丁寧な指導が好評。様々な講演を通しいのちの大切さを伝え、自己価値、自己尊重を高める活動を精力的に行っている。
学歴
群馬大学医学部看護学科卒業
東京福祉大学大学院心理学研究科臨床心理学専攻修了(臨床心理学修士)
東京大学大学院医学系研究科GHLP修了
国際医療福祉大学大学院国際協力学専攻博士課程後期単位満期取得退学
講演テーマ
熱中症の予防と対策~楽しく学ぶ最新の予防法♪
<対象者>
①職場の安全、健康を管理する立場の方々
②熱中症に陥りやすい労働に従事なさっている方々
③職場で従業員に対して、安全や健康に関する教育・啓蒙活動をご担当されている方々
④最新の熱中症予防と対策を学びたい方々
<受講者へ伝えたいこと>
日本全国において、熱中症で亡くなる方は平成22年には47人であり、最近では毎年平均して20人強の方が死亡災害者として認定される事態となっています(厚生労働省平成28年度資料より)。 また、意外に知られていないのは、命を落とさなかったとはいえ、熱中症にかかり、その後後遺症や後遺障害で長年苦しんでおられる方も多いということなのです。
この現状を鑑みても、職場の対策として、労働者を熱中症から守ることは必須となってきました。 そして、年々地球環境が温暖化している中で、ひと昔前の熱中症予防や対策は必ずしも役に立つものではなくなってきています。現代に即した予防や対策を学び、実際にご自分たちを熱中症から守るための行動を起こしていただくための研修が必要不可欠なのではないでしょうか。
今回の研修では、最新の予防法や対策をわかりやすくお教えすることに時間の半分を費やし、残り半分の時間を参加型のワークショップを取り入れることで、研修受講者に楽しく、眠くならずに参加していただけるための工夫をしております。参加型にすることで、受講者が実際に職場・現場に戻り、実践を自ら心がけてくださるようになることを意識して内容をつくっております。
また、予防法の中では、心理的な側面にも触れ、“熱中症予防をすることは、自分と家族を大切にすること”という観点もお話し、自らが毎日の職務の中で予防に心がけるモチベーションをあげられるようなきっかけにしていただきたいと考えております。
<内容>
1)あいさつ及び講演内容を簡単に紹介し興味を持っていただけるように前ふり
2)授業形式で熱中症の現状と予防法、対策をスライドでおみせしながら簡単に紹介
3)クイズ形式や二人一組
(人数や研修場所の環境によりますが、時にはグループになって熱中症をキーワードに、ご自分たちの考えや感想を話す時間をとります。)
(人と一緒に話すことにより、眠くならずに研修内容を自分事としてとらえられるようになります。また、心理学的、脳科学的なアプローチで受講者の感情にも訴えることができ効果が飛躍的にあがります。)
4)60分~90分お時間をいただけるときには、簡単な熱中症予防を覚える体操なども 取り入れます(体操できる場所が確保できる場合)
5)まとめと全体でのシェア(意見交換、質疑応答など)
30~90分:依頼いただく時間にあわせて内容を組むことができます
熱中症の予防*対策とAEDの使用方法について ~楽しく学ぶ最新の予防法♪〜
活動
・元病院副院長、付属大学客員教授
・心理・性カウンセラー、医療コンサルタント
・“いのちの授業”講演家
・執筆活動
・産業保健師(フリーランス:受託先の複数企業にて医務室立ち上げ、アドバイザー、相談業務、教育講座開催などを行っている)
専門分野
医療、死の教育、院内暴力予防、虐待予防、心理学、助産学、カウンセリング、コミュニケーション、国際貢献・ボランティア学、リーダーシップ論、思春期の性、セクシャリティ、女性学、地域保健、公衆衛生、夢・ビジョン創造学、自分が自分らしく輝くための講座(就職、キャリア開発、マナー)など
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