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【台本付き】懇親会の司会進行の基本と押さえるべきポイント

【台本付き】懇親会の司会進行の基本と押さえるべきポイント

懇親会の司会進行を任されて不安になっていませんか?

初めての経験や司会進行に不慣れだと、どのような流れで進行するのかわからない方も多いかもしれません。

本記事では、懇親会の司会進行の基本とおさえるべきポイントを紹介します。台本・テンプレート付きで紹介するので、懇親会の司会台本をお探しの方はぜひご覧ください。

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【台本付き】懇親会の司会進行の基本と押さえるべきポイント

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懇親会の司会進行の役割

【台本付き】懇親会の司会進行の基本と押さえるべきポイント

司会進行は講演会やイベントなど、さまざまなシーンで必要とされますが、その種類によって求められる役割が異なります。
懇親会の司会進行役には、スムーズな進行をするとともに、参加者が楽しめるよう盛り上げる役割もあります。

そもそも懇親会とは、一般的に同じ組織や集団に属する方々が同じ会場に集い、食事を楽しみながら親交を深める場です。

しかし、参加者がそれぞれ皆知り合いとは限りません。知らない者同士が楽しく時間を過ごし交流するために、司会者は和やかで楽しい雰囲気をつくる必要があります。

懇親会の司会進行で意識すべきこと

参加者が楽しく交流するために、司会者は以下の点を意識して進行します。

・明るく元気に話す
・参加者の緊張をほぐすような声掛け
・会場を盛り上げる

懇親会では、落ち着いた声で静かに話すより、明るく元気に話して場を盛り上げましょう。

参加者は皆が知り合いとは限らないため、緊張している方も多いです。そのため、司会者が「今日は大いに盛り上がりましょう」や「気軽に楽しんでください」などの声掛けをすると参加者の緊張がほぐれやすいです。

声掛けをする際は、声に抑揚をつけて話しましょう。棒読みやトーンの変わらない話し方は盛り上がりに欠ける可能性があります。

このように、懇親会の司会進行は明るく楽しい印象を与えられるように意識する姿勢が大切です。

懇親会の司会進行のフロー

【台本付き】懇親会の司会進行の基本と押さえるべきポイント

ここで、一般的な懇親会の司会進行フローを見ていきましょう。

1.開会宣言
2.開会のあいさつ
3.来賓のあいさつ
4.乾杯
5.食事・歓談
6.祝電披露・余興
7.中締めのあいさつ
8.閉会宣言

基本的に懇親会は上記の順番で進行します。

ただ、懇親会のプログラムによっては違った流れになるケースもあります。主催者にプログラムの確認をし、司会台本をつくるとよいですね。

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懇親会の司会進行の台本とポイント

【台本付き】懇親会の司会進行の基本と押さえるべきポイント

懇親会の司会は、具体的にどのような言葉で進行すればよいのでしょうか。

よくあるプログラムごとに、台本の文例を司会進行のポイントとあわせて紹介します。

開会宣言

懇親会が始まる際は、司会者が「開会宣言」をするケースが多いです。

懇親会のスタートのアナウンスと同時に、司会進行役の自己紹介もします。

開会宣言の文例を紹介します。


皆様、こんばんは。

本日はお忙しいなか、〇〇(懇親会名)にお集まりいただき、ありがとうございます。

本日、司会を務めさせていただきます、〇〇(自分の氏名)と申します。
よろしくお願いいたします。

今回の〇〇(懇親会名)は、お集まりいただいた皆様の懇親と慰労を目的としております。ぜひ、交流を深めていただきたく存じます。

皆様、どうぞ最後までお楽しみください。
それでは、これより〇〇(懇親会名)を開会いたします。


開会宣言は「懇親会が始まること」「司会者の自己紹介」「懇親会の目的や趣旨」を話すのが一般的です。

開会宣言のポイントは以下のとおりです。

・会場を落ち着かせてから話し始める
・自己紹介は簡潔に
・懇親会の趣旨や目的を伝える

開会のあいさつ

開会のあいさつは主催者やその会のトップが行うのが一般的です。全社の懇親会なら社長や会長、部署単位の懇親会なら部長などが適しています。

参加者が「社内の方のみ」か「社外の方もいる」かによって、文例が異なるためそれぞれ紹介します。


(例:参加者が社内の方のみの場合)

はじめに、〇〇部長より一言ごあいさついただきたいと思います。
〇〇部長、よろしくお願いいたします。

~あいさつの後~

〇〇部長、ありがとうございました。


(例:参加者に社外の方もいる場合)

