オンライン講演会の講師になるには?満足度を高める話し方のコツとポイントを解説

講演会講師は、ただ自身の知識や経験を話せばよいわけではありません。参加者や依頼者の満足度を高めてリピートされるためには、さまざまな点に気をつける必要があります。
特に、オンライン講演は対面での講演会よりも準備物や注意点が多く、満足度の高い講演を提供するハードルは高いといえるでしょう。
本記事では、オンライン講演会の講師として活躍する方向けに、オンライン講演会の基本と満足度を高めるポイント、オンラインでの話し方のコツをご紹介します。
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オンライン講演会の講師になるには?満足度を高める話し方のコツとポイントを解説
目次
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1位
大久保 雅士
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2位
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【笑顔クリエイター®/心理カウンセラー】

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オンライン講演会の講師とは?
オンライン講演会の講師は、オンライン配信をして講演を実施する講師を指します。
講師と一言で言っても、学校の講師や講演会などで講話する講師などさまざまが、その一つが「オンライン講演会講師」です。
オンラインのため、ZOOMなどの配信ツールを使用して画面の向こう側の受講者に講話や講義をします。
環境を整えれば自宅からでもオンライン講演の講師を務められるのが特徴です。会場まで移動する必要がないため、家事をしたり知識向上に励んだりと時間を有効活用できるのも利点ですね。
新型コロナウイルス感染症の拡大により、オンライン講演の需要は高まりました。参加者も会場に行かず好きな場所から参加できるため、オンライン講演の講師は今後も需要がある職業です。
オンライン講演の講師になるには?
オンライン講演の講師にはメリットもあり、自分のニーズに合った働き方ができるのが魅力です。しかし、どのようにオンライン講演の講師になったらよいかわからない方もいるかもしれません。
まずは、環境を整えて講演の依頼がもらえるよう準備をしましょう。具体的に紹介します。
必要な機材や環境を整える
オンライン講演は、インターネットを使用するためインターネットの環境を整えるのは必須です。
インターネットができるよう通信回線を用意するのはもちろんのこと、通信速度にも注意しなければなりません。通信速度が遅いと講演中に映像や音声が止まるなどのトラブルが発生する可能性があります。
また、パソコンや映像や音声をとるための機材も必要ですね。自宅で配信をする場合は自宅の環境にも気をつけなければなりません。
例えば、周りの音や声がうるさい環境だと、マイクでその音を拾ってしまい参加者は集中できず、満足度が低くなります。できるだけ周りの音や声が入らない静かな環境をつくりましょう。
求人サイトや講師派遣会社を利用する
オンライン講演の講師を始めようと思っても、講演の機会がなければせっかくの知識や経験を活かせません。
何かしら伝手があれば、講師を務める機会がもらえるケースもあります。しかし、伝手がなければ自分で売り込んで講師として起用してもらう必要があります。
今はインターネットにも求人が多数あり、クラウドソーシングなども利用できます。それらを活用して、組織に所属もしくはフリーで活躍している方もいらっしゃいます。
また、講師派遣会社に登録する方法もあります。講師派遣会社はその名のとおり、講演会などに講師派遣をしている会社です。
講演サーチのような講師派遣会社に登録しておけば、オンライン講演の依頼があった際に講演内容などの条件が合えば講師として活動できます。
オンライン講演の講師の満足度を高めるポイント
参加者の満足度を高めるためには、さまざまな点に注意や配慮する必要があります。満足度は今後の活動にも影響があるため、ポイントをおさえればリピートしてもらえる講師になれますよ。
オンライン講演の講師の満足度を高めるポイントを解説します。
外見や話し方に気をつける
社会人として最低限のマナーでもある清潔感は、オンライン講師にとっても重要なポイントです。
見た目に清潔感のない方や、声が小さくて聞き取りが困難な方は、参加者に不信感やストレスを与え、満足度が低くなりがちです。
髪や髭がボサボサで見苦しくはないか?
着ている服にシワやシミはないか?
自分を客観的に確認してみましょう。話し方も、ハキハキと大きな声で話すようにしてください。感じのよい印象を与えられるよう意識すれば、満足度は高くなりますよ。
講演や講義の準備を怠らない
オンライン講演でも、講演や講義をするのは対面の講演会と変わりありません。講演は事前の準備が必要であり、準備を怠ってしまうと満足度が低くなってしまいます。
資料作成や講演の流れを考えて、事前に準備しておけば当日スムーズな進行が可能です。
時間に余裕があるなら、リハーサルも実施しましょう。リハーサルはイメージだけで行わず、実際に声に出して話すことが大切です。実際に声に出してみると、おかしな点や時間がかかる箇所に気づきやすくなります。
必要に応じて修正して当日に挑めばスムーズな進行になり、参加者はストレスなく受講できます。
使用する機材やツールの操作方法を理解する
オンライン講演の場合、パソコンなどの機材や配信するためのツールが必要です。使用機材やツールの操作方法は一通り把握しておかなければなりません。
近年は配信するためのツールが多種多様であり、それぞれ操作方法が異なります。場合によっては講演会の内容に合わせてツールを使い分けなければならない可能性もあるため、実際に操作してみるなどしてマスターしておきましょう。
使用機材やツールが急にエラーになり故障をする可能性もゼロではありません。想定されるトラブルを事前に把握しておき、対策を講じておくと安心です。自分では対応が難しい場合は、トラブル対応の専任スタッフを用意してもらうとよいですね。
配信する環境を整える
オンライン講演を開催するためには、インターネットや配信場所などの環境を整える必要があります。
インターネットの速度が遅いと音声や映像が途切れ、講演会の進行がストップする可能性があります。配信場所の周囲がうるさい環境だと、講演中に雑音となって参加者の集中力を下げてしまうでしょう。
インターネットの環境がオンライン講演にベストな状態かどうかに気をつけて、参加者にストレスを与えないようにしましょう。
画面にメリハリをつける
オンライン講演中にずっと講師だけ、もしくは資料だけが映り続けていると受講者は飽きてしまいます。
そのため、資料をスライド形式にしたり、講師と資料を交互に出したりして画面にメリハリをつけてください。
また、画面に映す資料も文章のみでは物足りず、参加者は飽きてしまいます。イラストや写真などを使用して、視覚的に飽きない工夫を凝らすことが大切です。
集中力の低さは満足度の低さにつながるため、参加者が「おもしろい」と感じるように工夫しましょう。
オンライン講演で満足度を高める話し方のコツ
オンライン講演は、参加者の視聴環境によって聞きやすさが左右されるケースもあります。しかし、講師側の話し方も注意しないといけません。
では、満足度が高まる話し方はどのような点に注意すればよいでしょうか?
