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安全大会

安全大会とは?建設業における安全大会の重要性と講師選びの相場とポイント

安全大会は、現場で働く労働者の安全や健康を確保するために不可欠な取り組みです。
特に建設業界では、安全面でのリスクの高さから安全対策が欠かせません。

この記事では、安全大会の基本から建設業での安全大会でのテーマ例、講師のタイプや講演料の相場までを詳しく解説します。

安全大会の計画担当になったけど、なにをすれば良いか分かりません🌀

参加者が飽きてしまわないか不安…

安全大会は命を守る重要な機会!集中できる内容にしたいですね!

本記事は安全大会の目的を知り、建設業での安全大会の重要性も理解できる内容となっています。安全大会の成功に向けて、ぜひ最後までご覧ください。
講演サーチは、超重要な安全大会の開催を丁寧にサポート。お気軽に無料相談をご利用ください。

安全大会とは?


企業の社員や現場で働く労働者が集まり、
安全衛生に関する知識を深め、安全への意識をひとつにする研修会です。

安全衛生とは、気持ちよく安全に働ける労働環境を整えるために、労働安全と労働衛生(労働者の健康)を事業者が守る取り組みです。

ポイント
建設業での安全大会は年1回、7月の1週目に開催される「全国安全週間」の前後に設定されることが多いです。

安全大会ではプログラムが組まれます。内容は、主に安全表彰や災害事例の紹介、講師を招いた講演会やグループワークなどがあります。

安全大会の開催は、法律ではっきりとした定めがないため義務ではありません。
しかし、厚生労働省令和4年における労働災害発生状況によると、令和4年度の建設業での労災発生件数は、死亡者数281人で全体の36%に上りました。

建設業は特に労働災害が発生しやすい業種でもあるため、安全大会の開催が欠かせません。

安全週間とは

従業員が安全意識を高め、事故や災害などの危険を未然に防ぐために設けられている期間を安全習慣と言います。毎年、「国民安全の日」の7月1日から1週間開催されます。

スローガンが毎年発表され、2023年は「高める意識と安全行動 築こうみんなのゼロ災職場」でした。

安全週間は労働災害や事故の防止、健康促進、労働環境の向上などを目的としています。企業や団体はこの期間中に従業員に対して安全に関するトレーニングやワークショップなどを行い、従業員全体の安全への意識を高めることを目指します。

建設業における安全大会のテーマ例

安全大会の計画担当になったら、まず考えたいのはテーマについてです。テーマを決めることで、安全大会の方向性が決めやすくなるからです。

安全大会のテーマは、具体的で実践的なものであることが求められるでしょう。

建設業ではどんなテーマで安全大会が開催されるのでしょうか。テーマ例をいくつかご紹介します。

高所作業の安全確保
機械操作のリスク管理
建設業のコンプライアンス
墜落・転落防止対策
作業手順書の重要性について

など

危機管理や防災など、現場の実態に沿ったテーマであるほどリアリティが増すため、従業員は参加意欲を高めるでしょう。

安全大会の目的

安全大会の主な目的は、事故の未然防止と労働者の安全意識の向上です。

特に建設業は労災のリスクが高い業種です。安全大会を開催し労働者の安全意識を高めることで、危険な作業に対する慣れや集中力が切れて注意散漫になることを防げるでしょう。

安全な職場環境を構築するためには、現場で働く人たち全員が協力して、安全に考慮した作業態度を身に付けることが不可欠です。

安全大会の講師タイプ


安全大会では、テーマに沿った講演会をプログラムに取り入れる企業も多いです。

講演を行う講師のタイプはさまざまですが、適切な講師への依頼で大会を通じて伝えたいメッセージがより効果的に伝わるでしょう。

講師のタイプは大きく分けて次の5つです。

著名人
安全大会に特化したプロ講師
社会保険労務士
各分野の専門家

ここからは、安全大会の講師について、タイプ別に詳細やメリット・デメリットを解説します。

1.著名人

元ニュースキャスターや元オリンピック選手、落語家など、さまざまな著名人が安全大会の講師となります。

著名人に講師を依頼するメリットは、豊富な経験から得た体験談や知識が聞く側の興味を高めやすいことでしょう。

デメリットは、著名人講師は講演料が高い傾向にあることです。「相談してみたら思ったより高くなかった」などの場合もあるので、著名人の講師に興味がある場合は一度相談するのがよいでしょう。

