千葉 祐大 ちば ゆうだい プロフィール

千葉祐大(ちばゆうだい)氏プロフィール

職歴・略歴
1970年生まれ。
花王株式会社に約12年間在籍し、人事部門および化粧品販売部門でキャリアを積む。
同社では人材の採用や教育制度づくりに携わり、2002年からはグローバルマーケティング担当責任者として、
香港、上海の現地販売スタッフをマネジメントした経験を持つ。
2006年よりコンサルタントおよび講師業を始め、現在は全国の企業、自治体、教育機関等で、年間150日以上、おもに「異文化対応」に関する研修や講座を行なっている。これまで59か国・地域、6000人以上の外国人留学生を指導した経験があり、
外国人材のマネジメントやコミュニケーションに関する知識に精通 している。
■専門分野・テーマ
1.外国人材の採用と戦力化
日本人管理職むけ「外国人材の採用とマネジメント法」/外国人材むけ「日本で働くためのビジネスマナー」
2.企業のグローバル戦略
日本企業のグローバル戦略/外国人観光客(インバウンド)戦略
講演テーマ
外国籍社員むけ「日本で働くうえで知っておくべきビジネス特性」研修
対象者
日本企業で働く外国籍社員。日本在住期間が浅く、日本人の特性や日本企業の独自性を十分に理解できていない若手新入社員を対象とする。(国籍はアジアが中心)
受講者へ伝えたいこと
【研修構築の考え方】
1.日本で働くうえで知っておくべき、独自の社会習慣やルールを理解してもらう
2.国ごとに特性に違いがあることを理解し、異なる価値観をもった相手を認める受容力を身につけてもらう
3.日本で活躍するために必要となる、グローバルスキルを修得してもらう
【研修で得られる効果】
❶日本人に対する理解の促進
⇒ 日本人の思考や労働慣行の独自性を理解でき、働くうえでのギャップや違和感が軽減します
❷異文化受容力の醸成
⇒ 国ごとに社会特性に差があることを理解でき、価値観の違う相手を受け入れる、異文化受容力を醸成できます
❸高度なビジネススキルの修得
⇒日本で働くうえでのベースとなる、グローバルスキルと社会人基礎力を修得できます
❹仕事に対するモチベーションの向上
⇒ 職務に対するやりがいやチャレンジ意欲を感じるようになり、仕事へのモチベーションが上がります
講演内容
【研修❶】日本の特性理解研修 ※標準時間10:00~17:00(実質5.5時間)
・講義①日本の生活と文化: 日本の経済、法律、歴史、地理に関するイロハ
・講義②日本人の特徴: 日本人の同質性/和の精神/ハイコンテクスト性/独自の宗教観
・講義③マクロ的特性: 少子化/高齢化/女性の社会進出/若者の特性
・講義④日本の地域特性: 都道府県ごとの違い/「嗜好」に関する地域特性
・ワーク①暗黙知ゲーム(言葉のウラにある心理を読みとる)
・ワーク②日本人の理解できない言動について討議
・ワーク③日本の会社や仕事の疑問について討議
・ワーク④少子高齢化の国際比較について討議
【研修❷】日本で活躍するためのマナー・コミュニケーション力強化研修
※標準時間10:00~17:00(実質5.5時間)
・講義①印象操作: コミュニケーション力をアップさせる日本語の使い方/望ましい伝達方法
・講義②状況演出: 日本におけるコミュニケーションのTPO
・講義③独自の表現方法: ノンバーバルコミュニケーション/日本人の本音と建て前
・講義④ビジネスマナーの国際比較: 「非礼」と「常識」の国際比較/具体的なマナー違反事例
・ワーク①会話を弾ませるトレーニング
・ワーク②ノンバーバルコミュケーションゲーム
・ワーク③「敬語」と「タメ口」変換ゲーム
・ワーク④ビジネスマナーの国際比較に関して討議、発表
【研修❸】外国籍社員のためのキャリアマネジメント研修 ※標準時間10:00~17:00(実質5.5時間)
・講義①日本人の働き方: タイムマネジメントの重要性/個人主義と集団主義/プライベートのつきあい
・講義②日本のビジネス慣行: 望ましい上司とのかかわり方/ホウレンソウの重要性/根回しの必要性
・講義③キャリアパスの考え方: 終身雇用と年功序列/勤続年数の国際比較/発展空間について
・講義④仕事と職場に関する法律: 外国人特有の法律/雇用に関する法律/職場で起こるトラブル
・ワーク①チームビルディング体験ゲーム
・ワーク②社内のコミュニケーションに関する悩みを討議
・ワーク③個人のキャリアパスについて、日本人上司を交えて討議
・ワーク④今後のキャリア形成に関するワーク⇒個人発表の後に全体でディスカッション
日本人管理職むけ 「外国人材を戦力化するためのコミュニケーションと指導法」
対象者