オンライン講演で満足度を高める話し方のコツを知って、参加者が有意義な学びを得られるようにしましょう。
大きな声で自信をもって話す
オンライン講演で話す際には、大きな声でハキハキと話すように気をつけなければなりません。どのような講演会でも同様ですが、小さな声で話すと自信がないように見えてしまいます。
講師に対する信頼性も低くなりやすいため、満足度も低くなってしまいます。
せっかくよい内容を講演しても、それでは勿体ないですよね。
大きな声でハキハキと話す様子は、信頼性が増して講演内容にも信憑性を持たせてくれます。
滑舌に注意して早口で話さない
人に何かを伝えるときに口ごもったり、まくしたてるように話したりすると正しく伝えられません。
特に、講演会のようにその場ですぐ聞き返せない場合、参加者が理解できていなくても進行してしまいかねません。その結果、理解度と満足度が下がります。
講演中は、余裕をもって話すように意識しましょう。
滑舌が悪くなる原因は、姿勢や口の開き具合にもあります。背筋を伸ばして、口を大きく開けて話すと聞き取りやすくなりますよ。
焦っている場合や緊張している場合は、早口で話してしまいがちです。落ち着いて話すように意識すると、参加者も安心して傾聴できるでしょう。
ただし、ゆっくり話そうと「えー」や「あのー」などの間延びしたような話し方になる場合があります。ぜひ聞き取りやすく話に集中できる自分なりの話し方を見つけてくださいね。
内容に合わせて表情や声に変化をつける
楽しい話題では表情や声が明るくなり、悲しい話題では暗くなるように、表情や声の変化は聞く側の共感性を高めます。
講演中も内容に合わせて表情や声に変化をつけましょう。声に高低差をつけて抑揚のある話し方をすると、参加者をさらに惹きつけられます。
オンライン講演は、参加者がボタン一つでいつでも退出できる環境です。講演中であっても参加者が「つまらない」や「飽きた」と感じれば、簡単に離脱できてしまいます。
離脱率が高いと満足度は低くなるため、表情や声で感情を表現して参加者の気持ちを掴むことが大切です。
目線に気をつける
講師がパソコンの画面や資料ばかり見ていると、参加者は「自分に向けて話している」とは感じません。これでは参加者は飽きてしまいます。
講演中は、適度にカメラに目線を向けましょう。特に重要な箇所や伝えたい箇所は、画面の向こうにいる参加者を意識してたった一人に伝えているつもりで話すようにするとよいですね。
ジェスチャーやたとえ話を取り入れる
難しい内容を伝えられたとき、言葉だけではイメージできずにわかりづらいときがありませんか?
難しい内容を簡単に把握できるかどうかは人それぞれです。正しく伝えるためには、ジェスチャーやたとえ話を取り入れるのが有効です。
ジェスチャーは非言語的コミュニケーションとも呼ばれ、言葉だけでは伝えきれない部分やイメージを補ってくれます。
たとえ話は聞く側に寄り添ってイメージしやすいよう、難しい内容を噛み砕いて伝える手法です。「誰でも経験あること」や「誰でも知っていること」を用いるとさらに伝わりやすくなりますよ。
オンライン講演会なら講演サーチ
オンライン講演の講師はこれからも必要とされる職業であり、教えるのが好きな方におすすめです。
「オンライン講演の講師を始めたい」「もっと活動の場を広げたい」と思っている方は、まず講演サーチで講師登録をしませんか?
講演サーチは講師派遣会社であるアクト・パートナーズ株式会社が運営しています。いつでも講師として活躍する方を募集しており、応募フォームから必要事項を入力するだけで応募可能です。
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ご応募にあたっては、募集要項などをよくご確認のうえご応募いただけますと幸いです。
まとめ
オンライン講演の講師について紹介しました。オンライン講演の講師はニーズに合った働き方ができるのが魅力ですが、始めるためにはオンライン講演ができる環境を整えなければなりません。
満足度の高い講師を目指すためには、いくつかのポイントや話し方にも気をつける必要があります。今回紹介したポイントや話し方のコツを意識して、満足度が高くリピートされる講師を目指しましょう。これから講師を始めたい方や活動の場を広げたい方は、ぜひ講演サーチの講師募集にご応募ください。
まずは、応募だけでもしてみませんか?あなたの知識や経験を活かして、講演サーチと共に活躍していきましょう。