講師派遣会社の選び方とポイント、費用相場!外部講師を依頼するならここに注目

講師派遣会社を選ぶ際は、「テーマへの対応力・講師の質・サポート体制」の3点を重視することが、成功につながる重要なポイントです。
とはいえ、「講演会や研修を開催したいけれど、どこに相談すればよいのかわからない……」とお悩みの担当者も多いのではないでしょうか。はじめて外部講師を依頼する場合は、選定基準がわからず、不安を感じることも少なくありません。
本記事では、講師派遣の現場を熟知した立場から、選び方のポイントや費用相場、依頼の流れについて、初心者にもわかりやすく解説します。はじめての方でも安心して読み進められる内容となっていますので、ぜひ参考にしてください。
自社の課題や予算に合わせた講師提案をしてほしい、講師とのやり取りを任せたい、そんな方はぜひ講演サーチにお任せください。講演サーチは、ご予算やご希望に合わせた講師・講演テーマを複数ご提案。面倒な講師とのやり取りもエージェントにお任せいただけます。失敗しない講演・研修を実現したい方は、お気軽にご相談ください。
講師派遣会社の選び方とポイント、費用相場!外部講師を依頼するならここに注目
目次
失敗しない講師派遣会社の選び方7つのポイント

講師派遣会社の選定は、研修の成否を左右します。うまく選べば、内容の充実した研修が実現し、受講者の満足度も向上します。しかし、会社選びに失敗すると「話がかみ合わない」「思った成果が出ない」などのトラブルにもつながります。
講師派遣会社を比較検討する際は、以下の7つの観点を確認しましょう。
1.希望するテーマ・目的に対応しているか
2.講師の実績・専門性・相性を確認できるか
3.料金体系やキャンセルポリシーが明確か
4.事前打ち合わせや柔軟なサポートがあるか
5.口コミ・評判・事例が信頼できるか
6.業種・対象者に合った講師を紹介してくれるか
7.緊急時の代替対応などリスク対策はあるか
それでは、各ポイントについて詳しく確認していきましょう。
希望するテーマ・目的に対応しているか
まず確認すべきは、自社の目的に合ったテーマに対応しているかどうかです。たとえば同じ「ハラスメント対策」であっても、管理職向けと一般社員向けでは伝えるべき内容や進め方が大きく異なります。
講師派遣会社の過去実績を確認し、自社の業界・課題・受講者像に近い内容を扱った経験があるかを見極めましょう。目的や背景を丁寧に共有できる会社であれば、意図に沿った提案が得られる可能性が高まります。
講師の実績・専門性・相性を確認できるか
講師の専門性はもちろん、「自社と合うかどうか」も重要です。資料やプロフィールだけではわからない点もあるため、可能であれば登壇動画や講師との事前面談を通じて、話し方・雰囲気・受講者への配慮などを確認しましょう。
企業文化や参加者の年齢層に応じた柔軟な対応力がある講師であれば、効果的な場づくりが可能になります。講師派遣会社に直接問い合わせてみると、公開されていない評価や実績など、丁寧に回答してくれるかもしれません。
料金体系やキャンセルポリシーが明確か
講師料には講演費用だけでなく、交通費・資料費・宿泊費などが加わる場合もあります。見積書の内訳が明確であるか、キャンセル時の取り扱いや支払い時期が明示されているかを確認しましょう。
費用の安さだけで判断すると、想定外の追加費用が発生したり、内容の質に妥協せざるを得ないケースもあるため注意が必要です。
なお、アクト・パートナーズが運営する講演サーチの利用規約・キャンセルポリシーはこちらです。
事前打ち合わせや柔軟なサポートがあるか
講師との事前打ち合わせの有無は、内容の質に直結します。研修のゴールや伝えたい背景、受講者の特性をしっかり共有できる体制があるかを確認しましょう。
また、「自社事例を盛り込む」「ディスカッションを取り入れる」など、内容調整への柔軟性や希望を吸い取る姿勢もチェックポイントです。資料準備や備品確認を含めたサポート体制の有無も安心材料となります。
口コミ・評判・事例があるか
実際に講師を派遣した企業の声や事例は、サービスの信頼性を見極めるうえで有益です。公式サイトの導入事例だけでなく、Googleマップや外部レビューサイトも参考になります。
自社と似た業種・規模の企業での実績があれば、期待できる成果のイメージが持ちやすくなります。不安な点がある場合は、事例の詳細を問い合わせてみるのも一つの方法です。
業種・対象者に合った講師を紹介してくれるか
管理職研修、新入社員研修、自治体向け研修など、同じテーマでも対象者により内容は大きく変わります。講師派遣会社が受講者の属性やニーズを把握し、それに合った講師を紹介できるかがポイントです。
依頼前に、対象者の役職や職種、参加人数などを共有し、それに合わせた提案を受けられるかどうかを確認しましょう。
緊急時の代替対応などリスク対策はあるか
どれだけ準備していても、講師の体調不良や交通機関の乱れなど、想定外のトラブルは起こり得ます。
万が一に備え、講師派遣会社が代替講師の手配体制を持っているか、延期時の対応や返金規定があるかを事前に確認しておくことが重要です。信頼できる会社であれば、トラブル時の流れや補償内容も丁寧に説明してくれるはずです。
講師派遣会社を比較するときのチェックリスト

