瀬戸口 仁 せとぐち ひとし プロフィール

瀬戸口 仁(せとぐちひとし)氏プロフィール

略歴
スポーツジャーナリスト。『怒り』マネジメントのファシリテーター。
スポーツ新聞社でプロ野球を11年間取材、米ニューヨークでメジャーリーグを始めとした多くのアスリートを13年間取材。35年以上のジャーナリスト経験をもとにした多くのテーマで、講演、セミナー、研修を全国で行っている。
講演テーマは「怒りを味方につける9つの習慣」「アスリートにおける正しいゴール(目標)設定の仕方」「人間関係構築力」「ウィズコロナ、アフターコロナのコミュニケーション術」など。

経歴
1960年 | 2月25日東京生まれ |
1983年 3月 | 青山学院大学法学部卒業 |
1983年 4月 | サンケイスポーツ新聞社入社高校野球(甲子園大会)から始まり、プロ野球、コミッショナー事務局、評論家担当、デスク業務を行う。 |
1992年 4月 | 産経新聞社運動部へ異動 |
1993年 7月 | 渡米(ニューヨーク) |
1994年 4月 | サッカーのワールドカップ大会(1994年開催地アメリカ)を取材全米オープンテニス(1994年開催地ニューヨーク)をレポートフジテレビ、ニッポン放送、産経新聞社、サンケイスポーツの試合の模様を伝える。 |
1995年 | 日本人メジャーリーガーを中心に取材し、レポートを日本のマスコミに行う野茂英雄投手のドジャース入りを機会に、野茂の全登板を取材。(テレビ、ラジオ、新聞の他の雑誌「ナンバー」やスポーツ雑誌にも記事を寄稿) |
1996年 | スポーツニッポン新聞社と通信員契約アトランタ夏季五輪取材。新聞の他にも文化放送、FM東京でラジオレポーターを行う。 |
2002年 | ソルトレイク冬季五輪で日本代表、特にジャンプ、フィギュアスケート選手を取材し、活躍を記事にした。 全米野球記者協会会員となり、現地記者とのパイプを作り、日本人記者のまとめ役になった。 |
2007年 4月 | 帰国し、執筆活動の他、大学や企業で講演活動を開始。 日本ラグビーフットボール協会とアドバイザー契約。 広報、チケット販売、ジュニアの育成等を強化するために日本代表の監督、GM、選手らをテレビ(NHK、日本テレビBSなど)やラジオ(NHK、文化放送、ニッポン放送、FM東京、ベイFMなど)、新聞(朝日新聞など)、雑誌(週刊新潮など)、サイト(オールアバウト、ライブドアなど)に出演させる等、日本代表の試合チケットの販売促進のための広報活動を担当。 |
2009年 8月~ | 日本ラグビーフットボール協会メンバーズ(ファン)クラブ部門長就任 |
2012年 4月~ | 東京工学院(東京都小金井市)スポーツビジネス科にて、「スポーツ経営学」、「プレゼンテーション」を担当。 |
講演テーマ
ハラスメントを防ぐ3つのやり方
想定する受講者:
ビジネスパーソン全般
提供する価値・受講者へ伝えたい事:
パワハラ予防士である私が、ハラスメントを防ぐとっておきの方法を3つ伝授します。
講演概要:
(ワーク中心の講演です)
まず、ハラスメント度をはかる分析表を渡しますので、自己分析をしてもらいスタートします。
【1.共通点を探す】
2人一組になって、2分間で20個の「共通点」を探し、その結果を全グループに発表してもらいます。
「共通点」は1つあれば友だちになれます。3つあれば大親友になれるくらい、コミュニケーションにおいて最大、最強の武器。それを手に入れる努力をすれば、ハラスメントは防げます。
【2.右目で見る】
視線はとても大事。とくに右目の使い方が重要になります。
人と話をする時、人から話を聞く時、右目で相手の右目を見ながら話をし、聞くようにします。
両目で相手の両目をしっかり見て、話したり、聞いたりするのは、誠意や熱意を伝える面接などには有効ですが、コミュニケーションをとるふだんの会話では強すぎます。
