
講師特別インタビューvol.5【インテリジェンスの最前線・稲村 悠氏】
講演サーチが厳選した講師への特別インタビュー。
講師特別インタビューvol.5は、日本カウンターインテリジェンス協会代表理事である稲村 悠氏にお話を伺いました。
激動する国際情勢の中、企業はどのように情報を収集し、分析し、意思決定に活かしていくべきなのでしょうか。その答えの一つが「インテリジェンス・サイクル」です。
稲村氏は、不確実性が増す国際環境において、企業がどのように情報を扱い、戦略的思考を実践すべきかを説いています。その知見は、著書『企業インテリジェンス 組織を導く戦略的思考法』 (講談社+α新書)にもまとめられています。
今回は、企業の意思決定力を高める秘訣と、稲村氏の考え方や講演への思いについて、講演サーチスタッフが深掘りしました。
INTERVIEW

Fortis Intelligence Advisory株式会社 代表取締役
一般社団法人 日本カウンターインテリジェンス協会代表理事
外交安全保障アカデミー「OASIS」講師
官民で多くの諜報事件を捜査・調査した経験を持つスパイ実務の専門家。警視庁公安部外事課の元公安部捜査官として、カウンターインテリジェンス(スパイ対策)の最前線で諜報活動の取り締まり及び情報収集に従事、警視総監賞など多数を受賞。
企業の未来を照らす光:講師特別インタビューvol.5【インテリジェンスの最前線・稲村 悠氏】
目次
単なる情報収集ではない、「インテリジェンス」の本質

多くの企業が誤解している「インテリジェンス」の本質とは何か。企業コンサルタントの稲村悠氏はこう語り始めました。
インテリジェンスという言葉が独り歩きしているように感じています。
近年、企業の間で「インテリジェンス」という言葉がよく使われるようになりました。しかし、その本質を理解している企業や担当者は多くないと稲村氏は指摘します。
インテリジェンスには本来、「知識・活動・組織」の3つの意味があります。インテリジェンスは「情報を収集すること」や「収集した情報そのもの」だと誤解されやすい言葉ですが、それは一部に過ぎません。
稲村氏によれば、本来のインテリジェンスとは、集めた情報から具体的な行動指針を導き出すプロセス全体を指します。
「天気予報を例にとると分かりやすいでしょう。
気圧などのローデータを集めるだけではなく、それを分析して『明日は雨が降る確率が高い』という予測を立てる。さらに『外出時は傘を持つとよい』と具体的な行動のアドバイスまで提供すること。これがインテリジェンスの本質なのです」
つまり、単なるデータや情報ではなく、意思決定につながる示唆を含んだ知見こそが、真のインテリジェンスだといえます。
企業内の「信頼関係」がインテリジェンス・サイクル実装の鍵

世界情勢が大きく変化している昨今、企業におけるインテリジェンスの重要性が増しています。企業がこれからの時代を生き残るために、「インテリジェンス・サイクル」が必要だと稲村氏は語ります。
インテリジェンス・サイクルとは、組織が情報を収集・分析し、それを意思決定に活かし、その結果を評価して次の情報収集につなげる一連の循環プロセスです。
インテリジェンス・サイクルは、単なる仕組みやツールではありません。
それを機能させるためには、組織内の信頼関係が不可欠です。
インテリジェンス・サイクルは、組織全体が同じ方向を向き、正しい道筋を示す「コンパス」のような役割を果たします。
稲村氏によると、インテリジェンス・サイクルを企業に導入するには、縦と横の二つの関係性が重要となります。
経営者がインテリジェンス・サイクルを導入しようとしても、担当者が『何を言ってるんだろう、この人』と思ってしまっては機能しません。まずはインテリジェンス自体への理解と信頼を構築する必要があります。
一方、担当者もわからないことがあれば質問できる関係性を保つことが大切です。経営者の思い描く理念やゴール理解した上でインテリジェンスを生成する必要があるのです。
さらに、部門間の横の連携も欠かせないと稲村氏は指摘します。
経営企画部門だけでインテリジェンスを生成しようとすると、製造部門などの現場の声が反映されません。現場からの情報が自然に上がってくる・現場の声が届く関係性を築くことが大切です。
このように、インテリジェンス・サイクルは単なる情報処理の手法ではなく、組織内のコミュニケーションや信頼関係を基盤とした意思決定の仕組みなのです。
インテリジェンスの誤解を解く–著書への想い

