斎藤 幸平 さいとう こうへい
プロフィール
目次
1987年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科准教授。
ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。博士(哲学)。
専門は経済思想、社会思想。Karl Marxʼs Ecosocialism:Capital, Nature, and the Unfinished Critique of Political Economy(邦訳『大洪水の前に』角川ソフィア文庫)によって、権威ある「ドイッチャー記念賞」を日本人初、歴代最年少で受賞。同書は世界9カ国で翻訳刊行されている。
日本国内では、晩期マルクスをめぐる先駆的な研究によって「日本学術振興会賞」受賞。近刊は、『マルクス解体』(講談社)、『ゼロからの『資本論』』(NHK新書)、『ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた』(KADOKAWA)。『人新世の「資本論」』(集英社新書)で「新書大賞2021」を受賞。
講演テーマ
ポストコロナ時代の新しい社会のあり方 ~脱成長コミュニズムへの変換~
コロナ禍において、資本主義の矛盾が明らかになってきました。
資本主義は利潤を無限に求めるシステム。
コロナ禍において言えば、ワクチンを製薬会社は利潤の為に高値で売りだす為、貧しい国は買えません。地球規模で感染拡大を防がなくてはならないのに、儲け第一の発想ではワクチンが行き届かないのです。
今の時代にこそ必要な脱成長コミュニズム(共産主義)への転換についてお話頂きます。
経済成長至上主義がもたらす未来 ~持続可能な社会へのヒント~
豊かさを求めて世界中が追い求めてきた資本主義。
経済の成長を支えるため、多くの資源を求めて地球を開発してきた結果、人類はこれまで経験したことのない気候変動の危機に直面することになりました。
さまざまな危機への解決策はあるのでしょうか。
New Normal時代を迎え、豊かな未来へ進む道筋のヒントをお話頂きます。
ポリクライシスと資本主義の限界
#斎藤幸平,#さいとうこうへい |