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労働組合の役員の決め方は?役割や求められるスキルを解説

労働組合の役員の決め方は?役割や求められるスキルを解説

労働組合では定期的に組合員の中から新たな役員を選出するのが通例です。 しかし「役員になったが何をすればいいかわからない」「適切な人材の選び方がわからない」と悩む方も多いのではないでしょうか。

役員は組合員を代表し、企業との交渉や職場環境の改善を担う重要な 存在です。役員の選出方法や求められる役割を理解すれば、適切な人材を 選び、組合活動を活性化できるでしょう。

本記事では労働組合の役員の決め方から、6つの主な役職、求められる5つの役割、3つの必須スキルまで解説します。

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労働組合の役員の決め方・役割・求められるスキルとは

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労働組合の役員の決め方は?

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労働組合の役員は、多くの場合、組合員の直接無記名投票による選挙で決定されます。

役員の決め方は「労働組合法第5条第2項第5号」の中で、組合の規約に定めるべき事項として規定されています。そのため、組合員による選挙で役員を決定することが多いのです。

労働組合法第5条第2項第5号

単位労働組合にあつては、その役員は、組合員の直接無記名投票により選挙されること、及び連合団体である労働組合又は全国的規模をもつ労働組合にあつては、その役員は、単位労働組合の組合員又はその組合員の直接無記名投票により選挙された代議員の直接無記名投票により選挙されること。

引用:e-Gov 法令検索「労働組合法

ただし労働組合法では選挙方法や在任期間、投票形式自体を規定しているわけではありません。これらは法律で規定されるものではなく、あくまで組合ごとの規約で定められる内容です。

一般的な役員の任期は1〜2年程度のことが多く、組合によっては連続2期までなど再選回数に制限が設けられる場合もあります。なお、役員の候補者は通常、組合員からの推薦や自らの立候補によって選出されます。

労働組合の役員は組合員全体による民主的な選挙で選ばれることが多いです。そのため、役員は組合員の代表として組合活動に取り組んでいくこととなります。

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労働組合役員の主な役職

労働組合の役員の決め方は?役割や求められるスキルを解説

労働組合の役員には役職が割り振られており、役職ごとに業務が異なります。専門業務を役職ごとに分担し、労働組合の活動全体を円滑に進めることが目的です。

労働組合の役員の代表的な役職は以下です。

・委員長
・副委員長
・書記長
・書記次長
・執行委員
・職場委員

委員長・副委員長・書記長は「三役」とも呼ばれ、活動全体を統括する組合の中心的存在です。

委員長は組合の代表者で、副委員長はその委員長の補佐を行います。書記長は事務作業、会議の記録、広報業務の責任者で、書記次長はその書記長の補佐を行う役職です。

執行委員は組合方針に沿って実際に行動していく役員で、組合員の声を聞いたり企業との交渉を行ったりします。

職場委員は職場で組合員や従業員の声を集めたり、組合活動を行ったりする役員です。はじめは執行委員や職場委員として役員になり、組合員の意見を取りまとめる立場になることが多いでしょう。

労働組合の役員は組合員を団結させ、組合活動全体を引っ張っていく立場にあります。

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労働組合の役員に求められる役割

労働組合の役員の決め方は?役割や求められるスキルを解説

次は労働組合の役員が組合内で担当する役割について解説します。役職ごとの専門的な業務ではなく、役員全体に求められる役割をご紹介しますので参考にしてください。

組合員の声を聞く

労働組合役員の役割の一つとして、組合員の声を聞くことが挙げられます。

役員は選挙によって選ばれた組合員を代表する立場のため、団体交渉などで組合員の要望について会社と話し合いを行います。そのため、日頃から組合員とのコミュニケーションを大切にする必要があるのです。

組合員の生の声を集めるには、組合員が役員に実情を話しやすい環境や雰囲気を整えることも重要です。組合員に定期的なアンケートを行い、職場の実態把握を行うこともあります。

役員は組合員の声を集め、企業との交渉で問題提起し、状況の改善に努める立場にあります。

組合活動への参加促進

役員は、組合員に対して組合活動への参加を促進する役割も担当します。役員だけで組合活動を行っていても職場改善に向けた意見を集めにくく限界があるためです。

たとえば、組合で多様な意見を募るための一般組合員も参加できる定例集会は、参加促進にもつながります。まずは組合員の交流を目的とした研修や懇親会などを開き、組合員同士の交流を活発化するとよいでしょう。