インテリジェンスの重要性や具体的な活用方針については、稲村氏の著書『企業インテリジェンス 組織を導く戦略的思考法』 (講談社+α新書)でも詳説されています。
稲村氏は、執筆のきっかけを次のように語ってくれました。
当初は中国の技術流出について書く予定でした。しかし、以前から独り歩きしていると感じていた「インテリジェンス」という言葉を定義づけ、企業活動に落とし込む方法を提示できればと思いました。
企業からの相談を受ける中で、多くの企業がインテリジェンスという言葉を誤解していることに気づいた稲村氏。ある企業は『秘密裏に情報を集めること』、別の企業は『良質な情報を集めること』だけをインテリジェンスと捉えていたことに一種の気持ち悪さを感じたといいます。
この誤解を解き、企業目線で本当に価値のある「インテリジェンスの本質」を伝えたいという思いが、著書執筆の原動力となりました。
稲村氏の講演が企業に変革をもたらす

稲村氏の講演には、「情報の取り扱い」の枠に留まらない、組織運営に役立つ考え方や新しい視点が多く盛り込まれています。
インテリジェンスサイクルという難しい言葉を使いながらも、実はその本質は『人のつながり』だということを伝えたいのです。
そう語る稲村氏の目はまっすぐに前を向いていました。
講演では、企業でよくある事例を具体的に示しながら、それを解決するためのインテリジェンス・サイクルの活用法のヒントを伝授してくれるでしょう。誰もが「うちの会社にもあるある!」と思えるような事例を交えながら、組織の悩みや企業病を解決に導きます。
稲村氏の講演は、経営者や幹部、意思決定者はもちろん、組織内のコミュニケーションに課題を感じている方々にとっても役立つ内容です。
組織を変える第一歩を踏み出しませんか?

稲村氏の講演は、単なる情報収集の手法を学ぶものではありません。それは、組織内のコミュニケーションを見直し、より効果的な意思決定プロセスを築くためのきっかけになるはずです。
不確実性が高まる現代のビジネス環境において、インテリジェンス・サイクルは企業の意思決定に不可欠だといえます。稲村氏の知見は、多くの企業にとって貴重な指針となることでしょう。
稲村悠氏だからこそ伝えられる「情報への向き合い方」「組織のあり方」について知ることで、具体的なアクションが見えてくるはずです。
情報をどのように集め、分析するか。そして情報収集で終わらずに、それをどのように意思決定に活かすのか。
その答えを稲村氏の講演から見つけてみませんか?
講演会や研修会の開催をご検討中の方はぜひ一度講演サーチの無料相談をご活用ください。
稲村氏の言葉が、組織の財産として価値ある情報となることでしょう。
INTERVIEW

Fortis Intelligence Advisory株式会社 代表取締役
一般社団法人 日本カウンターインテリジェンス協会代表理事
外交安全保障アカデミー「OASIS」講師
官民で多くの諜報事件を捜査・調査した経験を持つスパイ実務の専門家。警視庁公安部外事課の元公安部捜査官として、カウンターインテリジェンス(スパイ対策)の最前線で諜報活動の取り締まり及び情報収集に従事、警視総監賞など多数を受賞。
稲村氏はインテリジェンスをテーマとした講演会はもちろん、コミュニケーションや安全大会向けの講演も可能です。以下のような講演テーマがあるため、気になるテーマがある方はお気軽に無料相談をご利用ください。
スパイの技術「HUMINT」から学ぶコミュニケーション
人の心に入り込み信頼関係を築く方法 ~スパイ活動から学ぶ人間関係の築き方~
想定する受講者:
経営者・経営幹部・営業マン・主婦など幅広い層。
信頼関係の構築はどの場面でも必須です。あらゆる層の方に今すぐ使えるテクニックを伝授します。
提供する価値・受講者へ伝えたい事:
皆さんは誰と信頼関係を構築したいでしょうか。
ビジネスや日常生活で相手と”信頼関係を築く”ということは、どの場面でも必須です。
講師は、多くの諜報活動の取り締まり及び情報収集に従事し、警視総監賞など多数を受賞した元敏腕捜査官であり、諜報事案の現場から得た人との交渉術や良好な人間関係の構築法などを現場で体得しました。
スパイ活動の最前線にいた経験と民間での経験を掛け合わせ、スパイのテクニックを民間でも使えるようアップデートし、テレビの世界だけだったスパイの話を生の声としてリアルに描写し、いかに相手と信頼関係を構築するかを解説します。
講師はその希有な経験から得た知見を民間に還元するとともに、カウンターインテリジェンス(スパイ対策)を全国に広めるべく活動を行っています。