日本国内で外国籍社員を部下に持つ日本人管理職を対象とする
(部下の国籍はアジア中心)
受講者へ伝えたいこと
日本人とは違う外国籍社員特有の考え方や行動特性を理解し、効果的なコミュニケーション法や指導法を修得してもらう。受講者の外国籍社員に対する苦手意識が払しょくされ、マネジメントのやりがいや喜びを実感できるようになることをゴールとする。
【研修で得られる効果】
❶外国籍社員に対する理解の促進
⇒ 外国籍社員に対する抵抗感や苦手意識が払しょくされ、考え方のギャップや違和感が軽減します
❷異文化コミュニケーション力の醸成
⇒ 外国籍社員とスムーズな意思疎通を図るための、多様なコミュニケーションスキルが身につきます
❸異文化マネジメント力の修得
⇒ 外国籍社員を効果的に活躍させるための、マネジメントのヒントがわかります
❹仕事に対するモチベーションの向上
⇒ マネジメントに面白さやチャレンジ意欲を感じるようになり、仕事に対するモチベーションが上がります
講演内容
外国籍社員を部下に持つ管理職研修 ※標準時間10:00~17:00(実質5.5時間)
・講義①外国籍社員活用の現状と今後の見込み
外国籍社員増加のトレンド/外国人の在留資格について/2018年問題とは
・講義②外国人の特性に関する基礎知識
パーソナルスペース/非を認める意識/親日性/時間の厳格さ/国籍の違いによる相性
・講義③外国籍社員に対するコミュニケーションと指導法
日本語能力バイアス/心を開く重要性/外国人が理解不能な日本人の特性/異文化OJT 自己評価の日本人との違い/マイルールの明示/言語5割増の鉄則/代表的なNGワード
・講義④国籍ごとのマネジメント法の違い
国籍ごとの特性と価値観/国籍ごとの就業目的の違い/日本語能力の見極め方
・講義⑤外国人マネジメントのケーススタディ
指示の仕方を誤った例/注意の仕方を誤った例/意思疎通がうまくいかない根本原因とは
・ワーク①外国籍社員の考え方の特徴について討議
・ワーク②国籍ごとの特性の違いについて討議
・ロールプレイング①部下に新しいルールを徹底させたい場合のトレーニング
・ロールプレイング②評価に不満のある部下を納得させる場合のトレーニング
【インバウンド研修1】 外国人客対応改善研修
対象者
*流通小売業、サービス業で、外国人客に応対する店舗の運営責任者、現場スタッフ
*現場スタッフの育成担当者
受講者へ伝えたいこと
【研修構築の考え方】
日本人客とは違う、外国人客特有のニーズや行動特性を理解し、適切で効果的なインバウンド客応対法を修得していただく。参加者の外国人に対する苦手意識が払拭され、インバウンド客応対の喜びや楽しさを実感できるようになることをゴールとする。
【研修で得られる効果】
❶接客意識の変化
⇒ 外国人客に対する苦手意識が払しょくされ、「待ちの姿勢」でない能動的な応対ができるようになります
❷多様性の促進
⇒ 多様性が促進されることにより、これまでにない視点からのアイデアや発想が醸成されるようになります
❸接客応対力のアップ
⇒ 相手に合わせて、応対を変化させるクセがつくため、接客のバリエーションが確実に広がります
❹仕事に対するモチベーションのアップ
⇒ 接客に関して、これまでと質の違う喜びや面白さを感じるようになるため、仕事に対するモチベーションが上がります
講演内容
外国人客応対改善研修 ※標準時間9:00~17:00(実質6.5時間)
・講義①訪日外国人の現状と今後の見込み
訪日外国人数のトレンドと国籍別割合/中国人客の購買行動の変化
・講義②外国人客の日本人との違い
時間の厳格さ/親日性/食事のマナー/パーソナルスペース/非を認める意識
・講義③国籍・文化ごとの特性
中国人客/台湾人客/タイ人客/韓国人客/アメリカ人客/ムスリム客
・講義④効果的な接客手法
言葉が通じない場合の応対方法/笑顔とあいさつの重要性/クレーム・マナー違反の対処法
・講義⑤中国人客に売る鉄則
中国人の求めるサービスとは/中国人客のSNSの活用/心をとらえる陳列や販促物
・ワーク①国籍ごとの外国人客の特性について意見交換
・ワーク②外国人客のマナー違反について意見交換
・ワーク③筆談とカタコト英語を使って外国人客応対のトレーニング
【インバウンド研修2】 外国人客むけマーケティング研修
対象者
*メーカー、流通小売業、サービス業のマーケティング担当者、商品開発担当者
*外国人客に応対する店舗の運営責任者、現場スタッフ
受講者へ伝えたいこと
【研修構築の考え方】