役員と組合員がお互いや組合への理解を深められれば、活動への参加もしやすくなって意欲向上も望めます

団体交渉

団体交渉などの場に参加し、企業と話し合いを行うのも労働組合役員の役割です。役員は、組合員の意見をまとめて組合の代表として企業に伝えることで、職場環境の改善に向けた交渉を行います

たとえば、組合員が職場で何を問題に感じているか、何を改善すべきかなどを企業との話し合いの場に持っていくのは役員の仕事です。

団体交渉を成功させるためには、意見を述べるだけでなく実態に基づいた情報を集め、なぜ改善が必要かを具体的に伝えることが大切です。役員は団体交渉の結果や話し合いの内容を組合員に報告し、組合内での情報共有も行います。

職場の実態把握・改善

役員は交渉を行うだけでなく、現在の職場がどのような状況にあるかを確認し、改善するのも役割の一つです。自分の目で職場の実態を確認すれば、現状を正確に把握でき、どういった要求が効果的なのかを考えやすくなります

組合員の意見だけでは実態を把握しにくいですが、職場に足を運んで自分の目で見れば事実がわかり、改善すべき方向性が明確になります。

職場環境を正しく把握して改善に動けば、役員として組合員からも信頼してもらえるでしょう。役員は労働組合を代表する立場のため、職場の現実をしっかり把握して労使交渉の場に持っていくことが求められます。

労使関係の信頼構築

組合役員は労使関係の信頼構築にも努める必要があります。

労使関係とは、労働組合(労働者)と企業(使用者)の関係のことを指す専門用語です。

労使関係では相手の立場も理解し、会社の事業をよりよいものにするという共通認識のもと話し合いを行うことが重要です。日頃から労使間のコミュニケーションを重視し、対立を避け協力し合える関係を構築しましょう。

役員は労使交渉を進めていく上で、企業との話し合いを通して信頼関係構築を目指す立場にあるのです。

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組合役員として活動する上でおさえるべきポイント

労働組合の役員の決め方は?役割や求められるスキルを解説

組合員の期待に応えられる人材を育成していくためにも、以下の点を重視しましょう。

組合員の団結力向上

組合役員の立場で活動に従事するうえで、何よりも先に組合員の団結を目指す必要があります。なぜなら、労働組合にとって団結こそが企業との交渉を進めていくための推進力だからです。

労働者は一人だけでは労働環境の改善や賃上げを実現することは難しいといえます。そのため、労働者は労働組合を結成し、労働者全員の代表として企業との話し合いを行います。

労働組合にとって労働者が一丸となり、現状を変えていこうとする気持ちは何よりも重要です。組合役員は労働環境の改善を実現するために組合員の団結を目指す必要があります

信頼してもらうために行動する

組合員を団結させるために、まずは信頼してもらうことを目指して行動しましょう。

役員になった人材が、すぐに組合員をまとめ上げられる存在に変化できるわけではありません。まずは組合員が相談しやすい存在になることを心がけて「この人に相談すれば大丈夫だ」と思ってもらうことを目指します

役員として組合員の意見や不安を聞いて真摯に状況改善を行う姿勢を見せれば、多くの方に信頼される存在になれます。組合員に信頼してもらうことは一朝一夕でできることでは無いため、日々の積み重ねが大切です。

普段から役員として組合員の相談を親身に聞き、自分や組合への信頼度向上に努めれば、団結力向上にもつながります。

労働組合の役員手当の相場

組合ごとに役員手当の金額は変わりますが、多くの組合で1万〜2万円程度の範囲で変動することが多いです。一般的に役職が上がるほど、役員手当も高額になる傾向にあります。

役員手当の具体的な金額はそれぞれの労働組合の規約に記載されており、どの役職に手当が支給されるかも組合ごとに異なります。組合によっては役職についていても、手当がもらえない場合があるでしょう。