多くの人と信頼関係を構築し豊かな人生を送って頂きたい、それが講師の願いでもあります。
講演概要:
1.信頼関係とは
2.私の“1000人以上から情報収集した経験”から学ぶ人の心への入り方【事例紹介・ワーク】
・人の心に入り込む具体的な手法
・心を開く瞬間
3.人の心に入った後は・・
4.他国のスパイ機関が行う人心掌握術
・CIA、モサド、MI5
5.スパイ活動から学ぶ成功事例と失敗事例
6.スパイ技術の活用場面【事例紹介・ワーク】
・ビジネスにおける活用場面
・社内の人間関係、子育てにおける活用場面
7.まとめ
人に騙されない方法
~攻撃側のメカニズムを理解し、騙されない人生を送る~
想定する受講者:
経営者、経営幹部、会社員、主婦層など幅広い層。
人に騙された経験のない方はいないでしょう。
その皆様に是非お聞きいただきたいと思います。
提供する価値・受講者へ伝えたい事:
皆さんは人に騙されたことがありますか。
騙すといっても、詐欺や浮気、子供のウソなど大小様々です。
私達が社会生活を送る上で、「騙す」という行為は無縁ではありません。
そこで、いかにして「騙されない」ようにするか。
その方法を是非学びましょう。
講師は、多くの諜報活動の取り締まり及び情報収集に従事し、警視総監賞など多数を受賞した元敏腕捜査官であり、諜報事案の現場から得た知見や情報収集のスキルを現場で体得、スパイ活動の最前線で行われる各種の情報収集テクニックを民間でも応用し、「騙す」という事象にたいして敏感に反応し、見破ってきました。
また、講師はスパイの技術「HUMINT(人からの情報収集)」を研究しているほか、民間での不正調査の経験もあり、それらの知見・経験が「騙されない方法」をより強固にしています。
これらの経験から導かれるテクニックを皆さまに惜しみなく伝授し、「騙されない方法」を体得して頂きます。
講師はその希有な経験から得た知見を民間に還元するとともに、カウンターインテリジェンス(スパイ対策)を全国に広めるべく活動を行っています。
講師の持つスキルを民間に還元し、「公平公正な豊かな社会にしたい。」と講師は願っています。
講演概要:
【プログラム】
1.「騙す」とは
2.「騙す」側の心理、攻撃方法
3.大きな「騙し」
・詐欺、浮気
4.小さな「騙し」
・子供のウソ、社員の些細なウソ
5.騙されない方法とは
6.騙されない人生を送るために
・騙すことを見破るだけではないその方法
7.まとめ
あなたの会社と家族を守る防犯対策
~特殊詐欺、強盗、泥棒等の犯罪と最新の手口~
想定する受講者:
地域の方々、一般家庭など幅広い層
提供する価値・受講者へ伝えたい事:
昨今世間を震撼させる強盗事件や特殊詐欺事件。
メディアで多数解説し、多くの寄稿も行う講師が、その経験と各種統計資料の分析をもとに皆さんに身近な犯罪の最新の手口と防犯策をお伝えします。
特に、日本でまだ発生していない最新手口を海外実例から解説します。
非常に緻密でリアルな内容を知ることにより、具体的かつ効果的な防犯策が学べます。
講演概要:
1.現在の犯罪情勢と傾向
2.AIを用いた最新の犯罪
3.深刻化している闇バイトの実態
4.あなたの家族を加害者にしないために
5.あなたの家族を守るための防犯策とは
6.まとめ
子供たちを犯罪・闇バイトから守れ
~子供たちが身に着けるべき防犯対策とは~
想定する受講者:
地域の方々、一般家庭、教育現場、少年たちなど幅広い層
提供する価値・受講者へ伝えたい事:
昨今世間を震撼させる強盗事件や特殊詐欺事件。
メディアで多数解説し、多くの寄稿も行う講師が、その経験と各種統計資料の分析をもとに闇バイトをはじめとした犯罪グループの勧誘方法や各犯罪における防犯策をお伝えします。
特に、少年たちがなぜ闇バイトに手を染めるのか。最新の分析から解説します。
非常に緻密でリアルな内容を知ることにより、具体的かつ効果的な防犯策が学べます。
講演概要:
1.現在の犯罪情勢と傾向
2.深刻化している闇バイトの実態
3.少年たちが身に着けるべき防犯(SNSや地元の繋がり)
4.あなたの家族を加害者にしないために
5.あなたの家族を守る防犯策とは
6.まとめ
激動の国際情勢における諜報活動とは
~スパイ活動から日本を守るために~
想定する受講者:
経営者、経営幹部、情報セキュリティ担当者、コンプライアンス担当者
提供する価値・受講者へ伝えたい事:
スパイの手口を知っていますか?
