【2025年】令和7年春の全国交通安全運動はいつから?実施目的や事故発生状況を解説
交通事故は「いつか起こるもの」ではなく「今日起こるかもしれない」身近な危険です。
令和7年春の全国交通安全運動の結果を受け、企業が今すぐ始められる交通安全対策をご紹介します。従業員の命を守り、企業の社会的責任を果たすための実践的なアプローチを学びましょう。
春の全国交通安全運動の目的や実施期間もあわせて解説しているので、安全対策に取り組む組織の方はぜひご覧ください。
企業が安全に配慮する取り組みは、従業員や地域住民など、人々の命や健康につながる重要なテーマではないでしょうか。
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【2025年】令和7年春の全国交通安全運動に学ぶ安全への取り組み
目次
春の全国交通安全運動とは

春の全国交通安全運動は、交通安全への意識向上を目指すために国が主導で実施している運動です。
ここでは、春の全国交通安全運動の基本内容を解説します。
春の全国交通安全運動の実施目的・期間
全国交通安全運動の目的は、安全への意識向上を図ることです。国民一人ひとりが交通ルールを守り、正しい交通マナーを身につけるためにさまざまな取り組みが実施されています。
国民一人ひとりが交通環境改善に向けた取り組みを推進して、交通事故防止につなげることが重要です。
なお、内閣府が公表している「令和7年春の全国交通安全運動推進要綱」に記載の実施目的は以下の通りです。
本運動は,広く国民に交通安全思想の普及・浸透を図り,交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けるとともに,国民自身による道路交通環境の改善に向けた取組を推進することにより,交通事故防止の徹底を図ることを目的とする。
引用:内閣府「令和7年春の全国交通安全運動推進要綱」
春の交通安全運動は、毎年4月6日から15日頃までの約10日間実施されます。そのうち1日は「死亡事故ゼロを目指す日」と定められます。この日は、交通事故に気をつけるのはもちろん、交通事故による死亡事故0️を目指す日です。
日々の生活のなかで交通事故はいつ起こるかわかりません。一人ひとりが意識を高めてルールとマナーを守って、交通事故が起きないよう努めていく心がけが大切です。
全国交通安全運動は年に何回ある?
全国交通安全運動は、年に2回実施しています。春と秋の2回に分けて実施され、正式な時期は毎年若干異なりますが、春が4月の初旬、秋が9月の下旬です。
ではなぜ全国交通安全運動を春と秋に実施するのでしょうか?
4月の初旬といえば、入学式や新学期が始まる時期です。新しく幼稚園や学校に行き始める子どもが多く、子どもの交通事故が増える時期でもあります。そのため、4月の初旬に全国交通安全運動を実施して、子どもたちに交通ルールを知ってもらおうという意図があります。
秋の全国交通安全運動は毎年9月下旬に行われます。9月の下旬頃は日没の時間が早まるため、夕方や夜間に交通事故が増える時期です。そのため、早めのライトオンや反射材の使用などを促します。
2025年春の全国交通安全運動はいつ?

2025年春の全国交通安全運動は、4月6日から15日の10日間実施されました。そのうち、4月10日が交通死亡事故ゼロを目指す日でした。
今年も多くの組織や団体によって、さまざまな取り組みが実施されましたが、完全に交通事故がなくならないのが現状です。一人ひとりがこの現状を知って、過信せずに「交通ルールやマナーを守ろう」と意識する姿勢が大切です。
5月に実施される年もある?
春の全国交通安全運動は、実は必ず4月に実施されるわけではありません。
4年に1度、統一地方選挙があるときは5月に実施されます。5月の初旬はゴールデンウイークと重なるため、5月に実施されるときは中旬になります。
2023年に統一地方選挙が行われたため、その次は2027年です。2027年の春の全国交通安全運動は、おそらく5月の中旬になると予想できます。
全国交通安全運動中の交通事故発生状況

