【2024年最新】全国安全週間とは?実施内容や実際の活動例もあわせて解説

「全国安全週間について聞いたことがあるけど、よくわからない」
「社内の安全大会の担当になったら、何をやるべきか知りたい」
このような悩みを持つ方もいるでしょう。
全国安全週間とは職場での労働災害の防止を目的する活動で、厚生労働省が主催しています。社内での活動を効果的なものにするためにも、全国安全週間について詳しく知っておくことが重要です。
本記事では、全国安全週間の概要や2024年度の活動事例、よくある疑問などを解説します。
【2024年最新】全国安全週間とは?実施内容や実際の活動例もあわせて解説
目次
- 【2024年最新】全国安全週間とは?実施内容や実際の活動例もあわせて解説
- 佐藤 政樹
- 村瀬 健
- 桂 三四郎
- 安藤 美希子
- 林家 鉄平
- 全国安全週間とは?概要や歴史について解説
- 全国安全週間とは労働災害防止の推進活動のこと
- 全国安全週間の歴史
- 全国安全週間の意義
- 2024年度のスローガン
- 全国安全週間中の実施事項
- 取組内容の例
- 2024年度全国安全週間の活動事例
- 1.神和工業株式会社
- 2.株式会社ベンカン BENKAN Corporation
- 3.国立大学法人静岡大学
- 【Q&A】全国安全週間に関するよくある質問
- 【2025年度に向けて】全国安全週間には労働災害防止に関する講演会がおすすめ
- まとめ
- 人気の講師
- 佐藤 政樹
- 村瀬 健
- 桂 三四郎
- 安藤 美希子
- 林家 鉄平
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人気の講師