激動する国際情勢において、日本は世界からどう見えるのでしょうか。
そして、その日本におけるスパイ活動の実態とは。
狙われる日本の技術、民間企業で起こる産業スパイ、皆さんが目にする事案の手口は代表的なものであり、実際は極めて巧妙で複雑です。
日本と企業、そして社会を守るために、その実態を知り、日本で行うべきカウンターインテリジェンス(防諜活動)をお伝えします。
講師は、多くの諜報活動の取り締まり及び情報収集に従事し、警視総監賞など多数を受賞した元敏腕捜査官であり、諜報事件捜査で得た知見、刑事課強行犯の捜査経験や民間での不正調査の経験も踏まえ、スパイ活動の実態と対応策を具体的に解説します。
講師はその希有な経験から得た知見を民間に還元するとともに、カウンターインテリジェンス(スパイ対策)を全国に広めるべく活動を行っています。
「自社、自社の社員ひいてはそのご家族を守るために是非聞いて頂きたい」と講師は願っています。
講演概要:
【プログラム内容】
1.地政学と諜報活動
2.世界から見た日本
3.スパイ活動の有効性
4.日本におけるスパイ活動の実態(主体:各国家)
5.日本におけるスパイ活動の実態(主体:企業)
6.日本で行うべきカウンターインテリジェンス
7.まとめ
わかりやすく解説!企業が知るべきサイバー攻撃の実態
~誰でもわかるサイバー攻撃とその対応策~
想定する受講者:
企業経営者、情報セキュリティ担当者、教育現場
提供する価値・受講者へ伝えたい事:
昨今世間を震撼させるサイバー攻撃。
しかし、その内容は技術的な話が多く、なかなか理解しづらい部分があります。
ホワイトハッカーを擁する協会の代表である講師が、サイバー攻撃のリアルな実態と対応策について、誰にでもわかるようにかみ砕き解説します。
そこには難しい技術的な話は一切なく、企業が知るべきサイバー攻撃の恐るべき実態ととるべき対応策が示されています。
講演概要:
1.サイバー攻撃とは
2.サイバー攻撃の被害額と復旧費用とは
~100万円の費用は序の口!?!?~
3.知るべき脅威の攻撃手法
~古典的な攻撃が猛威をふるう~
4.知るべき攻撃手法を体感してみよう【シミュレーション】
5.サイバー攻撃にどう対抗すれば良いのか
6.まとめ
スパイの技術「HUMINT」から学ぶコミュニケーション
「本音」「嘘」「秘密」を引き出す技術
~営業、マネジメントにも使えるスパイの人心掌握術~
想定する受講者:
経営者、経営幹部、会社員、主婦層など幅広い層。
相手と良好な関係を築く、取引を成功させる、などのあらゆる場面で、相手の「本音」「嘘」「秘密」を引き出す技術を活用し成功に導きます。
提供する価値・受講者へ伝えたい事:
皆さんは誰の「本音」「嘘」「秘密」を引き出したいのでしょう?
引き出した情報を基に良好な人間関係を築きたい、取引を成功させたいと思いませんか?
講師は、多くの諜報活動の取り締まり及び情報収集に従事し、警視総監賞など多数を受賞した元敏腕捜査官であり、諜報事案の現場から得た知見や情報収集のスキルを現場で体得、スパイ活動の最前線で行われる各種の情報収集テクニックを民間でも応用し、相手の「本音」「嘘」「秘密」を引き出すことに成功してきました。
また、講師は刑事課強行犯の捜査経験や民間での不正調査の経験もあり、それらの経験が相手の「本音」「嘘」「秘密」を引き出すテクニックをより強固にしています。
これらの経験から導かれるテクニックを皆さまに惜しみなく伝授し、ご家族や上司部下、同僚、取引先やお客様との良好な人間関係の構築や交渉、取引を成功に導きます。
講師はその希有な経験から得た知見を民間に還元するとともに、カウンターインテリジェンス(スパイ対策)を全国に広めるべく活動を行っています。
講師の持つスキルを民間に還元し、「公平公正な豊かな社会にしたい。」と講師は願っています。
講演概要:
【プログラム】
1.スパイとは
2.情報を引き出す5つのステップ
・他国のスパイも使う極秘ステップ
・人の心に入り込む具体的な手法
3.信頼関係を築くテクニック
4.「本音」「嘘」「秘密」を引き出す技術
・質問をしないで話させる技術
・勝手に核心を話し出す技術
5.引き出した”情報”の使い方
6.あなたの”情報”を守るには
・現代の情報戦
・情報がもたらす利益/危険
7.まとめ
あなたの会社をどう守るか「諜報活動の最前線」
~スパイからサイバー攻撃まで~
想定する受講者:
経営者、経営幹部、情報セキュリティ担当者、コンプライアンス担当者
提供する価値・受講者へ伝えたい事:
経済スパイ(産業スパイ)の手口を知っていますか?
