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【保存版】VUCAとは?VUCA時代に求められる4つの施策と人材育成の関係性

【保存版】VUCAとは?VUCA時代に求められる4つの施策と人材育成の関係性

「最近ビジネスの現場でVUCAという言葉を聞くけど、そもそも何のこと?」
「VUCA時代を生き抜くためにどうすればよいかわからない」
「VUCA時代にはどのような人材やスキルが必要とされるの?」

近年のビジネスシーンでは、VUCAといった言葉をしばしば耳にしますが、何を表しているのかよくわからない方も多いのではないでしょうか。VUCAの意味はわかっていても、実際にVUCA時代をどのように生き抜いていけばよいかわからない企業の担当者の方も多いでしょう。

本記事では、講師派遣のプロである講演サーチが、VUCAの基本的な意味と背景を解説します。VUCA時代を生き抜くために企業が実施するべき施策や必要な人材についてもあわせて紹介します。VUCAについて理解したいだけでなく、VUCA時代に生き抜く方法を知りたい方にこそ、ぜひ読んでいただきたい内容です。

講師派遣のプロである講演サーチは、長年多くの講演や研修を実施してきたプロの講師が在籍しています。先が読めないVUCA時代を生きるうえで必要なスキルを身につけられる講演、研修をご提案するため、ぜひお気軽にご相談ください!
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【保存版】VUCAとは?VUCA時代に求められる4つの施策と人材育成の関係性


1位

多湖 弘明

【株式会社Office Hit 代表取締役】

 

2位

大久保 雅士

【メンタリスト/ビジネス心理コンサルタント】

 

3位

斎藤 幸平

【東京大学大学院総合文化研究科准教授】

 
安藤美希子さんお写真

4位

安藤 美希子

【株式会社日動電設/ウエイトリフティング選手/オリンピアン/メダリスト/アスリート/コーチ】


5位

今井 千尋

【株式会社ワンダーイマジニア 代表取締役/テーマパークV字回復人財育成トレーナー/講演家/執筆家】

VUCA(ブーカ)とは?

【保存版】VUCAとは?VUCA時代に求められる4つの施策と人材育成の関係性
VUCA(ブーカ)とは、現代社会やビジネスの特徴を表す次の4つの英単語の頭文字をとった造語です。

VUCAとは

1. 変動性(Volatility)
2. 不確実性(Uncertainty)
3. 複雑性(Complexity)
4. 曖昧性(Ambiguity)

4つの英単語の意味について、詳しくみていきましょう。

1. 変動性(Volatility)

「変動性」とは、環境がどれだけ速く、予測不可能に変化するかを意味します。

例として、ChatGPTに代表される生成AIやメタバースなどの急速なテクノロジーの進化によって起こる社会構造そのものの変化があげられます。他にも、全社的なテレワーク導入や、ドローンによる農作業の効率化などの働き方の変化もよい例です。

ビジネスの現場では、日々情報収集を行い、時々刻々と変化していく社会の様子を観察することが重要です。事前予測が難しい変化が起こった場合でも、迅速かつ的確にベストな決断をしていくことが求められます。

2. 不確実性(Uncertainty)

「不確実性」とは、未来に何が起こるのか、予測が難しいことを意味します。

例えば、新型コロナウイルスの大流行や地球温暖化に起因する世界的な気候変動などです。

何が起こるかわからない不確実性の高い現代では、新型コロナウイルスの大流行で多くの企業でリモートワークを導入したように、状況に応じた柔軟な判断が求められます。

3. 複雑性(Complexity)

「複雑性」とは、さまざまな要素が絡みあっていることで、物事の特徴を理解するのが難しいことを意味します。

例えば、環境問題ひとつをとっても、政治経済やテクノロジー、消費者の行動など、多くの要素が影響しています。

ビジネスの現場も、グローバル化により複雑化しています。現代のビジネスでは、国ごとに異なる文化や風習などさまざまな視点を考慮する必要があるのが一般的です。

4. 曖昧性(Ambiguity)