はじめに、主催者を代表いたしまして、〇〇(代表者氏名)よりごあいさつがございます。
よろしくお願いいたします。


社外の方を招いての懇親会の場合、司会者も主催側のため、丁寧にお礼する必要はありません。参加者の範囲によって司会者の立ち位置が異なりますが、お礼をしてはマナー違反というわけではないため、組織のカラーに合わせるとよいでしょう。

開会のあいさつのポイントは以下のとおりです。

・手短にあいさつをお願いしてスムーズにつなぐ
・役職や氏名に誤りがないように気をつける

来賓のあいさつ

来賓のあいさつは、来賓のなかでも最も立場の高い方が適任者です。適任者には、事前に1〜2分のあいさつをしてもらうよう、お願いをしておきましょう。

来賓あいさつの呼び込みの文例を紹介します。


続きまして、ご来賓の方々を代表し、〇〇社の〇〇様より一言ごあいさつをいただきたいと思います。
それでは、〇〇様よろしくお願いいたします。

~あいさつの後~

〇〇様、ありがとうございました。


社外の方が複数社いる場合は、呼び込みの際に「時間の都合で適任者に代表してお願いしたこと」の断りを入れて紹介すると印象がよくなります。来賓のあいさつは懇親会の趣旨などによって食事・歓談の後でも構いません。

来賓のあいさつのポイントは以下のとおりです。

・あいさつする方の立場や氏名を手短に伝える
・役職や氏名に誤りがないよう気をつける

乾杯と食事・歓談

乾杯のあいさつは、社外の方もいる場合、来賓のあいさつと同じ方でも構いません。その場合も、事前にお願いしておくようにしてください。社内で懇親会をする場合は、主催のなかで上から3番目の立場の方にお願いするのが一般的です。

乾杯の呼び込みの文例を紹介します。


続きまして、乾杯の音頭を〇〇様(役職や氏名)にお願いしたいと思います。

皆様、グラスのご用意をお願いいたします。

~参加者の用意が整うのを待つ~

〇〇様、よろしくお願いいたします。

~あいさつと乾杯の後~

〇〇様、ありがとうございました。
それでは皆様、しばらくの間、お食事やご歓談をお楽しみください。


来賓のあいさつと同じ方が乾杯のあいさつもする場合、紹介時の役職や氏名は省いて構いません。
参加者が乾杯をし終えたのを確認したら、食事や歓談にうつるアナウンスをします。

乾杯のあいさつと食事・歓談のポイントは以下のとおりです。

・役職や氏名に誤りがないよう気をつける
・グラスの準備はあいさつの前に参加者へ促す

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祝電披露

祝電披露は、乾杯終了後に食事がスタートしてすぐ、もしくは食事や歓談の最中に行うのが一般的です。
通常の懇親会ではあまりありませんが、お祝いを兼ねている懇親会の場合は祝電が届くケースがあります。

祝電披露の文例を紹介します。


~食事アナウンス後~

また、遠方の方からお祝いの言葉を頂戴しておりますので、ここでいくつかご紹介いたします。

このほか、多くのお言葉を頂戴しておりますので、お名前のみご紹介させていただきます。
〇〇様、〇〇様、〇〇様よりお祝いの言葉を頂戴いたしました。


もしも、食事中や歓談中に披露する場合は「ご歓談中ではございますが」などの言葉を添えるとよいですね。
また、祝電の数が多い場合はすべて読み上げず、重要な方から順に氏名のみ読み上げます。

祝電披露のポイントは以下のとおりです。

・トーンを落として話す
・ゆっくりと読み上げる

余興

余興は乾杯から30分ほど経ち、食事が落ち着く間に始めるのが一般的です。
余興の内容はさまざまで、主催者側が披露するして参加者が観客となるものや、参加者も一緒に行うゲームのようなものもあります。

文例を紹介します。


皆様、お話も盛り上がっている最中ですが、ここで余興といたしまして〇〇(余興の名)を行います。

~余興の説明(必要であれば)~

それでは、お願いいたします。

~余興の後~

皆様、〇〇(余興の名)はお楽しみいただけたでしょうか?