ポイント
講演会への登壇経験が少ない場合は、参加者を惹きつける魅力的な講演が難しい場合もあります。
依頼前に講演の実績を確認しましょう。

後悔のない講師選びをするなら、こちらの記事もご覧ください。

 

2.安全大会に特化したプロ講師

安全大会での講演を専門とした講師もいます。

安全対策への豊富な知識と、安全大会での講演経験が多いため、参加者を飽きさせない講演ができます。参加者が眠らない講演会にしたいと考える担当者にとって、最適な講師でしょう。

デメリットはスケジュールを押さえにくいことです。安全大会の開催時期は講演の申し込みが集中するので、早めの依頼をしましょう。

3.社会保険労務士

企業で働く従業員の職場環境を管理する「労務管理」や、社会保険、年金相談などの対応ができる「社会保険労務士」の資格を持つ講師です。社労士とも呼ばれます。

社会保険労務士が安全大会で講演を行うテーマは、ハラスメントの防止や労働時間、リスクマネジメントなどです。

法令に詳しいため、安全大会で万が一の事故や災害に備えての保険や補償についても説明できます。そうした講演を聞くことで、労働者は安心感を得られ満足度が上がるでしょう。

一方で、難しい法的な用語が出てくると参加者は理解ができず飽きてしまうかもしれません。堅苦しい内容にならないよう、具体例や分かりやすい用語を交えた講演にしてもらいましょう。

4.各分野の専門家の講師

特定の分野に精通した講師に依頼するパターンもあります。安全大会に関わる分野では、例えばコミュニケーションや健康、防災などが挙げられるでしょう。

メリットは、依頼したテーマを探求して講演できる点です。

デメリットは、ひとつの分野を専門とした講演内容となるため、参加者が興味のないテーマだった場合に飽きてしまうことでしょう。

5.身近な関係者

社長の知り合いや従業員など、安全をテーマに身近な関係者が講師を務めて講演・講話を行うこともあります。

現場で働く者同士が安全意識を共有し、お互いに気を引き締める良い機会となります。

一方、講演に慣れていない場合は参加者の興味を引く内容を提供できないこともあるでしょう。

安全大会の講演料相場


安全大会の講演料は、講師の経験や知名度、専門性によって異なります。

著名人の場合は「30~100万円」、安全大会に特化したプロ講師なら「20~30万円」など相場はさまざまです。

ポイント
講演料は、
・開催時期
・開催地
・開催形式
・参加人数
・開催時間
など、さまざまな条件で決められます。

相場通りになるとは限らないので、気になる講師がいたら講演サーチの無料相談を活用して気軽に問い合わせてみましょう。

問い合わせる際、講演料に消費税が含まれるかどうかもあわせてチェックします。講演料は金額が大きい分、消費税も侮れません。

講演料以外にも費用は必要

講演料だけでなく、講師にかかる諸費用も考慮する必要があります。

諸費用とは、例えば講師の「交通費」や「宿泊費」、「出張料金」などの追加料金を指します。

講演料以外に追加で発生する費用はあるか、ある場合は費目や料金について事前に確認しておきましょう。

まとめ

安全大会は建設業界で欠かせない取り組みであり、適切なテーマ選びと講師選びが成功の鍵となります。

著名人やプロ講師、専門家を選ぶ際には、その実績や専門性、費用などを検討し、最適な選択を行いましょう。

講演サーチを利用すれば、安全大会の成功に欠かせない講師選びがスムーズに行えます。効果的な講師派遣サービスをぜひご検討ください。

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