1位
佐藤 政樹
【劇団四季 元主役の感動創造トレーナー】

2位
村瀬 健
【放送作家・漫才作家】

3位
桂 三四郎
【落語家】

4位
安藤 美希子
【株式会社日動電設/ウエイトリフティング選手/オリンピアン/メダリスト】

5位
林家 鉄平
【落語家】
全国安全週間とは?概要や歴史について解説
全国安全週間の概要や歴史を解説します。
全国安全週間とは労働災害防止の推進活動のこと
全国安全週間とは労働災害防止の推進活動のことです。
労働災害とは、労働者の仕事中に起こる負傷や死亡事故を指します。
例えば、以下が該当します。
・工事現場で作業中、物が落ちてきたことによるケガ
・工場内で機械に体が巻き込まれる死亡事故
全国安全週間は、労働災害を予防し減少させるため、毎年7月1日から7月7日に開催される啓発活動期間です。活動理念は、開始以来「人命尊重」で一貫しています。
全国安全週間の目的は主に2つです。
・労働災害防止に向けて自主的に活動すること
・安全意識を高めて安全を維持する活動を職場に定着させること
なお、全国安全週間の効果を最大化するため、6月1日から6月30日が全国安全週間の準備期間として設けられています。
全国安全週間の歴史
全国安全週間の起源は、大正時代にまで遡ります。
日本は明治時代以降、急速に近代化した一方で、発展に伴い長時間労働や大規模な事故などの労働環境の悪化が多くみられました。明治時代後期から働く人の保護に向けた動きがあったものの、本格的に安全衛生に関わる運動の動きが出たのは大正時代です。
大正8年、東京で初めての安全活動が実施されました。
その後、次第に安全活動が全国に広がり、全国安全週間は1928年に初めて実施されています。
全国各地の工場に安全委員会が配置され、安全委員会のもと労働災害防止のための教育や発生した災害の原因調査が行われました。2024年度で第97回目の開催となり、100年近い歴史があります。
参照:中央労働災害防止協会「 運動の夜明け 大正時代」
全国安全週間の意義
2023年の労働災害は、死亡者は755人(前年比2.5%減)であり、過去最小となりました。しかし、休業4日以上の死傷者数は3年連続で増加しており、135,371人(前年比2.3%増え)でした。
事故による死亡者自体は減ってきているものの、事故全体の数は増加していると明らかになっています。
具体的には、「転倒」と腰痛などの「動作の反動・無理な動作」、「墜落・転落」が増加しており、引き続き労使一丸となった取り組みが必要です。
全国安全週間の実施を通じて労働災害を少しでも減らし、労働者一人ひとりが安全かつ安心して働けるような環境作りが大切ですね。
参照:厚生労働省「令和5年の労働災害発生状況を公表」
2024年度のスローガン
全国安全週間では、例年スローガンを掲げ、年度ごとの活動の方向性を示しています。
スローガンは毎年一般公募で広くアイデアを募集しており、応募されたものの中から厚生労働省が選定します。
2024年度のスローガンはさらなる労働災害の現象を測る観点から、「危険に気付くあなたの目 そして摘み取る危険の芽 みんなで築く職場の安全」でした。
過去5年間のスローガンは以下のとおりです。
2019年度:新たな時代に PDCA みんなで築こう ゼロ災職場
2020年度:エイジフレンドリー職場へ! みんなで改善 リスクの低減
2021年度:持続可能な安全管理 未来へつなぐ安全職場
2022年度:安全は 急がず焦らず怠らず
2023年度:高める意識と安全行動 築こうみんなのゼロ災職場
スローガンには2024年度を含め、スローガンの中には「みんな」という言葉が3回も登場しています。
このことからも、誰もが安全に働ける職場をつくるには、組織の取り組みだけでなく労働者一人ひとりの安全意識が大切なことがわかります。
参照:厚生労働省「令和6年度「全国安全週間」を7月に実施~令和6年度のスローガンを決定~」
全国安全週間中の実施事項
厚生労働省が発行する「令和6年度全国安全週間実施要綱」によると、全国安全週間に各事業所が行うべき主な取り組みには、次の5つがあげられています。
1.経営トップの安全メッセージを共有
経営トップが安全に対して表明した考えを通じて関係者全員の意識を統一し、安全への意識を高める。
2.職場の安全チェックの実施
安全パトロールを行い、職場全体を見直して点検をする。
3.安全活動の広報と啓発
安全旗を掲げたり、標語を掲示したり、講演会を開催したりする他、安全資料を配布し、自社の安全活動をホームページなどで社会に発信する。
4.家族への安全協力の呼びかけ
職場の安全に関する文書を労働者家族へ送付し、必要に応じて職場見学なども実施し、労働者家族に協力を求める。
5.緊急時の対応訓練
地震や火災などの災害や緊急時に備えた訓練を実施する。
社内で全国安全週間に取り組みを実施する場合、上記5つのポイントを網羅しましょう。
取組内容の例
業種によっては追加で実施すべき活動もあるため、自社の状況を業種や業態を踏まえ、臨機応変に判断しましょう。
例えば、2023年の労働災害による死傷者数が最も多かった製造業では、機械等への「挟まれ・巻き込まれ」による事故が目立ちます。そのため、製造業の活動の一例として、適切なリスクアセスメントと改善措置を施し、機械などの安全な使用を徹底する活動を行う必要があるでしょう。
他にも、労働者一人ひとりの安全に向けた意識改革のために、講演会や研修などを実施するのも効果的です。
このように、厚生労働省などから実施すべき事項としてあげられているものに加え、職場ごとの環境を踏まえ、労働災害防止に向けて必要な措置を実施する必要があります。
