伊東 千秋 いとう ちあき プロフィール

伊東千秋(いとうちあき)氏プロフィール

略歴
東大工学部卒業後、富士通(株)入社。ノートパソコン事業立ち上げ、米国PC販売子会社再建、携帯電話事業再建等。パーソナルビジネス本部長、取締役専務、代表取締役副社長(海外ビジネス担当/次世代技術戦略担当)、取締役副会長、(株)富士通総研代表取締役会長等を歴任。他の公職多数。
経歴
1947年10月10日生まれ
1970年3月 東京大学工学部電子工学科卒業
1970年4月 富士通株式会社入社
1998年6月 FUJITSU PC CORPORATION (USA) Chairman & CEO
2004年6月 富士通株式会社 取締役専務 プロダクト部門担当
2006年6月 同社 代表取締役副社長 海外ビジネス担当
2007年6月 同社 代表取締役副社長 次世代技術戦略/R&D担当
2008年6月 同社 取締役副会長
2010年4月 株式会社富士通総研 代表取締役会長
2013年6月 日立造船株式会社 社外取締役
2015年6月 株式会社ゼンショーホールディングス 社外取締役(現在に至る)
株式会社オービックビジネスコンサルタント 社外取締役(現在に至る)
これまでの社外団体
文部科学省 科学技術・学術審議会 研究計画・評価分科会 情報科学技術委員会 委員
文部科学省 次世代スーパーコンピュータ戦略委員会 委員
内閣府 行政刷新会議 規制・制度改革に関する分科会 エネルギーワーキンググループ委員
日本経済団体連合会 産業競争力懇談会(COCN)委員
日本経済団体連合会 産業問題委員会 産業政策部会 部会長
日・EUビジネス・ラウンドテーブル ICT-WG 共同主査
日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC) 理事
会津大学復興支援センターアドバイザリーボード委員
講演テーマ
ICTで地域再生 〜 グローバルに学ぶ 〜
講演内容
■地域が抱える課題
【少子高齢化】
・医療・介護:費用問題/ 労働力問題
・財政:国には地域を支援する余裕なし
・教育:小中学校の統廃合
【雇用問題】
・商業:後継者問題/買い物難民
・製造業:止まらない海外移転
・農業: 後継者問題/耕作放棄
■なぜ地域の問題が重要なのか?
・地域は日本全体の問題を先取り
・東日本大震災被災地は、さらに先行
■世界が抱える課題
【世界中が停滞期に入る】
・高度経済成長の源は無償の果実
・成長の後には必ず停滞が来る
・日本は「大停滞」の先駆者
・今や、世界が日本から学ぶ時代
【欧州危機】
・金融機関の破綻
・高学歴若年層の高い失業率
・移民問題
【中国の停滞】
・成長率の鈍化:国進民退/ 過剰設備・過剰在庫
・金融問題:地方財政の破綻/影の銀行
・少子高齢化:一人っ子政策の破綻/年金資産の不足
【新興国の停滞】
・インド:民主主義/地方分権が成長を阻害
・ブラジル:貧富の格差が世界一
・ロシア:エネルギー産業への依存過多
■日本を見直そう
~世界から日本に帰ってきて思うこと~
■ICTの活用で地域再生を
技術立脚方型経営を考える 〜将来への新たな挑戦〜
講演内容
■「これから」を先読み
~新しいサービスの登場~
■破壊的イノベーションの特徴
・顧客視点からのビジネスモデル転換
・徹底したICT活用
・ターゲットは業界最大手
■「新たな市場」など存在しない
◼市場に充てる原資がない
・スマホ市場の飛躍的な成長は・・・
・新規にビジネスを起こすということは・・
■金融 & テレコム・キャリア & 自動車
~アイディアを競い、学び、速やかにやりとり~
■業界を超えたコラボがSVの新しい動き
~領域が重なり合い始めた そこで共通の利益を追求する動き〜
■イノベーションはリアルな交流から
~孤立していては知恵は出てこない~
■大学における研究と教育の融合
■企業内教育に焦点をあてる
イノベーション創出はダイバーシティから
講演内容
■日本の会社役員構成 3「ばっかり」
日本人ばっかり/男ばっかり/生え抜きばっかり
■同質性の罠
・異論・反論が出ない
・海外市場・新規市場が見えない
・イノベーションが起きない
■日本のものづくりが失敗した理由
・日本は現在も世界第二の消費市場・・・世界シェアは著しく低下
・日本向け製品を海外に輸出・・・海外市場はオマケビジネスだった
・今や、日本市場がオマケの時代に・・・グローバルな視点が必要とされる
■グローバルな視点を育てる
・最も大事な思想は【寛容さ】
・人種、性別、年齢 人を外形で差別しない真の実力主義であれ
・良いモノは良いと言えるフェア精神
■フェアな職場
◼自分の力を出し切る
◼評価/プライド
・プロフェッショナル
■プロフェッショナルとは?
