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田中 俊之 たなか としゆき

プロフィール

1975年 東京都生まれ。
男性学を主な研究分野とし、「日本では”男”であることと”働く”ということとの結びつきがあまりにも強すぎる」と警鐘を鳴らしている。
学習院大学「身体表象文化学」プロジェクトPD研究員、武蔵大学・学習院大学・東京女子大学等非常勤講師を経て、2017年に大正大学心理社会学部人間科学科准教授を経て22年から現職。著書に「男性学の新展開」(青弓社)などがある。

 

講演テーマ

イクメンという言葉が社会に定着しても、なかなか男性の家事・育児参加が進みません。現実としては、相変わらず男性の生き方は仕事中心です。
その一方で、かつてよりも女性が社会に進出するようになりました。家事や育児、それに介護、さらには仕事と、女性ばかりが一人で何役もこなしています。男性が変わらなければ、女性は疲弊していくばかりです。
「男も女も、仕事も家庭も」。それが実現できる社会を作るには、どうすればいいのでしょうか。男性学の視点から、みなさんと一緒に考えていきます。

長時間労働は、決して新しい問題ではありません。
1980年代後半には、過労死が社会問題化していますから、少なくとも、30年にもわたって「働きすぎ」についての議論が続いています。それにも関わらず、どうして、未だに男性は仕事中心の生活を送っているのでしょうか。男性学の視点から、男性が働きすぎてしまう原因を明らかにします。
さらに、女性差別に対して厳しい目が向けられる現状を踏まえ、女性の活躍が進まない原因やこれからの時代に求められる上司像や組織のあり方についても合わせて考えます。

日本では、「男であること」と「働くこと」の結びつきが強すぎます。
学校を卒業してから定年退職までの40年間は、何があっても男は働き続けるのが「当たり前」とされているからです。そのため、多くの男性は、なぜ自分が働くのかを考える機会さえありません。
しかし、仕事をする理由について向き合うことなく、果たして、主体的に働くことは可能なのでしょうか。
男性学の視点から、男が働くのは「当たり前」という常識に切り込み、男女平等の時代における「新しい男性の生き方」を提案します。

 

書籍

「男性学の新展開」(青弓社 2009年)
「男がつらいよ―絶望の時代の希望の男性学」(KADOKAWA 2015年)
「〈40男〉はなぜ嫌われるか」(イースト新書 2015年)
「男が働かない、いいじゃないか!」(講談社プラスα新書 2016年)
「不自由な男たち――その生きづらさは、どこから来るのか」小島慶子×田中俊之(祥伝社新書 2016年)
「中年男ルネッサンス」田中俊之×山田ルイ53世(イースト新書 2018年)
「男子が10代のうちに考えておきたいこと」(岩波ジュニア新書 2019年)

 

#田中俊之,#たなかとしゆき

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