入江 聖奈 いりえ せな プロフィール

入江聖奈(いりえせな)氏プロフィール

略歴
2000年生まれ。鳥取県米子市出身。
小学校2年生の時に読んだマンガ「がんばれ元気」の影響で、米子市内唯一のボクシングジムに入門。
中学校では陸上部に所属、800mで1年時に全国中学駅伝に出場した。高校からボクシングに専念。
2、3年時の全日本女子選手権(ジュニア)を連覇を果たし、国際大会でも2018年世界ユース選手権にて銅メダルを獲得した。
2019年、日体大へ進学した同年に世界選手権日本代表に選ばれベスト8。東京オリンピックアジア・オセアニア予選日本代表を決めるボックスオフで、全日本チャンピオン晝田瑞希を下し日本代表に内定。
2021年、東京オリンピックボクシング女子フェザー級に日本代表として出場。7月24 日、エルサルバドルの選手に判定勝ちし、五輪のボクシング女子初の日本人選手として初勝利を収めた。また、準々決勝はルーマニアのマリアクラウディア・ネクタを3-2の僅差の判定で勝利し、この時点で日本ボクシング女子選手史上初のメダリストが確定。8月3日、決勝でフィリピンのネスティー・ペテシオを5-0の判定で破り金メダルを獲得した。
日本女子アマチュアボクシング選手として史上初の金メダリストであり、また全種目を通じて鳥取県出身選手では史上初の金メダリストとなった。同年11月の全日本選手権フェザー級では3年(2大会)ぶり2度目の優勝を果たした。2022年1月、アジアU22選手権の女子フェザー級で金メダルを獲得し、本大会の女子最優秀選手にも選ばれた。競技引退後は、大好きな「カエル愛」を極めるため、東京農業工業大学の大学院(修士)へ進学、カエル研究の道へ。
講演テーマ
不器用な私が金メダリストになれた思考力
~「謙虚」と「ネガティブ」が生み出す目標達成方法~
提供する価値・受講者へ伝えたい事
決して子どもの頃から器用だった訳ではない。
しかし、「謙虚さ」と「ネガティブ」をキーワードに目の前の課題、難題を一つ一つクリアし、目標を達成してきた。ボクシング競技は学生までで区切りをつけ、愛する生き物・カエルの研究のため大学院へ進学し研究者の道へ。
競技で金メダルを獲ったように、今度は研究の道でも一つ一つ難題をクリアして行けるよう新たな道で学んでいる途中。それぞれの方の人生の目標のヒントになるお話ができればと思います。
戦歴
2018年 AIBA世界ユース選手権 銅メダル
2019年 世界女子選手権ベスト8
2020年 東京オリンピックアジア・オセアニアアジアオセアニア予選 準優勝
2021年 2020東京オリンピック女子フェザー級 金メダル
2022年 ASBCアジアU22選手権女子フェザー級 金メダル
受賞歴
2021年 鳥取県県民栄誉賞
2021年 鳥取県スポーツ最高栄冠賞
2021年 米子市市民栄光賞
2021年 紫綬褒章

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