~信じられるのは自分だけ~
・チームでなく、裸一貫で稼ぐ (環境・場所不問)
・“アクセンチュア社員は遊牧民たれ”
■農耕民と遊牧民
~グローバル時代 遊牧民の倫理が有効か~
・徹底した実力主義
・人命(人材)の尊重
■異質と向き合うことの難しさ
~英キャメロン首相 「多文化主義」の敗北宣言~
・受動的な寛容社会
◼カンタベリー大主教のシャリーア発言
・互いを理解し合うこと – 時間とエネルギー
■ホワイトカラーの生産性–日米比較
~日本のホワイトカラーの生産性は低い(?)~
・勤勉ー 朝から晩まで会議(資料作り)で忙殺
・会議ー 周到に準備された資料の棒読み
■オーバーコンプライアンス
~責任回避縮こまる日本社会~
■同質集団では発想が限られる
~「クラウドソーシング」で外部の発想を活かせ!~
AIとIoTによる近未来の働き方
想定する受講者
中小企業経営者・管理職・従業員の方々
講演内容
近い将来、積極的なAI(人工知能)の導入が進み、大量の余剰人員が出現することが予測されます。雇用の需要関係に大きな変化が起こる中、企業側が果たすべき役割とは何か?
また、労働者側に求められる意識変革とは何か?
様々な事例をもとに、人工知能によってもたらされる働き方の変化・改革の必要性について考えていきます。
シリコンバレーからみた未来社会
想定する受講者
経営者、管理職、一般社員などビジネスマンの方々
講演内容
※以下、講演時間によって変更する可能性がございます。
1.はじめに
2.シリコンバレーは全米のベンチャー投資を独占
3.未来は予測するものではなくて作り上げるもの
4.破壊的創造の真の意味は何か
5.シリコンバレー成功の鍵はエコシステム
6.世界中の企業がシリコンバレーに集まってくる
7.シリコンバレーにおけるイノベーションの変遷
8.全てのビジネスはシェアビジネスになる
9.シェアビジネスの鍵は信用10.シェアビジネスの拡大
11.パーソナル・クレジット・スコア
12.新たな金融革命(FinTech)
13.フィンテックにもっとも熱心なのは銀行
14.SNSは信用情報の宝庫
15.おわりに
なぜ「ダイバーシティ」は重要なのか
想定する受講者
経営者、管理職、一般社員などビジネスマンの方々
講演内容
■今、アメリカで何が起きているのか?
・現代米国一流の創業者たち
・アメリカの支配階級
・破壊的創造
・収奪される既存業界
・シリコンバレーの崩壊? 等。
■日本のダイバーシティの課題
・日本は決してガラパゴスではない
・グローバルとダイバ―シティは一体
・経営に奇策はない 等。
■女性登用の問題
・ダイバ―シティとは
・東南アジアは女系社会
・3つの職業カラー
・男女平等社会は本当に実現するのか?
・女性は未来社会を切り拓く 等。
■排除の論理は何がいけないのか?
・排除の論理
・シリコンバレーの例 等。
■ダイバーシティの効用とは一体何なのか?
・プロフェッショナルとは?
・異質と向き合うことの難しさ
・多様性を包含する帝国 等。
AIとIoTによる「ものづくり革新」
講演内容
■私と人工知能の関わり
■いよいよ実用段階に入った人工知能
■シンギュラリティ(技術的特異点)
■AIは「ものづくり」をどう変えるか
■IoTの本質は何?
■IoTは「ものづくり」をどう変えるか?
■ものづくりに回帰するシリコンバレー
■AIとIoTによる社会変革
…など。内容は適宜時流に合わせて更新中です。
FinTech 今後の展望について
講演内容
■金融業は信用で成り立つ
■金融革命 FinTechとは? 新たな信用創造!