(もしくは、素晴らしかったですねなど)

それでは、引き続きお食事とご歓談をお楽しみください。


余興のポイントは以下のとおりです。

・余興の説明はわかりやすく簡潔に行う
・余興の感想を交えて余興を終える

中締めのあいさつ

懇親会の終わりが近づいていることを伝えるため、中締めのあいさつをします。
基本的に主催者にあいさつをお願いしますが、少人数の場合は司会者が兼任しても構いません。

中締めのあいさつを適任者が行う場合と司会者が行う場合の文例を紹介します。


(例:適任者が行う場合)

皆様、宴もたけなわではございますが、ここで少しお時間をいただき、中締めのあいさつを〇〇(役職や氏名)にお願いしたいと思います。

よろしくお願いいたします。


(例:司会者が行う場合)

皆様、本日はご多忙のなかお集まりいただき、誠にありがとうございました。
本日はお楽しみいただけたでしょうか。

余興では、皆様にもご参加いただき、より一層会を盛り上げられました。
それでは、皆様のご健康とご多幸を心からお祈りしまして、手締めで締めたいと思います。

お手を拝借。よーお。

~手拍子後~

ありがとうございました。


手締めには「一丁締め」「一本締め」「三本締め」と種類がありますが、締め方は事前に確認しておきましょう。

ポイントは以下のとおりです。

・あいさつは手短にお願いする
・場を落ち着かせてお開きの雰囲気をつくる

閉会宣言

閉会宣言は、開会宣言と同じく司会者が行います。中締めのあいさつの後すぐではなく、歓談後に行ってください。

閉会宣言の文例を紹介します。


皆様、楽しい時間はあっという間なもので、お開きの時間となりました。

つたない進行であったかと思いますが、皆様のおかげで大成功に終わりました。
ここまでお付き合いくださり、心より感謝申し上げます。

これにて、〇〇(懇親会名)を閉会とさせていただきます。

~二次会がある場合(ない場合は省略)~

まだまだ話し足りないという方のために、この後〇〇(会場名)で二次会を開催いたします。参加される方は〇〇でお待ちください。

お帰りの際は、お忘れ物がないか今一度ご確認いただき、気をつけてお帰りください。
改めて、本日はありがとうございました。


中締めのあいさつを司会者が兼任する場合は、閉会宣言で長々と話さないよう注意しましょう。

閉会宣言のポイントは以下のとおりです。

・参加者へ改めてお礼を伝える
・適切な案内ができるよう二次会の詳細は事前にまとめておく
・二次会への案内はスムーズに移動できるよう適切に行う
・帰宅する参加者には最寄り駅やタクシーなどの案内もする

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懇親会の司会進行の準備の重要点

【台本付き】懇親会の司会進行の基本と押さえるべきポイント

懇親会の司会進行はさまざまなポイントに気をつけなければなりません。当日自信をもって務めるには、どのような準備をしておけばよいでしょうか?

司会進行の準備の重要点を紹介します。

プログラムから台本に落とし込む

台本は、プログラムを元につくります。

司会者は懇親会中の時間管理も担います。そのため、台本にはそれぞれのプログラムの必要時間も記載しておくと、当日管理しやすいですよ。

また、プログラム内でさまざまな方の役職と氏名を呼ばなければなりません。その方の役職や氏名を間違えてしまうと先方に失礼にあたるため、台本に明記すると安心です。

台本作成時は、主催者と認識を擦り合わせながら台本をつくりましょう。

台本を口に出して練習する

台本ができあがったら、口に出して練習します。口に出して読むと、文章の不自然さや言いにくい箇所に気づきやすくなりますよ。

リハーサルが可能であれば、複数回行ったほうがよいですね。台本を読んでいても実際に動きが加わると、予想以上に時間がかかっている点や気になる点に気づけます。

当日スムーズな司会進行をするためにも、練習とリハーサルは欠かせません。

懇親会会場の設備を確認する

懇親会会場の設備は事前に確認しておきましょう。
マイクやスピーカーなど、会場の音響設備は実際に電源を入れて動作確認や操作方法をチェックしておきます。

また、参加者にアナウンスできるようにトイレの場所や各種設備の案内ができるようにするのも大切です。

当日に慌てたり、トラブルになったりしないようにするためにも、会場は事前にしっかりと確認しておいてください。

まとめ

懇親会の司会進行の基本や台本のテンプレートを紹介しました。

懇親会の司会進行は、スムーズに会を進め、会場を盛り上げる役割があります。司会者の意識によって、参加者の緊張も解けてより懇親会を盛り上げられます。

懇親会では司会者はあいさつや呼び込みをする機会も多いです。

それぞれのプログラムでどのような対応が必要かを台本テンプレートを参考に知っておき、適切な台本をつくりましょう。

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