山神 正文 やまがみ まさふみ プロフィール

山神正文(やまがみまさふみ)氏プロフィール

略歴
1960年 | 鹿児島県枕崎市生まれ |
1982年 | 東京商船大学(現,東京海洋大学)卒業・修了 |
1982年 | 山下新日本汽船(現,商船三井)入社 日本で,希有である一級海技士(航海)と一級海技士(機関)の両方の資格を所持し,世界中どこでも,どのような大きさであっても船長(船舶最高責任者,運航全般総括)を務めることができ,なおかつ,どのような機関出力でも機関長[工学系全般総括(機関・機械・電気等)]もできる。数万から数十万トンの大型船舶の運航士(航海士・機関士)として外国航路に乗船・航海し,世界20ヶ国以上の港に寄港して,人権の現状等を見聞し認識を深めるとともに,世界の諸現状を把握する。 |
1991年 | 東京商船大学 文部教官 動力システム工学講座に所属し,日本舶用機関学会・電気学会の会員として高周波電源の船舶機関への応用,燃料油向けホモジナイザー電源の研究に従事するともに,学生及び大学院生の講義,論文作成指導等に当たる。 |
1994年 | 鹿児島水産高等学校 教諭・教頭 国土交通省の登録船舶職員養成施設としての高校で海事教育と水産業の後継者育成に当たる。 |
2012年 | 有明高等学校 教頭 |
2015年 | 山川高等学校 校長 |
2017年 | 鹿屋農業高等学校 校長 農業県鹿児島の拠点校・リーダー校である鹿屋農業高校長として農畜産業の後継者育成及び産官学の連携に当たる。 |
2025年 | 山神海事総合事務所 代表 今までの多岐にわたる海・船を主とした海事教育及び実務の経験を活かすために,多角的な視点からの講演活動を全国で広範囲にわたり行っている。 |
資格
・海事補佐人
・海事代理士
・一級海技士(航海)
・一級海技士(機関)
・一級小型船舶操縦士
・第一級海上特殊無線技士
・潜水士
・船舶衛生管理者
・危険物乙種全類取扱者
・第1,4,6,7類乙種防設備士
・一級ボイラー技士
・エックス線作業主任者
・高等学校校教諭免状
講演テーマ
世界の海を航海して見てきた人権と、そして、今を生きる
対象者
小・中学生,高校生,一般,企業
受講者へ伝えたいこと
世界の人権問題の実態を経験に基づく講演で考えて、そして個人的に重大疾患等を乗り越え、今を生きている姿を伝え、命を大切にして欲しい。
講演内容
外国航路の船員として、世界の海を航海して20ヶ国以上の港に寄港し、そこで体験した南アフリカでの人種差別・隔離政策、ペルシャ湾でのイラン・イラク戦争、アメリカでのエイズ草創期の問題と大リーグ左腕投手の感動、南シナ海における海賊とボートピープルの難民問題等々を通じて世界の人権を講演します。そして、個人的な重大疾患の体験より命の大切にする姿を伝えたいです。
脳内出血、心臓冠動脈バイパス手術 日常での突発的かつ危機的な外的要因を乗り越え、今を生きる
対象者
中学生、高校生、一般
受講者へ伝えたいこと
命の大切さを考えて、生き抜いてほしい。
講演内容
自らが罹患した脳内出血、心臓冠動脈バイパス手術,日常生活で起こりうる外部要因から再起して今を生きている現状を語り、これからの半生を健康に注意しながら力強く生きる命の大切さを主テーマに講演します。
世界の海を駆ける夢を抱き、世界を知る
対象者
小・中学生、高校生、一般
受講者へ伝えたいこと
夢を実現するために挑戦する気持ちを持ち続けてほしい。
講演内容
カツオの町として全国に名を馳せている鹿児島県枕崎市で生まれ育ち,海事教育機関で船乗りになるための教育を受けました。それを実践するために水平線の向こう側でコンテナ船、鉄鉱石専用船等で世界20ヶ国以上の港に寄港したことにより、様々な経験が積めその後の人生に役に立ちました。このように世界の海を駆ける夢を抱き、世界を知る目標を達成する夢を実現したことを講演します。
今を生きる家族との絆
対象者
中学生、高校生、一般
受講者へ伝えたいこと
家族との絆・感謝から命の大切さを考えて、生き抜いてほしい。
講演内容
自らの生命に関わる重大疾患である脳内出血、心臓冠動脈バイパス手術、その他の外部要因から再起して今を生きている現状を語り、そこに介在してくれた家族の存在と感謝の心に支えられた絆を振り返りながら、力強く生きている姿と命の大切さを主テーマに講演します。
外国航路の大型船舶の運航実態から学び取る安全衛生教育
対象者
製造業、建設業等の現場管理者・作業者等、関連する他の職種の方々
受講者へ伝えたいこと
海上での自己完結性が求められる小社会を形成する船舶の組織として実態を学び、海上から陸上に活かす安全衛生教育
講演内容
(1)外国航路の大型船舶概要
(2)外国航路の大型船舶の運航実態
(3)船舶組織と組織別の安全衛生教育
①船舶の安全や海洋の環境保全の向上
②安全運航や船員の労働災害防止健康管理・労働支援
③船員災害防止対策の推進
④ストレスチェックの実施とメンタルヘルスの確保
(4)(3)から学び取れる陸上職場での安全衛生教育
船員の労働環境から、陸上現場の安全衛生教育に活かす
対象者
製造業、建設業等の現場管理者・作業者等、関連する他の職種の方々
受講者へ伝えたいこと
陸上の労働基準法に準拠した船員法や組織としての船舶職員及び小型船舶操縦者法等の海事法規に規定される海上環境と陸上環境の差異からの安全教育
講演内容
(1)外国航路の大型船舶概要
(2)船員の海事法規
①船舶の安全基準や環境保全に係る設備の技術基準
②海技教育・訓練
(3)船員の労働環境
①船舶の安全や海洋の環境保全の向上
②船員に求められる専門性
③安全運航の維持
④船員の健康管理と疾病予防対策
(4)海上環境と陸上環境の差異
①労働安全衛生活動の促進
②災害防止対策
(5) 活かされる安全衛生教育
(3)(4)から活かされる陸上職場での安全衛生教育
船員の災害事例から学ぶ安全衛生教育
対象者
製造業、建設業等の現場管理者・作業者等、関連する他の職種の方々
受講者へ伝えたいこと
海上労働の特殊性や災害事例、そして海難審判法に抵触する事例からの安全衛生教育の再認識を徹底。
講演内容
(1)外国航路の大型船舶概要
(2)船員の身近な災害事例
①身近な災害
②事故再発防止対策の徹底
③船舶安全担当者の安全管理
(3)海難審判法の船舶事故例
①船舶事故の実際
②海難原因究明体制の充実
③海洋環境の保護、大気汚染防止
(4)学び取れる安全衛生教育
①作業員の安全と現場の安全を確保するための重要な基礎訓練
②事故対応・想定訓練
③コンプライアンス、安全実務を中心にした安全衛生教育
主な活動・実績
日本舶用機関学会と電気学会でそれぞれ奨励賞受賞
平成23年度平和へのメッセージfrom知覧スピーチコンテスト 特選受賞
令和2年11月10日 南日本新聞 鹿児島人物語 記事掲載
主な講演実績
令和6年12月 第18回 南さつま市 丁子屋石蔵講演会
令和7年4月 全国水産高等学校実習船職員研究協議会講演

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