■FinTech もっと身近な話
■FinTech キャッシュレスへの道
■FinTechが拡大するシェアエコノミー
■FinTech 仮想通貨はどうなるか?
■FinTech モノの取引との関連 IoTテクノロジーの進化
■FinTech 自動運転技術の進化 自動車保険はどうなるか?
■金融業界だけに止まらないFinTech
デジタルトランスフォーメーション 〜経営者に必要な基礎知識〜
想定する受講者
経営者、管理職、一般社員の方などビジネスマンの方々
受講者へ伝えたいこと
デジタル化が経営に及ぼす衝撃は大きく、あらゆる組織がデジタルトランスフォーメーション(DX)への適応力を問われてます。
本講演では、DXを推進するために必要な基礎知識を最新の情報を交えお伝えいたします
講演内容
□アナログ時代への郷愁
□人工知能(AI)開発の変遷とその活かし方
□情報セキュリティー対策 格段に進歩したハッキングテクノロジー
□働き方改革の目玉 テレワークの未来はどうなる?
□生産性の向上 IoT の利活用が鍵
□今更、恥ずかしくて聞けない話 ところで、IoT ってなんだっけ?
□グローバル対応 日本の常識、世界の非常
□研究開発の加速化 スパコン、量子コンピューターの利用
□金融革命 FinTech とは? 新たな信用創造!
□FinTech キャッシュレスへの道
□ソーシャルメディア (SNS)
□デジタル・トランスフォーメーション(DX) 社内ベンチャーを成功させる仕組み
食品業界様向け AIとIoTによる「ものづくり革新」
想定する受講者
食品業界の経営者、管理職、一般社員の方などビジネスマンの方々
受講者へ伝えたいこと
現在人材不足による省人化システムの導入の検討など、 食品業界の方々のAI・IoT分野への関心が高まっています。食品業界様からもご依頼が多い伊東氏が、
AIやIoTは課題解決だけでなく、さらなる可能性も秘めていることを実例とともにお話しします。
講演内容
□AI と IoT ってどういう関係?
□私と人工知能の関わり
□いよいよ実用段階に入った人工知能
□シンギュラリティ(技術的特異点)
□食品業界でのAI(人工知能)の応用例
・品質管理のICTツール
・現状の食品現場 事例
・安全・品質管理の合理化
□AIは 『ものづくり』 をどう変えるか
□IoTの本質は何?
□AIとIoTを駆使した酪農牧場
□IoTは 『ものづくり』 をどう変えるか?
□AI と IoT によるビジネス構造の変化
ポスト・コロナ時代に向けて
想定する受講者
経営者、管理職、一般社員の方などビジネスマンの方々
講演内容
□厄介なウイルス COVID-19
□ニューノーマル(新常態)
□テレワークによる労働市場の変化
□一斉休校の影響、オンライン教育の行方
□地球はひとつ サプライチェーンは二つ いや、ひょっとして3つ?
□困窮者支援が機敏に動作しない日本
□COVID-19禍が引き起こしたアメリカの人種差別問題
(時期、聴講者、講演時間により、内容が一部変更する可能性がございます。)
再起動する社会 DXが果たす役割
講演内容
●ニューノーマル (新常態)
「すでに起こった未来」 を見つけよ(Peter F. Drucker)
●mRNAワクチンの開発から学ぶ
●コロナ禍で起きた移動の制限
●1億ノンアル時代
●大量在庫の悪夢からアパレルを救う
●パンデミックの次は飢餓問題
●DX経営 (経営トップ)
コロナ禍で見えてきた課題
●DX経営 (ミドル層)
コロナ禍で見えてきた課題
●テレワークによる労働市場の変化コロナ後も戻らない?
●DX人材の育成
リスキリングの重要性
●見直すべきか? 日本の初等中等教育オンライン教育の先にあるもの
●AI(人工知能)の推移
私たちは、どう対処すれば良いか?
●困窮者支援が機敏に動作しない日本
コロナ後に必要となるか? ベーシック・インカム
●コロナ禍で進展したアフリカ投資
●DX (デジタル化) の功罪
●デジタルキッズ (Z世代) の動向アメリカの未来を切り拓く若者たち
●日本再起動のための施
著書
2022年 再起動する社会(高陵社書店 2021年)
当社実績
関係強化 2023年秋・茨城県
講演タイトル:「ChatGPTがビジネスにもたらす影響とは」
他多数

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