講師派遣会社を選ぶ際は、複数の候補を比較しながら最適なパートナーを見極めることが大切です。講師の実績やテーマ対応力だけでなく、料金やサポート体制など、見落としがちなポイントも含めて総合的に判断する必要があります。
ここでは、比較検討の際に役立つチェック項目と、それぞれの確認方法について解説します。
比較表で見る講師派遣サービスの違い
実際に比較を行う際は、各社のサービス内容を一目で確認できる比較表の作成が効果的です。Excelやスプレッドシートなどで項目を一覧化することで、「どこが強みなのか」「何が不足しているのか」が明確になります。
比較表に含めるとよい主な項目は以下の通りです。
比較項目 | 内容 | 確認方法の例 |
---|---|---|
対応テーマの幅 | 自社の希望テーマに対応しているか | サービス一覧/相談時の回答 |
講師の実績 | 経歴や過去の登壇内容の信頼性 | プロフィール/動画資料 |
費用の明確さ | 見積りの透明性・内訳の明示 | 提示資料/口頭説明 |
カスタマイズ対応 | 内容調整・事前打ち合わせの柔軟性 | 担当者との面談/過去事例 |
実績のある業種・分野 | 自社と類似した導入事例の有無 | 導入企業一覧/事例ページ |
緊急時の対応 | 代替講師や返金の有無 | 規約/問い合わせ対応 |
口コミ・評判 | 利用者の声や外部評価 | Googleレビュー等 |
フォロー体制 | 実施後アンケート・報告書などの有無 | 提案書/面談時確認 |
各項目を比較することで、価格や知名度だけでは判断できない相性の良さを見極めやすくなります。
担当者が事前に確認しておきたい項目
比較検討の前に、依頼側として整理しておくべき情報もあります。講師派遣会社に相談する際に、準備が不十分だと適切な提案を受けられない可能性があるため、以下のような項目はあらかじめ社内で確認しておきましょう。
1. 研修・講演の目的
「社員の意識改革を図りたい」「管理職のマネジメント力を高めたい」「新入社員向けに基礎を学ばせたい」など、実施する理由と背景を明確にすることで、テーマや講師の選定がスムーズになります。
2. 対象者の属性と人数
受講者の職種・階層・年齢層・人数を整理しておくと、講師側も伝え方や内容を調整しやすくなります。
3. 希望日時と開催場所
開催時期の希望、オンライン/オフラインの別、会場の有無など、日程や場所に関する条件も事前に把握しておくことで、スケジュール調整の無駄を減らせます。
4. 想定している予算
費用感を伝えることで、講師派遣会社側も無理のない範囲で最適なプランを提案しやすくなります。最初から「これくらいで」と伝えることに不安を感じる方もいますが、予算感を共有しておくことで現実的な提案につながります。
5. 講師への希望や制約条件
「業界経験者が望ましい」「女性講師を希望したい」「参加型で進行してほしい」など具体的な要望があれば、あらかじめ伝えておくことでミスマッチを防げます。
講師派遣は「誰に」「何を」「どのように」伝えるかを託す、大切な機会です。成功を左右するのは、派遣会社との適切なマッチングと事前準備の丁寧さにあります。
講師派遣にかかる費用相場は?目安と節約のコツも紹介