日本人客とは違う、外国人客特有のニーズや行動特性を理解し、効果的で精度の高い外国人客マーケティングの考え方を修得していただく。受講者が、新たな商品・サービスを考えるための実効的な気づきを得ることをゴールとする。
【研修で得られる効果】
❶マーケティング能力のアップ
⇒ 日本人客とは違う、多様で複雑な特性をもった相手を対象にするため、マーケティング能力が確実にアップします。
❷多様性の促進
⇒ 多様性が促進されることにより、これまでにない視点からのアイデアや発想が醸成されるようになります
❸仕事に対するモチベーションのアップ
⇒ マーケティングに関して、これまでとは違う面白さを感じるようになるため、仕事に対するモチベーションが上がります
講演内容
外国人客むけマーケティング研修 ※標準時間9:00~17:00(実質6.5時間)
・講義①訪日外国人の現状と今後の見込み
訪日外国人数のトレンドと国籍別割合/中国人客の購買行動の変化
・講義②日本人と異なる外国人客の特性
時間の厳格さ/親日性/食事のマナー/パーソナルスペース/非を認める意識
・講義③国籍・文化ごとの特性
中国人客/台湾人客/タイ人客/韓国人客/アメリカ人客/ムスリム客
・講義④効果的なマーケティングプロモーション(1)~中国人客むけマーケティングを考える~ 中国人の嗜好(色、数字、ニオイ)/世代ごとの特性/中国人の買物に対する考え方 中国人むけ商品・サービスづくりのヒント/中国人むけ広告・販促の要諦/SNSの活用中国人客の商品購入パターン/中国人客が店頭で写真を撮影したがる理由
・講義⑤効果的なマーケティングプロモーション(2) ~タイ人客むけマーケティングを考える~ タイ人の嗜好(色、数字、ニオイ)/世代ごとの特性/タイ人の性格と考え方
タイ人むけ商品・サービスづくりのヒント/タイ人むけ広告・販促の要諦
・ワーク①国籍ごとの外国人客の特性について意見交換
・ワーク②外国人客の嗜好の変化について意見交換
・ワーク③中国人客むけの新たな商品またはサービスの考案、発表
外国人材雇用 受け入れ方と活用について
対象者
・外国人材の採用を検討されている企業の経営者
・外国人材の採用を検討されている企業の人事・教育担当者
受講者へ伝えたいこと
外国人の在留資格を緩和する法案が成立し、2019年度以降、外国人材を雇用する企業が激増することが見込まれています。外国人の採用にあたっては、在留資格等の法的な制度のカベがあり、正社員、留学生アルバイト、外国人技能実習生等、雇用形態によっても対応を変える必要があります。
そこで本セミナーでは、外国人材の活用に関して、日本人の場合との違いを理解し、彼らを適切かつ効果的に受け入れるためのノウハウを習得していただきます。外国人材の雇用の基礎を理解し、彼らを効果的に受け入れるための知識やノウハウをあますところなく習得できる内容となっています。
講演内容
1.外国人材活用の現状と今後の見込み
◆外国人材の受け入れ政策について
・現状と今後の見込み
・外国人材が必要とされる理由
・外国人材を活用するメリットと社会的意義
2.雇用に関する注意点
◆在留資格の申請について
・在留資格が認められる前提
・申請却下の具体例
◆採用の際に気をつけるポイント
・外国人材を適正に評価するための採用方法
・面接におけるチェックポイント
・相手のウソの見抜き方
【ワーク1】 外国人材採用の課題について意見交換
3.望ましい受入れ体制づくり
◆日本人マネジャーのマインドセット
・異文化理解の前提
・外国人が困惑する詳細主義
・心を開く重要性
・社内の異文化受容性を醸成する方法
◆望ましい人事評価制度
・忠誠心と帰属意識を高めるポイント
・キャリアパス明示の重要性
・2段階メリット提示法とは
【ワーク2】 違いを知るためのトレーニング
4.日本人との違いに関する基礎知識
◆日本人との言葉や態度の違い
・日本語能力バイアス
・自己評価の日本人との違い
・万国共通のコミュニケーション法
◆国籍ごとのおもな特性
・中国人の特性
・韓国人の特性
・タイ人の特性
・ベトナム人の特性
・ネパール人の特性
・国籍ごとに違う「日本で働く理由」
【ワーク3】 国籍ごとの特性の違いについて意見交換
5.まとめ/質疑応答
◆外国人材を受け入れる際の心がまえ
書籍
『小さな会社の外国人活用の教科書』(ぱる出版 2020年)
『異文化理解の問題地図』(技術評論社 2019年)
『なぜ銀座のデパートはアジア系スタッフだけで最高のおもてなしを実現できるのか⁉』(IBCパブリッシング 2017年)
『一生モノの副業』(共著:左右社 2016年)

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