川野 智己 かわの ともみ プロフィール

川野智己(かわのともみ)氏プロフィール

略歴
大正製薬、大手教育団体を経て伊藤忠アカデミー教育マネジャー。国内グループ企業対象の人材育成責任者として、後の伊藤忠商事躍進の礎(いしづえ)を築くうえで大いに貢献する。その後、当時業界2位大手人材紹介会社教育研修部長として、各企業への採用支援、および離職防止・人材定着に取り組み斡旋人材の離職率を44.0%から9.1%に飛躍的に改善。現在は、「辞めるを科学する」を標榜し、年間60数件ほどの講演・研修に登壇している。
執筆活動として、KADOKAWA(角川書店)主催の全国新人ビジネス作家選抜の企画において全国選抜5名の中に選抜され、東洋経済新報社からの商業出版決定。さらに、プレジデントオンラインやAERA.dot、SPAなどマスメディアにも多数寄稿。
日本アカデミー賞審査員が主催するエージェント事務所と作家専属契約。TV各局にてコメンテーターとして出演。経済産業省関東経済産業局マネジメントメンター講師。NPO「安易な退職代行利用に警鐘を鳴らす会」代表。
講演テーマ
~もう採用コストを無駄にしない~ 中小零細企業の為の人材定着・早期離職防止の4つのカギ
対象者
経営者・人事担当者
受講者へ伝えたいこと
戦後最大と言われる空前の人材不足に見舞われている我が国の産業界の中で 、採用難および早期離職がますます大きな問題となっています。従業員の離職は、採用コスト、教育コスト、雇用した期間の人件費など多大な損失につながるだけでなく、昨今は口コミサイトを通じて「ブラック企業」との不当なそしりを受けて企業としての評判を落としかねないリスクもはらんでいます。
一方、離職を防ごうにも、大手企業が展開する潤沢な資金や組織を駆使した人事施策(高賃金や労働環境など)での転職勧誘を前にして、私たち中小零細事業者は費用面や人材面での限界もあり対抗に限界があるのが現実です。「それが出来れば最初から苦労しない」からです。
しかしながら、私たち中小零細事業者だからこそ出来る有効な「離職防止策」がございます。当講座では、数多くの中小企業における離職防止を実現させた講師が、そのノウハウを、豊富な事例やアクティビティを駆使し、分かりやすくお伝えいたします。
講演内容
(1)現代版人手不足と急増する早期離職者
(2)離職が経営に与える影響
(3)若手中堅のモチベーションアップとは
(4)事例研究の討議と「職場への不満」
(5)早期離職防止策 SPEC法 ※TVや新聞等多くのメディアで紹介
元大手人材紹介会社幹部がこっそり耳打ち 中小零細企業の為の採用戦略講座 ~求職者を魅了し応募を増やす方法とは~
対象者
経営者・人事担当者
受講者へ伝えたいこと
「有能な人材を採用したいならば、大企業並みに賃金を上げ、完全週休二日制に増やし、育児介護支援制度を充実させたうえで、求職者の希望どおりの配属先にさせるべきだ」と、セミナー・講演の場で、多くのコンサルタント・講師が指導をしています。
しかし、実際には、大企業に対抗できる余裕などないのが実情では無いでしょうか。非現実的な「あるべき論」をとうとうと論じても意味をなしません。
そこで、当研修では、元大手人材紹介会社で教育研修部長を担い中小零細企業を指導してきた講師が、豊富な実習や事例を交え、資金面や人材面で余裕がない中小零細企業でも出来る、いや、中小零細企業だからこそ有効な採用戦略をご紹介します。
講演内容
(1)はじめに
(2)空前の厳しさと、今、採用市場で起こっていること
(3)主導権は企業から求職者に
(4)選ぶ時代から選ばれる時代に
(5)間違っていませんか採用すべき人材像
(6)母集団形成は2つの側面から(既存の枠組みと新たな先手)
(7)求職者は何に期待しているのか。心理を学ぶ。
(8)見透かされている求人活動~入社後の実情が求職者に筒抜け~
(9)TO DOからTO BEへ ~策を弄するよりも、〇〇が求職者を惹きつける~
(10)不人気業界や小規模企業でも大企業に十分対抗できる、その秘訣とは
(11)事例や実習
(12)まとめ
ヒトを戦力化する人事評価の秘密 ~動機づけと成長、離職防止や人材確保を導く秘訣とは~
対象者
経営者・人事担当者
受講者へ伝えたいこと
世相や価値観の相違により、上司と部下の関係がドライになりつつあり、真に腹を割って理解し合える機会が減り、相互の関係が希薄になったと言われています。必然的に、部下からすると、自分の成果や活躍を認めてくれているのか、的確な指導を受け取り成長のきっかけとする機会に恵まれているのか、賃金への正当な反映がなされているのかなど気になり、「自分は、果たしてこの会社から必要とされている人材なのか」と疑問を持つようになりがちと言われています。
結果、離職を招いたり、モチベーション低下となり、昨今話題の“静かな退職”という「適当にサボタージュして気ままに勤務をやり過ごす」という不良債権と化し企業経営に大きな負担となっています。ひっ迫する人材不足時代に、欠員が生じたり、付加価値を生まない人材を抱えこむことは死活問題であると同時に、巡り巡って、口コミサイトを通じた風評被害で、人材確保にも悪い影響を与えることになります。
今こそ、従業員の動機づけに有効な「納得できる人事評価の仕組み」を導入することは喫緊の課題であり、限られた原資である賃金の適正配分を実現するうえでも重要な経営課題とも言えます。
この講座では、事例や実習も含めて、企業の稼ぐ力の源泉となる、動機づけ、成長支援、離職防止、人材確保を実現する「納得感のある人事評価制度の導入」を学びます。
講演内容
(1)はじめに
(2)採用難の時代だからこそ、従業員の戦力化が決め手
(3)最大の経営資源は、今や従業員のやる気と成長の時代に
(4)既存社員の生き生きとした姿が「人材確保」に繋がる口コミ時代とは
(5)人事評価が与える承認欲求の充足と離職防止効果
(6)公平感や達成感、効力感と成長感が従業員の力を引き出す
(7)納得できる人事評価こそが自社の人事管理の成否を握る
(8)目標管理こそが、人と稼ぎを結びつける
(9)「評価者リーダー適性テスト」を受験しよう!
(10)気づきを生み出す「評価者理解度チェックリスト」
(11)育成と成長へのブリッジ、面談力とは
(12)現場が運用しやすい工夫とは
(13)まとめ
書籍・メディア出演実績
「離職者と適性」(仮題) 東洋経済新報社から商業出版(今夏予定)
MXテレビ「堀潤激論サミット」などにTVコメンテーターとして出演(準レギュラー)
取材実績:朝日新聞withnews、日本生命保険相互会社機関誌、日本工業経済新聞等
主な講演実績
地方自治体(新潟県庁他)、法人会(東村山他)、商工会(戸田市他)、中小企業団体中央会(青森県他)、商工会議所(新潟、塩尻、福島他)、各業界団体などの公的団体。および、伊藤忠商事およびそのグループ会社、大手ゼネコン、不動産管理、倉庫、建設土木、金融、化学、生保、製造業産業廃棄物処理、卸・小売りなどの民間企業や団体にて実績多数。

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