「曖昧性」とは、変動性・不確実性・複雑性が絡み合い、物事がはっきりしないことを意味します。

例として、SNSの急激な普及により、新しい市場やトレンドが予測しづらく不透明になってきていることがあげられます。

「曖昧性」の状況下では、過去の経験が活かしづらいです。そのため、企業や個人がどのように対応するのが正解なのかを判断するのが難しい場合が多いでしょう。

ポイント

VUCA時代では、これら4つの要素が常に絡み合い、私たちが日々直面する課題や決断を難しくしています。

こうした状況下でも柔軟に対応し、よい判断を下すことが重要です。

 
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VUCAはなぜ注目される?VUCA時代の背景

【保存版】VUCAとは?VUCA時代に求められる4つの施策と人材育成の関係性
VUCAはもともと軍隊で使われていた言葉ですが、2016年に開催された世界経済フォーラム(ダボス会議)をきっかけに、ビジネスや教育などでも使われるようになりました。

VUCA時代である現代社会では、変化が激しく未来の予測が困難です。さらに、グローバル化やIT技術の進化も相まって社会構造も複雑かつ曖昧な状態になっています。
例えば、世界規模での感染症の流行、気候変動があげられます。日本では、急速に進む少子高齢化も例としてあげられるでしょう。

変化の激しい社会のなかでは従来の常識や経験は通用しない場合が多いため、変化に対して柔軟な対応力が重視されるようになりました。
ジェネレーションギャップ研修
 

VUCA時代を生き抜くために企業が実施するべき4つの施策

【保存版】VUCAとは?VUCA時代に求められる4つの施策と人材育成の関係性
VUCA時代に企業が生き残るためには、時代にあった柔軟な対応をしていく必要があります。
本項では、VUCA時代に企業が実施するべき施策を4つ紹介します。

1.経営ビジョンの明確化
2.迅速な意思決定
3.多様な価値観を持つ人材の採用
4.変化に対応できる人材育成プログラムの設定

それぞれ解説します。

1.経営ビジョンの明確化

予測困難で複雑かつ曖昧な社会のなかで企業が生き抜くためには、企業の向かう先を示すビジョンの明確化が必須になります。企業の向かう方向性が明確でないと、急速に変化していく社会の流れに対応できなくなってしまうのが理由です。

例えば、新型コロナウイルスの世界的大流行のように、突発的かつ予測困難な外的問題が発生した場合を考えます。このような場合、多くの企業での経営計画の見直しが必要になってきますが、企業として進むべき方向がきちんと決まっていないと、イレギュラーが起きたときに対応ができません。

一方、ビジョンが明確で方向性が定まっていれば、組織内での混乱を最小限に抑えられ、経営計画も柔軟に変更して対応できます。
VUCA時代だからこそ、ビジョンの明確化は欠かせません。

2.迅速な意思決定

変化が激しい時代の流れに適応するには、迅速な意思決定も重要です。
なぜなら、意思決定が遅いことで、ビジネスチャンスを逃すことにつながるからです。

つまり、時間が経つほど社会が変化するため、その変化に対応するために新たなアイデアや解決策を考える必要が出てきます。

VUCA時代に必要とされる迅速な意思決定には、OODA(ウーダ)ループが効果的です。
OODAループはもともとアメリカの軍隊が使っていたもので、VUCA時代のビジネスではしばしば使われています。OODAループとは、「観察」「方向づけ」「決定」「行動」の4つのステップを繰り返す意思決定法のことです。
OODAループの使用により、日々変化するVUCA時代でも、状況に応じてベストな決定を行えます。

3.多様な価値観を持つ人材の採用

企業がVUCA時代を生き抜くためには、一つの価値観だけにとらわれるのではなく、多種多様な価値観を受け入れることが大切になります。
なぜなら、経験やスキル、思考の異なる人材の適材適所への配置が、複雑で曖昧なあらゆるビジネス環境の変化に対して対応できる視点を持つうえで有効だからです。