役員手当についての理解が曖昧な方は、新たに役員を目指す組合員に聞かれても困らないよう、事前に確認しておきましょう。

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労働組合の役員に求められるスキル

労働組合の役員の決め方は?役割や求められるスキルを解説

次は労働組合の役員に必要とされるスキルをご紹介します。役員全体のレベルアップのために、以下のスキルを向上させることを考えましょう。

リーダーシップ力

労働組合の役員にとって、リーダーシップ力は無くてはならないスキルです。なぜなら、労働組合の役員は多くの組合員をまとめ上げる立場にあるからです。

組合が掲げる目的に沿って全員とビジョンを共有し、あるべき方向に導くためにはリーダーシップ力が欠かせません。

リーダーシップを発揮するには役員の立場を利用するのではなく、自分が組合員にとっての模範となることが大切です。ただ自分の考えを押しつけるのではなく、組合員が参加しやすいよう皆の前に立ち、行動するのもリーダーシップ力なのです。

組合をよりよくしようとする姿勢が組合員から組織への信頼につながり、意欲的に活動に取り組んでもらうきっかけにもなります。

コミュニケーション能力

労働組合の役員には高いコミュニケーション能力が求められます。役員は組合員から意見を拾い上げ、それを企業との交渉の場に持っていく立場にあるため、聞く力と伝える力の両方が必要です。

日頃から組合員と良好な人間関係を築いて皆の意見を聞くなど、組合運営を円滑にする上でコミュニケーションは大切です。企業との団体交渉では労働組合の総意となる要望を感情的にならずに伝える能力も求められます。

役員として活躍できる人材を育てるために、コミュニケーション能力向上のための取り組みも行いましょう。

人材育成

労働組合の役員は、後進となる組合員の育成にも注力する必要があります。なぜなら、将来的に役員として活躍できる人材が居なければ、組織の存続そのものが危ぶまれてしまうからです。

現在、多くの労働組合で若手が不足しており、将来の組織運営に悪い影響を及ぼすことが懸念されています。そのため、新たな人材の育成にも力を入れていかなければなりません

組合活動に参加しやすい環境を整えたり、将来有望な組合員には組合の運営にも参加してもらったりして人材育成を行いましょう。後進となる人材を育成するために、労働組合の意義や活動内容について理解を深めることも重要です。

人材育成関連のスキルを向上できれば、役員が後進の育成も行えるようになり、組織の長期的な維持につながります。

組合役員のスキル向上には講演会・研修がおすすめ

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組合役員全体のスキル向上を目指されている方には講演会・研修の実施がおすすめです。講演会・研修はその分野を専門とする講師からテーマに沿って詳しい話が聞けるため、実践的で有益な知識をたくさん学べます。

労働組合内で役員向けの講演会・研修を開催すると、役員全体で知識を共有でき、スキルアップや意識改革を促進できます。役員のレベルが上がれば労働組合の存在感や従業員からの信頼度も向上し、組合員の活動意欲向上も期待できるでしょう。

役員は組合の中心的存在のため、組合の活性化や課題解決の促進を目指す方は役員向け講演会・研修の実施が効果的です。

労働組合の役員向けの講演会・研修に興味がある方は、講演サーチまでご相談ください。講演サーチでは労働組合向けの講師派遣や講師選定もお手伝いしております。

条件に合う講師をお選びいたしますので、お気軽に無料相談をご活用ください。

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組合役員向け講演会・研修のテーマ

労働組合の役員の決め方は?役割や求められるスキルを解説

組合役員に必要とされるスキルを向上させるにはテーマ選びが重要です。テーマが目的に沿っていないと、せっかく講演会・研修を行っても学びの少ない会になってしまいます。

組合役員向けにおすすめの講演会・研修のテーマは以下のとおりです。

・人事労務
・労使関係・労使コミュニケーション
・春闘・団体交渉
・リーダーシップ・組織運営
・組合員のモチベーションアップ
・労働組合の役割・現状
・労働組合法の基礎知識

組合役員向けには人事労務から労使関係、団体交渉など組合活動で求められる専門知識が学べるテーマがとくに人気です。組合活動の円滑化に必要となるリーダーシップや組織運営力の向上、組合員のモチベーション向上の仕方などのテーマもおすすめです。

組合に合ったテーマ選びに迷った場合は、講師派遣会社のエージェントに相談してみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は労働組合の役員の決め方や役割、必要とされるスキルなどを紹介しました。労働組合の役員は組合員による選挙によって選出されます。

役員は組合員の総意を企業との交渉の場に持っていく重要なポジションで、組合の団結力向上の要でもあります。

役員全体のスキル向上のために労働組合で講演会・研修を主催したいとお考えの方は、講演サーチにご相談ください。

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