参照:厚生労働省「令和5年労働災害発生状況の分析等」
2024年度全国安全週間の活動事例
2024年度の全国安全週間で、実際に企業が実施した活動事例を3つ紹介します。
1.神和工業株式会社
2.株式会社ベンカン BENKAN Corporation
3.国立大学法人静岡大学
それぞれ紹介します。
1.神和工業株式会社
神和工業株式会社は、火力発電所用各種装置の設計製作や橋梁合成床版などの製作を行う山口県の製造業の企業です。
同社では、2024年度の全国安全週間で、安全活動の定着を図る目的の活動の一環として、従業員とその家族による安全ポスター作品の募集・展示を行いました。
例えば、「パパの安全 家族の幸せ」と子供が書いたポスターなどが掲載され、従業員一人ひとりが安全に向けての意識を高められるようなポスターが集まりました。
企業内だけでなく、従業員の家族も巻き込んでみんなで安全の大切さを共有するよい取り組みですね。
参照:神和工業株式会社「令和6年度「全国安全週間」」
2.株式会社ベンカン BENKAN Corporation
株式会社ベンカンは、ステンレス配管に特化したメカニカルジョイントなどの管工機材製品の開発・製造・販売に取り組む、群馬県の製造業の企業です。
同社は、2024度の全国安全週間で、安全パトロール、熱中症予防と挟まれ巻き込まれ災害についての動画学習、ヒヤリハットの共有などを行いました。
製造業で多い挟まれ巻き込まれ災害に加え、全国安全週間が実施される夏に多い熱中症など、さまざまな視点で災害ゼロに向けた取り組みを実施しているよい例です。
参照:株式会社ベンカン「2024年ベンカン安全週間」
3.国立大学法人静岡大学
静岡大学では、大学構成員の安全意識向上を目的に、毎年「全国安全週間」の時期に「学内安全パトロール」を行っています。
具体的には、産業医・衛生管理者による通常の巡視活動とは別に、学長を始めとする大学執行部自らが視察を行い、事業場内の安全管理体制の問題を確認しています。
2024年度も「学内安全パトロール」が実施され、学内の各キャンパスで学生化学実験室での実験内容や夏場の実験環境の確認、不要試薬と化学物質に汚染されている廃棄物の保管状況の確認などが実施されました。
学長を始めとした上層部の方も、積極的に現場への安全活動に取り組まれている点が素晴らしいポイントです。
参照:静岡大学「全国安全週間活動として「安全パトロール」を実施しました」
【Q&A】全国安全週間に関するよくある質問
全国安全週間のよくある質問に回答します。
Q1.全国安全週間はなぜ毎年7月1日から7月7日?
A.安全週間が全国的に統一された昭和3年の第一回開催から昭和5年の第三回開催までは、7月2日から7日の期間で実施されていました。
しかし、昭和6年の第四回開催以降から実施期間が7月1日から1週間と決まりました。以降は約100年間にわたり、毎年7月1日から7月7日の期間で開催されています。ただし、なぜ4回目の開催から7月1日からになったのか、明確な理由はわかっていません。
Q2.全国安全週間の準備期間は何をする?
A.全国安全週間の準備期間である毎年6月1日から6月30日の間には、安全広報資料配布や労働安全に関する講習会や講演会の実施、各職場へのスローガンの掲示などが実施されます。準備期間中にきちんと基盤を整えることで、安全週間がより効果的なものになり、長期的な安全意識の向上につながります。
ただし、労働災害を防止するためには期間中だけでなく、日頃から継続的に安全衛生活動および労働災害防止対策を実施していく必要がある点は意識しておきましょう。
【2025年度に向けて】全国安全週間には労働災害防止に関する講演会がおすすめ
労働災害を防止するためには、企業や従業員に限らず、事業のステークホルダーにも安全に関する知識を広めていくことが重要です。
そのための手段として、全国安全週間には労働災害の防止に関する講演会がおすすめです。
各個人が行う安全についての文書や動画での学習も大切ですが、自社の関係者を含めて講演会を実施すると、関係者全員で安全に向けた共通認識を持てます。
講演会で事業関係者全員の知識前提を揃えることで、より効率的に労働災害防止に向けた取り組みを実現していけるでしょう。
まとめ
本記事では、全国安全週間について紹介しました。全国安全週間は100年近い歴史を持ち、昭和3年の初回以来「人命尊重」を一貫して掲げています。全国安全週間の意義は依然として高く、これまで以上に企業や労働者一人ひとりが安全に対する意識を強く持つ必要があるでしょう。
全国安全週間の開催イベントとしては、本記事で紹介した取り組みに加え、安全意識や労働災害について学ぶ講演会がおすすめです。自社の関係者を含めた講演会の実施により、参加者間での安全に対する意識の前提を揃えることができ、安全な職場環境へ向けた効率的な構築が可能になります。
講演会の実施には、講師の手配や資料の作成など、多くの準備が必要であるため、労働災害防止のための講演会を開催する場合、プロの力を借りるのがおすすめです。講演会実施を検討する際は、講演依頼・講師派遣のプロである講演サーチにぜひ一度ご相談ください。
人気の講師

1位
佐藤 政樹
【劇団四季 元主役の感動創造トレーナー】

2位
村瀬 健
【放送作家・漫才作家】

3位
桂 三四郎
【落語家】

4位
安藤 美希子
【ウエイトリフティング選手/オリンピアン/メダリスト】

5位
林家 鉄平
【落語家】
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