講師派遣にかかる費用は「将来への投資」と考えるのがポイントです。費用ばかりを重視してしまうと内容の質が犠牲になり、結果的に成果が出にくいケースもあります。
ここでは、形式・テーマ別の講師料の相場を整理し、予算と講師の質のバランスを取るための考え方を解説します。
講師料の一般的な価格帯(講演会/研修/分野別)
講師の費用は「時間単位」ではなく、「半日(2〜3時間)」または「1日(5〜6時間)」の単位で設定されることが一般的です。
以下は、形式別の目安です。あくまで目安のため、実際の費用感は講師派遣会社に直接確認することをおすすめします。
依頼形式 | 料金相場(目安) | 主な特徴 |
---|---|---|
講演会(60〜90分) | 約10万~30万円 | モチベーションアップ、安全大会、記念式典などに対応 |
研修(半日) | 約20万~40万円 | 実践型の研修。ワークやロールプレイが中心 |
研修(1日) | 約40万~60万円 | 教材や演習付きの集中研修に適する |
高度専門分野(医療・法律など) | 50万円以上 | 資格や専門経験が必要な分野 |
著名人・有名講師 | 70万〜200万円以上 | 芸能人、文化人、著名経営者などは高額 |
※上記はあくまで目安です。講師の知名度や会場の場所、資料作成の有無などにより、費用は上下します。
※交通費・宿泊費・オプション資料費などは、別途発生することもあります。
予算と講師の質のバランスをどう取るか
限られた予算の中で、質の高い講師を選ぶための工夫も重要です。 以下のようなポイントを意識すると、費用対効果の高い選定が可能になります。
1.複数社への相談・相見積もりを行う
同じ講師でも、派遣会社によって手数料や対応範囲が異なることがあります。条件を統一して2〜3社に見積もりを取ることで、妥当な費用感を把握しやすくなります。
2.成果目標に応じて「何を重視するか」を明確にする
「聴きやすさ」なのか「課題解決力」なのか、期待する成果をはっきりさせることで、選定基準も明確になります。
3.短時間・少人数での実施も柔軟に検討する
1テーマに絞った90分研修など、内容を絞ることで予算内に収まるケースもあります。無理にフルパッケージを依頼する必要はありません。
4.助成金や補助金制度の活用も有効
たとえば「人材開発支援助成金」などを活用することで、講師費用の一部が補助される場合があります。地域の労働局や社労士に相談するとよいでしょう。
講師費用は「安いほどいい」とは言い切れません。大切なのは自社の課題に向き合い、受講者に効果的な変化をもたらせる講師を選べるかどうかです。
価格だけにとらわれず、講師の質やサポート体制、実績などを総合的に判断し、自社に合ったバランスを見極めていきましょう。
講師派遣でよくある失敗とは?回避するための準備とは

講師派遣をはじめて依頼する際は、「内容が希望と異なっていた」「講師との相性が合わなかった」など、失敗につながるケースもあります。トラブルの多くは、事前の準備や情報共有で防げます。
ここでは、ありがちな失敗例と、その回避策について詳しくご紹介します。
よくあるトラブル(例:内容が合わない、講師が遅刻など)
講師派遣をはじめて依頼する場合、事前の確認不足によって以下のようなトラブルが起こることがあります。
講師の話が依頼テーマとずれ、内容に満足できなかった
話し方や雰囲気が合わず、受講者の反応がいま一つだった
講師が遅刻した、または必要な資料を忘れてしまった
実施後のアンケートでは、「思っていた内容と違った」と感じた方が多く見受けられた
上記のようなトラブルは、派遣会社や講師との事前すり合わせ不足が原因であることが多いです。
事前準備で防げる!トラブル防止策とは
トラブルは、講師とのコミュニケーションや準備体制を整えることで十分に防げます。以下のような点を事前に確認しておきましょう。
講師と事前打ち合わせを行い、目的・対象者・期待する成果を具体的に共有する
講師のプロフィールや過去の登壇動画をチェックし、自社との相性を確認する
当日の流れ(集合時間・会場場所・資料の有無)を文書で共有しておく
万が一のトラブルに備え、派遣会社に代替講師や返金規定の確認をしておく
小さな準備の積み重ねが、研修の質と参加者の満足度を大きく左右します。はじめての依頼でも、上記の対策を取ることで安心して進められるでしょう。
講師派遣の流れと問い合わせ前に整理すべきこと