全国交通安全運動は、交通ルールやマナーを周知徹底し安全意識を高めるものです。
どれくらいの件数の事故があり、どれだけの方が亡くなっているのかを2025年の春の全国交通安全運動のデータを元に紹介します。
2025年期間中の交通事故発生状況
| 2025年 | 前年増減数 | 前年増減率 | |
|---|---|---|---|
| 交通事故件数 | 7,206件 | 83件 | 1.2% |
| 死者数 | 64名 | 9名 | 16.4% |
| 負傷者数 | 8,454名 | 103名 | 1.2% |
2025年春の全国交通安全運動の期間中に起きた交通事故は7,206件にのぼります。前年と比べると83件多くなっています。死者数は64名、負傷者数は8,454名と、どの区分も前年よりも多い結果になりました。
これらの交通事故が、どのような状態で起きているかというと「自動車乗車中(運転・同乗)」や「歩行中」が比較的多いです。自動車乗車中が23件、歩行中が24件と、他の自転車や自動二輪車の件数が一桁なのに対して約2.8倍です。
自動車乗車中も歩行中も、交通ルールやマナーを守って気を引き締め、周囲に気を配っておかなければなりませんね。
参照:警察庁「令和7年春の全国交通安全運動期間中の交通事故発生状況(交通事故死ゼロを目指す日を含む)について」
年齢層別死者数
2025年春の全国交通安全運動の死者数は64名となりました。
次は、亡くなられた方の年齢層を見ていきます。
| 15歳以下 | 16~24歳 | 25~29歳 | 30~39歳 |
|---|---|---|---|
| 3名 | 5名 | 1名 | 4名 |
| 40~49歳 | 40~49歳 | 60~64歳 | 65歳以上 |
|---|---|---|---|
| 4名 | 8名 | 1名 | 38名 |
64歳以下の死者数は一桁ではありますが、決して“少ないからよい”訳ではありません。交通事故で命を落とすと本人だけでなく、その家族や周囲の人に悲しみと苦しみを与えてしまいます。
年齢層別死者数でもっとも高いのが、65歳以上の高齢者です。亡くなられた高齢者の事故当時の状況は歩行中が22名と多く、次いで自動車乗車中が11名です。
高齢者のなかには、交差点で横断歩道以外の場所を渡ろうとする方もおり、車との接触事故などにつながります。近年は高齢ドライバーによる事故も多く、最悪の場合周囲の方々を巻き込んでしまうケースが少なくありません。
春は暖かくなり、外出する機会も増える時期ではありますが、どの年齢の方も一人ひとりが自らを過信せずにルールを守るのが大切です。
参照:警察庁「令和7年春の全国交通安全運動期間中の交通事故発生状況(交通事故死ゼロを目指す日を含む)について」
昼夜別死亡者数
つづいて、昼夜別の死亡者数を見ていきます。
| 昼 | 夜 |
|---|---|
| 42名 | 22名 |
昼夜別では、昼のほうが交通事故による死亡者は多いことがわかりました。昼間は通勤・通学などで交通量が増えるため、自動車でも徒歩でも交通事故に遭いやすい傾向があります。
亡くなった方の状況別では歩行中の割合が多く、昼間は13名、夜間は11名となっていました。
すべての事故で歩行者だけが悪かったわけではありません。自動車や自動二輪車の運転手がルールやマナーを守らずに起きてしまう事故も多いです。乗り物に乗る方は、昼間も夜間も周囲に気をつけ、自らの運転技術を過信してはいけませんね。
参照:警察庁「令和7年春の全国交通安全運動期間中の交通事故発生状況(交通事故死ゼロを目指す日を含む)について」
春の全国交通安全運動期間中の企業の活動内容

全国交通安全運動の期間中に、企業ができる具体的な活動内容を紹介していきます。
全国交通安全運動を社内で周知
まずは、社員一人ひとりに意識を強くもってもらうために、全国交通安全運動を社内で周知しましょう。例えば、ポスターの掲示や社内報での告知などが社員全員に周知できて有効です。
社員は出勤や帰宅するため移動が必要です。朝の時間帯や帰りの時間帯は急いでいる方も多く、交通事故は起きやすくなります。営業などにより外出が多い場合は、交通事故に遭う確率はさらに高くなるでしょう。
社員一人ひとりの意識もとても大切ですが、企業側が意識させられるように働きかけるのもとても大切です。
社内研修を実施
業務でもプライベートでも自動車を運転する機会が多い方もいるでしょう。特に、営業やトラック運転手などの職種は、業務中に自動車を運転する機会が多いですね。
安全に運転を行ってもらうためには、社内研修を実施するのが有効です。
社内研修では、安全運転に関する講演会や動画を見て意識を高めます。講演会の講師は、警察官や自動車学校のスタッフなどの専門知識の多い方に依頼するのがおすすめです。
特に警察官の場合は、数多くの交通事故を見てきており、どのような状況や場面で事故が多く、どのような点に気をつければよいかがわかります。
講演会でも動画でも、内容に飲酒運転やヒヤリハット事例なども加わると、より安全運転への意識が高まります。
車両点検を実施・徹底
自動車を使用する職種の場合、業務中に運転する機会が多いですね。ただし、自動車は機械なため、定期的な車両点検が必要です。
車両点検を怠ると、運転中に故障してしまい、交通事故を引き起こす可能性があります。自動車を使用する職種では、車両点検が日常的に実施されているケースが多いですが、改めて実施と徹底を呼びかけましょう。
車両点検は管理者だけでなく、実際に運転する社員が自分でできるようにしておきましょう。点検がきちんと行われているか管理するために、チェック表などを用いて管理状況を把握しておくのも大切です。
表彰制度を導入
社員のモチベーションを高めるために表彰制度を導入するのもおすすめです。
業務で自動車を運転しなければならない場合、これまでに交通事故を起こしていない社員を表彰しましょう。正当な評価は従業員のモチベーション維持に役立つため、より安全運転を心がけて業務に取り組んでもらえます。
表彰のタイミングは改めて安全運転を意識させるよい機会です。表彰される社員だけでなく、他の社員にもよい刺激を与えてくれます。
啓発活動へ参加
全国交通安全運動の期間中に、啓発活動へ参加するのもおすすめです。例えば、街頭での啓発活動、交差点などでの児童の見守りなどがあります。
啓発活動は、社内の意識向上につながるだけでなく、地域の方々と触れ合う機会となります。企業の認知度や好感度を上げられるため、企業にとって大きなメリットです。
企業の社会的責任も果たせるため、積極的に実施を検討してはいかがでしょうか。
まとめ
全国交通安全運動の目的や期間中の事故発生状況などを紹介しました。2025年春の全国交通安全運動期間中も交通事故は起きています。
改めて、個人はもちろん、企業も安全意識向上のために働きかけていかなければなりません。そのため、期間中は全国交通安全運動の周知や社内研修などで意識を高めていきましょう。企業でも積極的に実施して、社員や地域の方々の安全を守っていきましょう。
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