経済安全保障で注目を浴びる”技術流出”、民間企業で起こる”情報漏洩”、皆さんが目にする事案の手口は代表的なものであり、実際は極めて巧妙で複雑です。
また、流出の経路は”スパイ”だけではなく、投資活動や人材交流など多くの経路が複雑に絡み合っています。さらに、”国同士”ではない”企業同士”の諜報活動も未だに活発に行われています。
そして、サイバー攻撃にスパイが使われるという事実を知っていますか?
ソーシャルエンジニアリングとは?
これらを防ぐにはまず手口を知り、自社で数々の対策を打たなければなりません。
講師は、多くの諜報活動の取り締まり及び情報収集に従事し、警視総監賞など多数を受賞した元敏腕捜査官であり、諜報事件捜査で得た知見、刑事課強行犯の捜査経験や民間での不正調査の経験も踏まえ、あらゆる”流出”の経路と対応策を具体的に解説します。
講師はその希有な経験から得た知見を民間に還元するとともに、カウンターインテリジェンス(スパイ対策)を全国に広めるべく活動を行っています。
「自社、自社の社員ひいてはそのご家族を守るために是非聞いて頂きたい」と講師は願っています。
講演概要:
【プログラム】
1.狙われる企業
2.企業に忍び寄るスパイの実態・最前線
3.事例から学ぶ企業の情報・技術流出事案
4.企業情報を盗む驚くべき手口
・ハニートラップの恐怖
・恐ろしい民間スパイ活動
・サイバー攻撃?ソーシャルエンジニアリングの恐怖
5.あなたの会社を守るには?
6.まとめ
社内調査の専門家が教える 社員による不正を暴く調査実務
~調査準備から事実認定まで~
想定する受講者:
経営者・経営幹部・コンプライアンス担当者
提供する価値・受講者へ伝えたい事:
証拠はあるのに被疑者が認めない。
そもそも証拠が集まらない。
社員が逮捕されたら?
社内で起きた不正事案でこのような悩みはないでしょうか?
不正事案は類型化されているようで、蓋をあけると様々な態様を見せます。
また、調査の手順を間違えたり、そもそもどこから手をつけて良いかわからない、対応できるメンバーがいないなど調査側でも様々な問題が浮き彫りになります。
講師は、刑事での捜査指揮経験に加え、大手保険会社での社内調査チームで管理職として調査を指揮、更には調査委員会が組織される大規模ば調査委員会で会計不正や情報漏洩事案、品質不正事案の調査に従事し、多くの事案に対応してきました。
その経験を基に、具体的で説得力のある実践的な調査実務を伝授します。
講演概要:
【プログラム】
1.社内不正の現状
2.不正発覚後の調査の流れ
3.調査の重要ポイントとその失敗事例
4.担当事件/事案の事例解説(捜査時における事例/民間企業における事例)
・情報漏洩事案
・ハラスメント事案
・社員が虐待動画を投稿していた事案
5.ヒアリング実務解説、その準備から落とし方
6.グレーな事案の結了方法
7.まとめ
スパイ活動から学ぶ安全管理術
バレたら命の保証はない!危険を察知するその心得とは?!
想定する受講者:
安全大会の参加者の方々(安全監督者、現場作業者の方々)など
提供する価値・受講者へ伝えたい事:
スパイは僅かな変化も見逃さない。
僅かな異変から危険を察知し、ミッションを安全に完遂する。
講師は、多くの諜報活動の取り締まり及び情報収集に従事し、警視総監賞など多数を受賞した元敏腕捜査官であり、スパイ活動の最前線で行われる各種の情報収集を成功させてきました。
僅かな異変を見逃さない危機管理能力と、ミッションを完遂させるために行うコミュニケーション術を余すことなく伝授し、講師の希有な経験がもたらす究極の安全管理術が学べます。
講演概要:
【プログラム】
1.スパイとは
2.スパイが気にする危険とは
・バレたら命はない!
・小さな危険も見逃すことはできない!
3.スパイ活動の現場で起きる数々の危険
4.X国スパイに捜査がバレた!?その時スパイがとった行動とは!
・捜査で経験した諜報事案のリアルエピソード
・一流スパイの危険察知能力
5.危険を察知するための極秘コミュニケーション術
6.危険を察知したスパイの予防策、仲間と国を守る!
7.まとめ