具体的には、さまざまな人種や学歴などの経歴にとらわれず、さまざまなバックグラウンドを持った人材を採用し、社内に多様な価値観を浸透させていくとよいです。

多様な価値観を持った方同士で意見交換を実施し、予測困難な課題にも対応してVUCA時代を乗り越えていきましょう。

4.変化に対応できる人材育成プログラムの設定

VUCA時代では、予測困難な変化に対応でき、強いリーダーシップを発揮できる人材を育成するプログラムが必要です。
メンバーのやる気を引き出すだけでなく、チームを的確に動かせる決断力のある人材が増えることで、企業が定めたビジョンの方向に一貫して向かうことができるからです。

特に、チームのリーダーである管理職の育成は、より大切になってきます。先行き不透明で変化の激しい時代では、ただ上からの指示を待ち、言われたことのみを実行する人材では対応できません。リーダーシップを発揮して部下を指導できる管理職の育成は、企業が生き残る力をつけるためにも重要です。

VUCA時代こそ、変化に対応できる人材の育成するプログラムの設定は必要です。
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VUCA時代のマネジメントと世代間ギャップの関連性

【保存版】VUCAとは?VUCA時代に求められる4つの施策と人材育成の関係性
組織のリーダーである管理職は、VUCA時代に対応していくためにも、リーダーシップを発揮し、部下を適切にマネジメントしていく必要があります

しかし、部下である若手世代との世代間ギャップに起因する価値観の違いにより、コミュニケーションやマネジメントがうまくいっていないケースがあるでしょう。VUCA時代では、部下とのすれ違いによるコミュニケーションロスは、突発的に発生する課題に対し対応できない原因となり、チームや企業の業績悪化に直結します。

管理職の方は、VUCA時代に対応できるリーダーシップを身につけるためにも、部下との世代間ギャップに起因する軋轢はなくしておきましょう。

講演サーチでは、現代の課題となりやすい世代間ギャップに着目した世代間ギャップ研修をおすすめしています。

年齢にとらわれず柔軟に対応できる人材を育て、VUCA時代を生き抜く力を高めませんか?
研修や講演会の開催の際はお気軽にご相談ください。
ジェネレーションギャップ研修

まとめ|VUCA時代で生き残るために企業に必要なこと

VUCAの基本的な意味や背景の解説に加え、企業が生き抜くために必要な施策や人材を解説しました。

予測困難なVUCA時代を企業が生き残るためには、従来の価値観に固執するのではなく、向かうべき方向性を定め、多様な価値観とともに激しい変化に対応していく能力が必要です。予測困難な変化に対応していくためには、組織を引っ張っていける強いリーダシップを発揮できるリーダーの存在が非常に重要です。

しかし、組織のリーダーである管理職は、世代間ギャップにより、部下に当たる若い世代の育成に苦戦していることも珍しくありません。

講師派遣のプロである講演サーチでは、VUCA時代にも対応できる部下の育成法やコミュニケーション術を身につけられる「世代間ギャップ研修」を提供しています。講師派遣のプロとして長年培ってきたノウハウをもとに、多数の実績豊富な講師の派遣が可能です。

VUCA時代に対応できる強い組織を作りたい方こそ、ぜひ無料相談をご利用ください。

人気の講師


1位

多湖 弘明

【株式会社Office Hit 代表取締役】

 

2位

大久保 雅士

【メンタリスト/ビジネス心理コンサルタント】

 

3位

斎藤 幸平

【東京大学大学院総合文化研究科准教授】

 
安藤美希子さんお写真

4位

安藤 美希子

【株式会社日動電設/ウエイトリフティング選手/オリンピアン/メダリスト/アスリート/コーチ】


5位

今井 千尋

【株式会社ワンダーイマジニア 代表取締役/テーマパークV字回復人財育成トレーナー/講演家/執筆家】

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