その点、右目で相手の右目を見ると、優しく見ることができ、しかも、しっかり見ている(聞いている)ことも伝えることができます。
これだけで十分コミュニケーション能力が上がり、ハラスメントを防ぐことができますが、さらに上級者になれるやり方があります。
左目で相手の全体を見ます。そして、ミラーリングをして同調効果を高め、さらに、「オウム返し」「それで」「で」を使って、会話を進めていけば、“達人”の域に達することができます。
ここでは2つのワークを実施。1つは、2人一組になってもらい、右目で相手の右目を見ながら、「好きなこと(もの)を5つ」と「嫌いなこと(もの)を5つ」を聞き出し合います。
もう1つは、左目で相手の全体を見て、ミラーリングをし、「オウム返し」「それで」「で」を駆使して、「夢を5つ」聞き出します。
【3.パターンを壊す】
ハラスメントの根源にあるのは、自分の考えに固執して、それを人に押し付けてしまう行為。臨機応変に対応できない行為ともいえるます。それを是正するためには、無意識にしている自分のパターンを変える(壊す)ことが近道になります。
誰にでもパターンはあります。靴は右足から履くのか左足からか、お風呂は右足から入るのか左足からか、銀行のATMや駅の改札口はどのレーンを使うのかなど、自分のパターンに気付いたら、あえて変えて(壊して)みます。
すると、突発的に自分のパターンと違うことが起こったとしても耐久性が生まれ、イライラしなくなります。さらにこれはメンタルまで強くなります。
ハラスメントの根源である物事への固執がなくなるうってつけのテクニックといえるでしょう。ここでは、自分のパターンを5つ書いてもらい、それらをどのように変える(壊す)のかを書いて、発表(宣言)してもらいます。
仕事するのが楽しくなる 怒りを味方につける9つの習慣
想定する受講者:
・ビジネスパーソン
・企業(中小企業を含む)の経営者
提供する価値・受講者へ伝えたい事:
すぐにカッとなる、いつもムカムカする……
怒りで1日を台無しにしてしまう人へ
カッとなって、つい言い過ぎてしまった…
ムカムカして、怒りをぶつけてしまった…
職場で、家庭で、プライベートな付き合いで、穏やかなコミュニケーションを心がけているものの、ちょっとした行き違いで、「怒り」があふれてしまいます。
すぐに「言い過ぎてしまった」と後悔したり、「なぜ、もっとやさしくできなかったのだろう?」と反省したり、自己嫌悪に陥ることも多いでしょう。
怒りやストレスを持つことは、避けられないことです。
ただ、それをコントロールできたほうがベターです。
怒りの種類や特徴は、人によってさまざま。
「怒りを味方につける9つの習慣」はそうした怒りに対する理解を深め、うまくつきあっていく心理学の手法です
講演概要:
怒りのマネジメントとは、怒りやいら立ちといった感情を上手にコントロールすることで適切な問題解決を図ったり、良好なコミュニケーションに結びつけること。
自分自身の怒りやイライラと向き合い、その要因や傾向を客観的に把握することで、自分で怒りを抑制できるように習慣づけることを身に着けます。
怒りのマネジメントには3つの大きな柱がありますが、そのうちの2つ目に三重丸というものがあります。それは、他人の行為に対し、許せる、まあまあ許せる、許せない境界線を作ってしまうことで、許せない気持ちが強いとイライラしてしまいます。
ならば許せる、まあまあ許せるの境界線を広げてみましょう。イライラは思っている以上に解消されます。
著書
『怒りを味方につける9つの習慣』(日本実業出版社 2016年)
『最強の日本人のつくり方』(学研プラス 2014年)
『野球選手の宣言力』(学研プラス 2014年)
『メジャーリーグの息子たち』(学研プラス 2014年)

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