講師派遣をスムーズに進めるには、事前の準備が欠かせません。はじめて依頼する場合は全体の流れや必要事項を把握しておくことで無駄なやり取りを減らし、スムーズな進行が可能になります。
ここでは、講師派遣の基本的なスケジュールと相談前に整理しておくべき情報を具体的にご紹介します。
実施までの一般的なスケジュール
講師派遣の手続きは、以下のような流れで進むのが一般的です。
講師の人気度や時期によっては希望講師の日程が埋まっている可能性があるため、開催決定時点からアクションすると安心です。
【1〜2ヶ月前】問い合わせ・ヒアリング
【1〜1.5ヶ月前】講師の提案・内容のすり合わせ
【1ヶ月前】正式決定・契約書の締結
【2〜3週間前】資料提出・会場準備・最終確認
【当日】講演・研修の実施
【実施後】アンケート回収・振り返りの共有
予算や開催場所が未定であっても相談自体には応じてくれる講師派遣会社は少なくありません。まずは相談してみてはいかがでしょうか。
問い合わせ前に準備しておくべき6つのポイント
開催すること以外に何も決まっていない状態でも、講師派遣会社への相談自体は可能です。
しかし、派遣会社に相談する前に、以下の情報を整理しておくことで、やり取りがスムーズになり、精度の高い提案が受けやすくなります。
1.実施の目的と背景
例:「管理職の意識改革を図りたい」「新入社員に社会人マナーを学ばせたい」など。目的を明確にすることで、講師の選定がしやすくなります。
2.希望日時と場所、所要時間
複数の日程を提示しておくと、調整の手間が省けます。
3.会場の形態(オンライン/対面)
Zoom対応か、対面かによって準備すべき内容が異なります。事前の確認が重要です。
4.対象者の属性と人数
講師が参加者に合わせた内容を構成できるよう、事前に整理しておきましょう。
5.希望する講師像・進行形式
「参加型」「女性講師」など、具体的な希望がある場合は共有しておくとミスマッチを防げます。
6.予算の目安
事前に目安を決めておけば、無理のない提案につながります。
上記の項目をあらかじめ整理しておくことで、派遣会社から的確な提案が受けられ、講師の選定もスムーズに進みます。
まとめ|講師派遣会社を選ぶなら「わかる・安心・相談できる」がポイント

講師派遣会社を選ぶ際は、テーマへの対応力や講師の実績、料金体系の明確さなど複数の視点から比較することが重要です。信頼できる会社であれば、目的に合った講師を紹介し、内容調整やトラブル対応まで丁寧にサポートしてくれます。
費用やスケジュールの調整も含めて、事前の準備が成功のポイントです。「選び方がわからない」と感じたときは本記事を参考に、まずは一社に相談してみることからはじめてみてはいかがでしょうか。
講演サーチでは、無料相談よりご希望やご予算を伺ったうえで業界経験豊富なエージェントがおすすめの講師や講演テーマを複数ご提案。ぜひお気軽にご相談ください。
人気の講師

1位
多湖 弘明
【株式会社Office Hit 代表取締役】

2位
植木 奈緒子
【気象予報士/気象キャスター/元客室乗務員】

3位
舟津 昌平
【経営学者/東京大学大学院経済学研究科講師】

4位
笑福亭 笑助
【落語家】

5位
伊庭 正康
【株式会社らしさラボ 代表取締役】
ジャンルから講師を探す
![]() 講演ジャンル |
---|
![]() 受講者 |
---|